4月18日 二か月ぶりに自分の病院へ行きました

十二時に病院を閉めてから 枚方公済病院へ出かけました。別に病院で診察を受けるからと言っても 特別な事をするわけではありません。受付をしたら 看護婦さんからの指示で血液検査を受けに 処置室へ向かいます。そこで採血をしてもらって 血液検査をしてもらいます。後は待合室に戻り 自分で血圧を測ってから 順番が来て名前を呼ばれたら 診察室に入り かかりつけの先生から 検査結果についてのコメントを頂きます。
本日は 昨夜自分で手作りのサラダを食べました。ここの所 炭水化物を食べないようにしていますので 冬場だと鍋料理が多いのですが この時期になるとどうしてもサラダばかりを食べていますので 飽きないように色んな味付けを工夫を凝らします。マヨネーズや色んな味のドレッシングは いい加減食べ飽きていましたので 雰囲気を変えるためにお茶漬けの素を振りかけて食べてみました。食べなれたドレッシングなどとは 食感も風味も異なりましたから それなりに美味しく頂けましたが お茶漬けの素には 大量の塩分が含まれていることを うっかり忘れていました。
病院で血糖値やヘモグロビンA1cを測ることにばかり気を取られていて 血圧も測定することをすっかり忘れてしまっていました。ですから病院に行く前には 普段以上に塩分にも気を付けないと 血圧が上昇してしまう と言う極当たり前の事を忘れていました。前夜に塩分たっぷりのお茶漬けの素を それも二袋も サラダに振り掛けて食べてしまいましたから 当然普段から高めの血圧が更に高くなってしまいました。一回目の測定結果は 収縮期血圧が145で 拡張期血圧が101でした。
まあ血圧を測定して高めの値が出た場合は マッサージなどをして 血液の循環を促せば 多少は血圧を下げることが出来ますので そのような動作を繰り返しました。まずは指のマッサージをしました。指の付け根から揉み始めて 徐々に指先に向って揉んでいき 指先を念入りに揉み解しました。次に親指と人差し指の付け根の間の部分のお肉をしっかりと揉み解しました。手のひら全体を振って 血行を促進しました。
次に足の指をつまんで しっかりとマッサージしました。続いて足の裏 特に土踏まずの辺りを念入りに揉んで解しました。最後に掌と同様に足首から先をブラブラして 少しでも血行が良くなるように足の先全体を解しました。もう一度血圧を測ってみると 収縮期血圧が 135、拡張期血圧が90にまで下がってくれましたので ホッとしました。その時に 誰かの視線を感じて 振り返ると奥様が怪訝そうな表情でこちらを見ておられました。
[あなたなんて 普通にしていたって不審人物なのに 分けの解からん行動を繰り返すんじゃないわよ」といきなりお小言を頂戴しました。本日は生憎とトリミングの予約が入りませんでしたので 奥様には自宅でお休みしてもらっていました。ただ前回私が診察を受けた時がインフルエンザにかかってしまって体の状態が最悪だった時に診察日が重なり 診察を待っている間に 椅子に座っていただけでしたが 全く動けない状態になってしまい お恥ずかしい話ですが 車いすで処置室に運ばれる大騒ぎになってしまいました。そのときたまたま奥様が一緒にいてくださったので 私が治療を受けている間に奥様がかかりつけの先生から話をきいて下さいましたし 治療にも付き添ってくださいました。
前回の診察時に そんな失態をしでかしてしまいましたので 奥様が心配して様子を見に来てくださったのでした。血圧を測りましたが 私の順番が回ってくるまで少なくともあと一時間はかかるはずです。そこで入院病棟と外来の診察室をつなぐ廊下の途中に飲み物の自動販売機があり イスとテーブルが幾つかおいてある休憩所のような場所に移動して 病院に来る前に近所のスーパーで買ったおにぎりを食べました。水筒に熱いお茶も用意していましたので 熱々のお茶でのどを潤しながら 久し振りのお米のご飯を味わいました。
その廊下の途中にある休憩所は 病院に診察を受けるために来る度に 訪れていますが いつもは私一人ぼっちでのんびりできるのですが 本日は私と奥様が腰かけるとすぐに杖を突いたお爺ちゃんがやって来て 自販機で缶コーヒーを買って 飲みながら文庫本を読み始めました。更にしばらくすると 私たちと似たような年恰好の夫婦がやって来て ベチャクチャしゃべりながらコンビニで買ってきたサンドイッチを食べ始めました。いつもは静かな休憩所が 今日は凄く賑やかでした。奥様も病院のパン屋さんで買ってきたパンを齧りながら 私と賑やかにおしゃべりをしていました。
私がおにぎりを食べ終わってホッと一息つきながら お茶を飲んでいると 廊下を一人の女性が通りかかり 何気なく振り返ると なんと近所の藤阪に住んでいる父の弟さんの奥さん つまり私の叔母さんに当たる方でした。近所に住んでおられますが ご主人である私の父の弟さんは もうかなり前に亡くなられて 一人暮らしをされています。近所に住んでいますから お宅の前を通りがかることはしばしばありますが 取り立てて用事もありませんので それこそ年賀状のやり取りだけで 偶然に十年以上ぶりにお目にかかりました。
立ち話で お互いの近況を報告しあいました。叔母さんは 久し振りにお目にかかりましたが 思っていたよりはずっと若々しく見えて お元気そうでした。健康診断でちょっと気になる項目があったので 本日再検査を受けに来られたのだそうですが すこぶるお元気そうでしたから 安心しました。うちの父も母を亡くしてから かなりの年月が過ぎましたが 意外なほどに元気でおります。私はもし奥様に先立たれたり 三行半を突きつけられたりして 一人ぼっちになってしまったら とてもその先元気に 生きていける自信がありません。まあ奥様に先立たれる心配は殆どありませんが 見切りをつけられて去って行かれないようにだけは細心の注意を払って 生きていこうと思います。

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