5月16日 緊急事態宣言が 段階を踏んで 徐々に解除されていくみたいです

解除 という言葉が適切なのかどうか疑問です。解除されてしまったら 緊急事態ではなくなったのでしょうか。大体 この宣言が出されるずっと前から 国の状態としては緊急事態だったわけだし 大阪府はまだですが 解除された各県が現在もまだ十分に緊急事態と言えるように思います。日本の場合 極端にコロナ感染症の検査を受けている数が少ないので 表面的に感染症と診断されている患者さんの数が 少なくなっているだけだなのではないかと思ってしまいます。このブログで何度も書きましたが 外出を極端に制限して 他人との接触を大幅に制限すれば 確かに人から人への感染という現象は 少なくなるのかもしれませんが この感染症問題の 根本的な解決には 全然近づいていないように思います。これまた繰り返し表現してきましたが 臭いもにきつくふたをしたので 現在の所その臭いにおいが幾らかましになっただけのことだと思います。
一旦 確認された感染者数が 急増して 右往左往しながら 何とか医療崩壊を未然に防ごうとして ワクチンの開発や特効薬の発見といった 根治療法ではなくて 取り敢えず人同士の接触を制限して 感染者数を抑える対症療法を頑張って 見た目の確認される感染者数だけ減少したら この感染症騒ぎが終息したと勘違いして 人の接触の制限を緩和した途端に またもや確認できる感染者数が 直ぐに増加してしまうという 誰でも予想できる単純なシナリオに 日本も当てはまろうとしているようで 残念です。
日本よりも早い時期に 終息したと勘違いした中国や韓国で 再び感染者数が増加しはじめています。中国は自分たちに都合の悪いことは 徹底的に隠ぺいするお国柄ですから 今の所第二波が到来していることを 隠していますが そのうち隠しおおせなくなってしまうように思います。韓国は とにかく検査数を馬鹿みたいに増やして 感染症をコントロールできたと勘違いしているみたいですが 検査というのはあくまで その人間が感染症に罹っているか否かを判断するだけのことですから 二次感染を未然に防ぐために役に立つことは認めますが 根本的な感染症対策ではないことは 絶対に間違いないと思います。
日本でも ゴールデンウィーク明けから 明らかに人出が増加していますし やっと開いてくれたお店には 行列ができていますから もう少ししたら またもや確認される感染者数が増加することは 間違いないでしょう。これまでに 世界的に流行した病気の 安全性の確認されたワクチンや特効薬が開発されて 十分な量生産されるまでには 少なくとも数年かかっています。ですから この病気が 本当の意味で終息を迎えるのは 数年先 つまり東京オリンピック問題は 一年延長しましたから 取り敢えずは棚上げされていますが 現実に開催されることは 夢のまた夢だと思います。
否定的なことばかり書いてしまいますが なんだか日本人全体が 緊急事態から脱出できた と勘違いして浮かれているのが とても残念に思いますので 書いてしまいました。私の予想が 全部大外れで 大ウソつき野郎と罵られる結果になってくれた方が よっぽど嬉しいです。

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