5月28日 歯医者さんに行きました

歯医者さんに行くのは 恐らく誰もがする極普通の行為かもしれません。しかし私としては かなり画期的な出来事でした。殆どの方が 歯医者さんは嫌いだと思います。受付の女の子は愛想がよくてかわいいし、看護婦さんもかなりの美人ぞろいです。先生は叔父さんですが とても紳士的な方で 優しく接してくださいます。それでも歯医者さんに行くのには かなりの勇気がいる行為です。私が今回画期的であると表現したのは 何時もなら 痛くて辛抱できなくて 歯医者さんに駆け込むのですが 今回は少なくとも現在の所 痛みを感じていないのです。只右上の糸切り歯が 明らかにこれまでよりも変形してしまって 舌で触っても明らかにそれまであった歯の一部が欠け落ちてしまったのが分るのです。
現在は幸いなことに痛みを感じていませんが 間違いなくこの先暫くしてから 相当な痛みが発生することは これまでの経験からすると間違いありません。いつも我慢の限界まで辛抱してから歯医者さんに行くので その歯が神経の部分まで完全に浸食されていて 神経を殺さざるをえない状態にしてしまいます。神経を殺す作業は注射一本で済みますから さして辛い事ではありませんが せっかく生きている歯を殺してしまうのですから この先その歯は朽ち果てていくだけの運命です。神経がありませんから 幾ら浸食が進んでも痛くありませんから どんどん朽ち果ててしまいます。
本日はまだ痛くない段階で治療を始めましたから 幸いにその歯を殺さずに済みました。悪い部分を削り落とす作業のために 軽い麻酔をかけられて 暫くしてからあの恐ろしいキーーンと鳴り響くドリルで 虫歯の悪い部分が除去されました。取り敢えず本日は 空いてしまった穴ぼこに樹脂を埋め込んで治療は終わりました。一週間後に落ち着いたところで更に整形してかぶせ物をするための型を取る作業がなされると思います。
私のかかりつけの先生はうちの病院の近所の北村先生ですが 気に入って通っているのは 話し方が優しくて 安心できるのと 麻酔のかけ方が上手で全然痛くないからです。麻酔は歯茎に注射をするのですが この時上手な先生がすると殆ど痛みを感じませんが 下手糞な先生がすると凄く痛くて 麻酔をかける前の麻酔が必要だと感じる位です。北村先生は 優しくて上手なので 単に近いから通っているのではなくて 通いたいから通っているのです。
麻酔は一旦効き始めると 結構な時間は痺れっぱなしです。唇の感覚もおかしくなってしまいますから 麻酔が覚めないうちに食事をすると 知らないうちに口から食べ物がこぼれ落ちることがありますが お腹が空いたので 食事に出かけました。ちょっと違和感はありましたが恐ろしい歯医者さんに行った直後でしたから 緊張から解放されて ホッとして 美味しく昼ごはんがいただけました。いつもは医者さんに行くたびに 今度こそ朝晩キチンと歯を磨いて 歯医者さんとは無縁の人生を送りたいと決意するのですが 私は本当にだらしのないダメ人間で 直ぐに歯磨きをサボる生活に戻ってしまいます。
人間の性分は 恐らく死ぬまで変わらないのでしょうから 頑張って現在残っている歯を大切にしようとは思いますが きっとまたしばらくしたら歯医者さんのお世話になるのだろうと思います。まあ六十歳にしてはそこそこ自分の歯が残っている方かもしれませんが 今後も自分の歯で物が噛める状態が長続きするように頑張りたいです。還暦にはなりましたが まだまだ入れ歯のお世話にはなりたくないので 毎日少しでもいいから歯磨きを続けようと思いますが とにかくだらしのない人間なのでまあ難しいと思います。でも歯の健康は全身の健康につながりますから 長生きするためにも何とか何とか頑張ろうと思います。
毎日朝晩歯を磨くのが当然の生活をされている方も多いとは思いますが グウタラナ人間もきっとこの世には結構いてくれるとは思います。何とか自分のだらしなさを正当化しようとしていますが 結局は自分が元気で長生きしたければ やるべきことはしなければなりません。ダラダラと訳の分からん事ばかり 書いておりますが 今度こそは 今度こそはきっと 現在の決意 朝晩の歯磨きの励行 と言う当たり前の行動をキチンと実行したいです。 

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