6月10日 千葉県の知事さんが「五輪は所詮スポーツイベント」と発言して 非難されているのだそうです

この知事さんとしては オリンピックに観客を入れる場合 オリンピック観戦のための外出は ある程度優先的に認められるのでしょうが 国民に不要不急の外出を自粛するように強く求めていることとの兼ね合いに問題があるのではないか といった意味合いで発言されたみたいです。開催するのかしないのか 観客を入れるのか入れないのか 決定が迫られている非常にデリケートな時期での発言だけに マスコミなどが過敏に反応しているみたいです。知事さんのいう事には 外出というか帰省を控えたために 親の死に目に会えなかった人がいるのだそうです。なのに五輪観戦のための外出は ある程度大目に見てもらえるのだとしたら おかしな話ではないですか といった意味合いの事をおっしゃりたいようです。私も新聞記事を読み齧っただけなので この知事さんの真意まではよく分かりませんが 仰っている意味合いには それなりに筋が通っているように思いますし 取り立てて大騒ぎをするほどの事ではないように思います。
昨日のブログで 子供のワクチン集団接種について その自治体以外に住む人間から非難が殺到した話を取り上げましたが 皆コロナ禍で 苛立っているからなのかもしれませんが 冷静にその言い分なりやろうとしたことを理解すれば それほど責められるべき内容ではないのに 攻撃を受けているようで 残念に思います。この時期に オリンピックについて否定的な発言をした というだけで大騒ぎするバカが沢山いて とても悲しいです。自分の利害にかかわることなら ある程度 過敏に反応するのも仕方がないようにも思いますが 他人の発言の表面的な意味合いしか理解しないで 揚げ足を取ったつもりで 非難の声を上げたがる愚かな人間がこの世の中からいなくなればいいのに と心底思います。
それにしても オリンピックについては 何時頃最終的な決断が下されるのでしょうか。コロナ禍の事を考えるなら 世界的な大イベントであるオリンピックを中止にすることも 現実的に考えなければならないのかもしれません。私は本当に新型コロナ感染症というのは つまらない病気だと思いますけれど 現実に毎日確実にこの病気でお亡くなりになられている人が少なからずいらっしゃるのです。そしてこの病気を撲滅して 人間社会から隔離することは 絶対に不可能だと確信しています。ですから この病気をもっと受け入れて 共存することを考えるべきだと このブログで何度も何度も書きました。この病気でお亡くなりになられた方の数は一万人を超えておりますが 例年日本ではいわゆる普通の風邪をこじらせた肺炎で 数万人がなくなっているのです。勿論死者の数だけで その病気を比較するべきではないのかもしれませんが 冷静になって考えれば いわゆる普通の風邪に比べて 皆何をそんなに恐れているのでしょう。普通の風邪を人間社会から駆逐することなど誰も目指しません。それと同じように新型コロナ感染症を受け入れさえすれば 必要以上に恐れなければ 当たり前に人間社会に存在する病気だと認識できさえすれば 現在のすべての大騒ぎが消えうせるのです。
ニュースで 飲食店業界の団体が このままだと外食産業は殆どすべてのジャンルが 継続不可能の状態に陥ることを警告していました。外食産業が衰退してしまえば 食いしん坊の私としては 大変な世の中になってしまいます。飲食業だけではなくて 食品を生産している農家さんなども 深刻なダメージを受けているみたいだし 関連する割りばし業界の方たちも息も絶え絶えの状態だと訴えていました。勿論旅行どころではない状況なので 宿泊業や人を運ぶ交通手段に関わるお仕事の人も現在がほぼ限界でこのままの状態が続くと 例えコロナ禍が治まっても 元のようにスムーズに人々を運搬することも人を宿泊してもらう事も出来なくなるのは間違いないのだそうです。
繰り返しになりますが 本当に新型コロナ感染症は 何時まで経っても 撲滅が完了して 過去の病気には決してなりません。甘んじて受け入れて 上手に共存することを目指すしか 対処法はないように思います。私のような馬鹿な人間に分かっているのですから もっと先の読める 賢い人たちが沢山いらっしゃるはずですから 日本をそちらの方向に上手く舵取りをしていただきたいです。まあ実質的な効果が全くない緊急事態宣言を繰り返し発所して 人の外出を制限して 目先の感染確認人数の減少しか目指せない 現在の政治家には 全く期待できないのかもしれません。何時まで経っても頑なにコロナ患者を受け入れようとしない病院たちに 正義の鉄槌を振り下ろせない愚かな政治家に期待はしていません。何方かもう少しだけ先が見通せて 日本の将来を明るい方向に導いてくださる人物の登場を願うばかりでございます。

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