5月25日 お給料日の定番は今でも25日なのでしょうか

フィラリアの毎月の投薬日を決めるのに 今頃になると「お給料日で忘れにくいから25日にしましょう」と飼い主さんに提案することが多いのですが 果たして現在でもお給料日と言えば25日の場合が多いのでしょうか。何しろ 自分が開業してからは どちらかと言うとお給料を支払う立場になりましたから その日が楽しみにならなくなってしまいました。これまで当院で働いていただいた方は 結構いらっしゃいましたが 全て時間給で支払っていましたので 殆どの場合月末で締めて その時間数から支払う金額を計算して 翌月の始めに支払っていました。

奥様には 生活費として決まった金額を大体二十日前後にお支払いしていますが 時々ウッカリして支払いを忘れていて 請求されてから慌ててお支払いする場合もあります。自分の分の生活費は 一応申告するためには 月々決まった金額を受け取っていることになっていますが 適当に必要に応じて病院にあるお金を使っています。私は凄く文化レベルの低い生活をしていますから 自分の出費の大部分が食費です。恥かしい話ですが エンゲル係数が凄く高い生活をしています。

私の場合 趣味と言っても たまに奥様と二人で時間の空いた昼間に料金設定の安いカラオケ屋さんに通うぐらいのものです。それ以外にお金のかかる趣味は全くありません。大学生の頃には 学生同士で僅かなレートの賭けマージャンをやった記憶はありますし、パチンコをしてチョコレートでも沢山獲得して 所属する合唱団の女の子に配って人気取りをしようと頑張ったことはあります。しかしパチンコはあくまでも時間つぶし、+αとして女の子の関心を引こうとしてのチョコレート狙いでしかありませんでした。その後パチンコでスリーセブン等の機種が登場してからは 当たれば一攫千金 当たらなければすぐにお金と玉が無くなるようになりましたから 興味を無くしてしまい それ以来一切手を出していません。麻雀も相手をしてくれる友達がいませんから もう何十年もやっていません。

ギャンブルと名のつくものは 競馬も競輪もボートレースも 全く興味がないので一切やったことがありません。中学生の頃に競馬に憧れて テレビで放送する大きなレースの予想を懸命にやってみた位で 実際に馬券を買ったことはありません。お酒も凄く沢山飲んでいそうな体型をしていますが 正月のお屠蘇ぐらいしか嗜みません。自慢じゃありませんが煙草も吸ったことがありません。

別に品行方正な真面目なお坊ちゃんを目指したわけではありませんが ギャンブルなんてトータルして考えれば大部分の人が大きくマイナスしているはずです。勝った時の自慢話は人にするけれど 誰も大損した情けない話はしていないだけだと思います。そうでなければパチンコ屋さんがあれだけ大儲けしているはずがありません。お酒は気が滅入った時など 飲みたくならないでもありませんが 情けないことに体質的にアルコールを受け付けないみたいで 酔っぱらって気分が良くなる前に 確実に気分が悪くなってしまうのです。たばこなんて百害あって一利なし と若い頃から思っていましたから 周囲の人間がカッコつけて吸い始めましたが 愚かな行為だと腹の中で笑っていました。

他にも金のかかりそうな趣味は殆どなくて テレビの番組を ブルーレイプレイヤーが勝手に私の興味のありそうな番組を録画してくれるように設定してありますので せっせと見ては消去するぐらいです。後は時間が余ったら ユーチューブで昔のテレビドラマや 吉本新喜劇などを見て笑っています。この二三日は「パンクブーブー」の漫才、コントを見て大笑いしていました。そんな悲惨な生活ですから 食費以外は殆どかかりません。水道光熱費や家賃は毎月支払っているわけではありませんし 洋服なども自分の分は殆どかったことがありません。だからエンゲル係数が凄く高い生活なのです。

お給料日の話から脱線してしまいましたので 元に戻しますと 民間の会社が25日にお給料日を設定している場合が多いのはなんとなく理由が見当がつきます。家賃やローンの支払いなどが 月末に多いはずですから その前に給料を振り込んでおくことが望ましいからのように思います。私が勤めた塩野義製薬の場合は 何故か十日締めで二十日払いでした。まあお給料日と言っても自分の書類入れに 事務の女の子が 明細書を入れておいてくれるだけの 銀行振り込みでしたから 有難味も何にもありませんでした。

私は立命館大学を卒業してからのほんの数年を塩野義製薬でサラリーマンとして過ごしましたが 今考えると会社にご迷惑をかけてばかりおりました。基本給は 製薬業界では平均的な金額だったと思いますが それ以外に食卓費と言う名目で外ではたらいた時間数に応じて 一日四千円ぐらいもらっていました。食卓費だけでも月二十万円ぐらい頂いていました。外勤手当と言う名目にしてしまうと課税対象になるので 食卓費と言う名目にしてあるのだと聞いていました。その上独り者の一年目のペーペーでも2LDK位のそこそこのアパートを借りてくれていて 家賃も会社が払ってくれていました。車もカローラでしたが 殆ど新車を与えられましたし ガソリンもカードで全額会社が支払ってくれていました。

仕事は相当にしんどかったですが 凄く恵まれた環境を提供してもらっていました。なのに私はこんな仕事を一生続けるのは嫌だという理由で ほんの二三年で辞めてしまってまた大学に入り直すのですから 会社にすれば迷惑のかけられっぱなしだと思います。本当に申し訳ありませんでした。またまた話が脱線していますが お給料日に戻しましょう。公務員の方々は 何故か月の半ば十五~十八日ごろが多いのだそうです。公務員にはなろうと思ったこともなろうとしたことも 今後なることも全くありませんから どうしてそんな月の半ばにお給料をもらうのか 見当もつきませんし 殆ど興味もありません。

アルバイトをしているフリーターと言う方も 相当数おられるみたいですが 基本的には二十五日が多いのだそうです。現代では少なくないはずの派遣社員の方も同様の場合が多いみたいですから 二十五日をお給料日として捉えるのは 今でもあながち間違いではないようです。よくテレビドラマで お給料日にはすき焼きやステーキ と所謂ご馳走に決まっているおうちが描かれていることがありましたが 我が家も典型的なサラリーマンの家庭でしたが 何時が父のお給料日なのか など全く気付かずに生活していました。お給料をもらったからと言って別に晩御飯のオカズが豪華になることもなければ お給料日前になると オカズが質素になることもなかったのは 母親が計画性があったからかもしれません。

私がお給料をもらう事はもうないはずですが 現金のたっぷりと入った給料袋を 会社の上司から受け取るのも悪くはなさそうなので 一度経験してみたかったです。

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