4月21日 1816年の本日 シャーロットブロンテが生まれました

ちょうど二百年前に生まれた方のお名前が 今も燦然と輝いていますから 凄いことだと思います。エミリー、アンという妹たちとブロンテ姉妹と呼ばれているイギリスの女流作家さんです。シャーロットブロンテの代名詞である代表作「ジェーンエア」は 高校時代に読破しようとチャレンジしましたが 正直 読んでいて楽しい気持ちになる作品ではないので いつも途中で挫折してしまいました。

いつもジェーンがロチェスターと結婚しそうになった時に 実は狂人となってしまった妻が存在していることが明らかになって 去っていく場面辺りで挫折してしまいました。高校時代に何度も読破しようとして挫折した小説としては トルストイの「戦争と平和」がありますが 「ジェーンエア」も結局は最後まで読み通せませんでした。

テレビで 映画化されたものを見ましたから 全体のストーリーと結末は分っていますが やはり原作の小説をきちんと読破できていませんから 自分の中では 何となく十分に消化できていない物語です。シャーロットは38歳で亡くなりましたから 残っている作品が少なくて 他の作品は名前だけ知っているぐらいのものですが、 やはり代表作を読破していないので チャレンジもしていません。

ブロンテ姉妹は 三人とも短命で エミリーとアンも30歳前後で亡くなっています。エミリーの代表作である「嵐が丘」は これまた暗くてドロドロした人間関係の中で繰り広げられる復讐劇だったように思いますが まだ話の展開がテンポ良かったので 何とか最後まで読み通せました。但し かなり重たい内容だったので 繰り返し読みなおそうとは思いませんでした。この作品も映画化されていますので そちらをテレビで見ましたが 登場人物が 私のイメージとは違って馴染めませんでした。

高校時代は かなり私自身が暗い性格で 寂しい高校生活を過ごしていましたから 結構暗くて 重たい内容の小説にチャレンジしましたが その後大学生になってからは 読んで楽しい娯楽作品 例えば栗本薫さんや司馬遼太郎さんの分かり易い小説ばかりを読むようになりました。いつもブログの題材として取り上げた作品は 懐かしさがこみ上げるので もう一度その作品を手に取ってみようと思いますが ブロンテ姉妹の作品は 暗くて重たすぎるので この歳になってからでは とてもまたチャレンジしようなどとは考えません。

私はクラシック音楽で ブルックナーのシンフォニーなどを好んで聴いていた時代がありましたが 今では重すぎてしんどいので シンフォニーを聞くのも やはり分かり易くて 程々の長さのチャイコフスキーやブラームス辺りがちょうどいいように感じます。こんな所にも 還暦まじかになり 精神的な体力というか持久力が衰えている事を痛感させられます。やっぱり歳は取りたくないものですね。

 

 

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