4月25日 25日と言えば今でもお給料日の定番なのでしょうか

本日は日曜日なので25日にお給料日の方は多分23日の金曜日に繰り上がって振り込まれているのだと思いますが いろいろと時代が変化していますから お給料日も以前は25日が定番みたいでしたが もっといろんな日にお給料を受け取っておられるのでしょうか。私も数年ですが塩野義製薬に勤めて サラリーマンを経験させていただきました。現在はどうなのか分かりませんが 私が務めていた三十数年前の時代には 製薬会社はかなりお給料に恵まれた業種でしたので一年目からかなりたっぷりと頂いていました。私は当時から勿論お酒を嗜みませんし ゴルフは三年目からかなり凝りだしましたが最初は全然興味がなくて お金のかかる遊びは全然縁がないので 取り立てて給料日前に余裕がなくなることはなくて それほど給料日が楽しみでもありませんでした。

ボーナスもいきなり50万円以上頂きましたが これと言った使い道がないので 殆ど銀行の定期預金に入れていました。まあ、たいして遊びにお金を使わないのは 現在も似たり寄ったりで 普段は近所のカラオケに通うぐらいだし、年に二回出かける旅行の時にはある程度思い切って贅沢をしますが 二回の旅行で合わせて十泊ぐらいですから その金額もたかが知れています。洋服はポロシャツとトレーナー、下はジーパンしかはきません。靴は年間を通してサンダルしかはきません。ギャンブルは一切やったことがありません。お酒もタバコも全く縁のない生活ですから 殆どお金を使う機会がありません。

勿論、守銭奴みたいにお金をがつがつ貯め込んでいるわけではありませんが この病院を廃業して奥様と南の島で のんびりと優雅に暮らせるくらいの金額は貯蓄したいとは思っています。その為にはあと数年は頑張ってお仕事を続けなければなりません。元気で体が十分に動くうちに引退して 南の島で中古のクルーザーを買って毎日トローリングを楽しむつもりです。小さな畑を作りバナナやマンゴーの木を育ててみるのが夢です。ほんの少しだけですから 素人が初めてもなんとかなるような期待をしています。

病院を廃業した時に病院を売却したり小規模企業共済から受け取る退職金などで一時的に収入が増えるはずなので その税金対策として民宿を営もうと思っています。民宿やクルーザーを購入する費用などが 必要経費として課税対象から外れるからです。勿論民宿で儲けようという気持ちはなくて 友人や親せきが遊びに来てくれやすいアイテムのつもりです。病院の患者さんでも希望される方があれば 恐らく南の島の第一候補は石垣島ですが 殆ど料金を頂かずに大歓迎いたします。

宮古島と石垣島のどちらに移住しようか悩んだ時期もありましたが 石垣島の方がよそから移住してきた人が優しく受け入れてもらえるという評判を聞きましたので石垣島が第一候補に挙がっています。竹富島や小浜島なども魅力的ですが 年寄になってからの移住ですから ある程度病院などの施設が整っている島を希望すると 石垣島に落ち着きそうな気持ちです。

将来の夢 というか希望に話が飛びましたが 給料日に話を戻します。病院を開業する前に開業の準備と診察や治療の勉強の為に数年豊中にある病院に勤めました。要はその病院に丁稚奉公に入るようなものです。給料も驚くほど少なかったです。交通費も残業手当も全くなくて 自宅から通っていましたが 殆ど自分の自由になるお金はありませんでした。塩野義に勤めていた時の方が遥に裕福でした。まあその病院だけが獣医師を低賃金でこき使っていたわけではないので 文句を言っても始まりませんが その数年は給料日がさすがに楽しみでした。

ボーナスもほんの雀の涙でしたが 普段の給料が少ないだけに 有難かったです。私は岐阜大学時代の六年間 親から一切の援助を受けずに学費や生活費をアルバイトで賄って過ごしましたが 岐阜大学時代よりも動物病院に勤めている時の方が 経済的にはもっと辛かったように思います。病院を開業してからは 毎日数万円の売り上げが上がっていますが病院として利益が上がっているのかどうかさっぱり分かりません。開業当初は 一日の売り上げや経費は伝票にあげて 売上帳や金銭出納帳の記帳は自分でしていましたが 決算して申告する作業の殆どを父親に代行してもらっていたので 決算しても病院自体が儲かっているのかどうか全然実感できませんでした。ただ借金を返済して 薬屋さんなどの支払いをして 生活費を抜いても病院にお金があるので 多少は儲かっているのかな という感覚しかありませんでした。

自分が開業してからは 自分が貰う給料日は勿論なくて アルバイトの子たちに給料を支払う立場になりました。月初めに前月分のアルバイト料を手渡すとにっこり笑顔で受け取ってくれるので こちらも思わずにっこりしてしまいます。自分のお給料日としては 貧しかった病院勤め時代には楽しみでしたが 余裕のある塩野義に勤めていた時期には何も感じませんでした。別にとくに裕福になりたいとは思いませんが やはり経済的に貧しいと 気持ちの上でも余裕がなくなりますから ある程度余裕のある生活を続けたいと思います。

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