3月22日 暖かくならないので バーベキューをしようと思いましたが 諦めました

私は先週の旅行で もう少し暖かであればオートキャンプ場を借りて テントを張って バーベキューを楽しもうと楽しみにしておりました。しかし天気予報でキャンプの予定日が特に冷え込むとのことでしたから しょうが無く諦めて 但し神戸の北野ホテルにかなり割安で宿泊できて 世界一と評判の朝食を頂きましたので それはそれで有意義な一泊でした。でも私のバーベキューを楽しみたい と言う欲求は満たされていませんので 本日がもし暖かそうであるのなら 山田池公園のバーベキュー場に繰り出して バーベキューを楽しんでやろうと 密かに期待していました。
しかるに 本日もずっと肌寒い風が吹いていました。バーベキューをするとき そのコンロの周りはどちらかと言うと汗ばむぐらいに暖かいのですが 椅子に座ってゆっくりと食事を楽しむときに寒々しいと のんびりと食事を楽しむことが難しそうです。雨の降る心配はなさそうですが 寒くてせっかく準備したバーベキューを早じまいしてしまうのでは 勿体無いし 奥様が旅行の疲れが出られたのか 多少風邪気味だったこともあり 諦めました。
まあ山田池公園はすぐ近所ですから 十分に準備しておけば 午前中の仕事を十二時できっちりと片付けてしまえば 別に水曜日以外の日でもバーベキューは出来るでしょうから もう少し暖かくなるのを待つことにしましょう。それにしても今年の春はなかなかやって来ないように感じます。既に梅の花は殆ど散ってしまっているみたいですから 発が近づいているのは間違いないのかもしれません。今年は梅見に全然出かけませんでした。例年だと暖かそうな水曜日に 京都が多いのですが 梅見物にでかけるのですけれども 今年は旅行が一月ほど後にずれ込んだこともありましたし 暖かくなって春の到来を感じられなかったためか 何となく外出を控えてしまっていました。
ホームセンターなどでは春になり屋外での活動が始まることを予想して バーベキューやテントなどの商品が目立つ場所に展示してあります。私はバーベキューコンロはそこそこ使い勝手の良いものを所有していますが 消耗品の炭と着火剤は 買い足さなくてはなりません。着火剤は新聞紙を棒状に丸めたものなどでも代用が出来ますが やはり着火剤の方が確実に炭が燃え始めてくれますので つい購入してしまいます。
二三年前に 私たちがバーベキューをしている隣のエリアに 大学生らしきグループがやってきました。むさくるしい男の子ばかりの集団なので全然興味はなかったのですが いざバーベキューを始めようとしていたみたいですが 何時までたっても火が起こせないで 困っているようでした。奥様が見かねて 火を起こすのを手伝ってあげるように私に指示を出しました。どうもその連中はバーベキューをしたことのある経験者が一人もいないみたいで スミに直接着火マンの火をかざしていました。炭に 火が燃え移り炭自身が燃え始めるのには かなりの時間がかかるのです。結局着火マンをつけっぱなしにしていたので 着火マン自体が燃料切れになったみたいで 全く火を起こせなくなって 困っていたらしいのです。
全く見ず知らずのお兄ちゃんたちでしたが 困っているのは私も可哀そうに思えてきたので 声をかけて助け船を出しました。うちのコンロに着火するのに持って来ていて 残っていた着火剤と着火マンを持って 隣の兄ちゃんたちのコンロに出かけました。別に炭に火を起こすことは 経験さえあれば難しい事ではありません。まずは着火剤を一番底に並べて その上に炭を立て掛けるようにして並べて後は着火マンで点火するだけです。着火剤が数分間勢いよく燃え続けますから その火の勢いで炭が燃え始めるのです。
ついでにコンロの中で スミの量で火力が決まるわけだから 右端に炭をたくさん並べて真ん中辺りに中くらい左端を少なめにすれば 火力に差が出来るので 調理がしやすい事も教えてあげました。要は焼き始めは強火でどんどん焼けばいいけれど ある程度焼けたものをそのままにしておくと焦げてしまうので火力の弱い所に移動させれば 冷めずに焦げてしまわずに食べられるのです。若いぴちぴちのお姉ちゃんでもいれば 更に詳しくバーベキューの焼き方について教えてあげたかもしれませんが むさくるしい兄ちゃんだけの集団でしたので そこらへんで切り上げました。
わたしたちの方が 先に始めたので 先にバーベキューを終了することになりました。消し炭を専用の回収箱に捨ててから コンロをたたんで収納してテーブルやいすも片付けて車に積みました。その頃には隣のお兄ちゃんたちのバーベキューも盛り上がっていましたが 私たちが荷物を片付けて車に積み始めると 全員が起立して 最敬礼をしてお礼を言ってくれました。一寸お節介だったかとも思いましたが 取り敢えず彼らもバーベキューを楽しめたのですから 手伝いに行ってあげてよかったと思いましたし 礼儀正しい若者たちの集団だったので 別にお礼を言われたくて 助け船を出したわけではありませんが キチンを感謝を態度に示してくれたので 久し振りにいい事をしたのかな と自分でも嬉しくなりました。
知識と経験のない人は 公園などで広いスーペースがあれば 何処でもバーベキューをしていい様に勘違いをしているようですが バーベキューは終了してからも かなり長時間炭が燃え続けますから 専用の回収箱に捨てないと 火災の原因になったりします。ですから 炭専用の回収箱が設置されたバーベキュー場でしかバーベキューを楽しんではいけないのです。よく若い連中が 河原などで勝手にバーベキューを楽しんで コンロをそのまま放置して帰ってしまう馬鹿者がいます。バーベキューコンロ自体がそれほど高価なものではありませんから 使い捨て感覚なのかもしれませんが 同じ日本人として そのような非常識な輩が少なからずいることは 悲しくなってしまいます。まあそんな連中から見れば そんな奴らに常識を求めること自体がナンセンスなのかもしれませんね。

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