6月2日 体育大会で 中高生が 熱中症で バタバタと倒れたのだそうです。

気温は 三十度にも達していないのだそうですし 体育大会なんて 自分の出番でない時はほとんど座って休んでいて たまに自分が出場する種目の時に ほんの数分間頑張るだけだったように思います。今どきの若者は 本当にひ弱になってしまったようで とても残念に思います。私は 両親があまり勉強しろと 煩いことを言わない 子供の自由を認めてくれる方だったので 特に小学生の頃は 夏休みなど 虫取り網とかごを抱えて 炎天下に野山を歩き回っていました。せめて帽子位株ればよかったのかもしれませんが 殆どかぶらずに何時間でも 汗びっしょりになりながら セミを追いかけていたように覚えています。
兎に角私の夏休みの 大半は蝉取りに明け暮れていましたから 自然と夏の暑さに対する抵抗力のような者が身についてしまったのかもしれません。確かに気温的には 私が子供の頃に比べて 夏の日の最高気温などは 五度から十度高くなっていると思います。とはいえ 六月の最初の まだ最高気温が三十度にも達していない状況で どうして一番元気なはずの中高生がバタバタと熱中症に倒れるのでしょうか。日頃部活で しっかりとした練習に打ち込んでいないのでしょうか。勿論体育系の部活に参加している生徒ばかりではないのかもしれませんが 大半を座って休んでいる体育大会本番の日に 少なからぬ数の生徒が熱中症に倒れるなんて 厚労省なり文科省なりは 子供の体の鍛え方について 根本的に考え直す必要があるように思います。
私は 自分が 暑さに強い体質に生まれついたのかもしれませんが 現在でも 炎天下に数時間歩き回って 自分の病院のチラシをポスティングしております。無論 熱中症対策には 気を配っています。肥満体で 心臓に不整脈などという病気を持っていますから 適度な時間を見計らって車に戻って 冷房を利かせた車内で 休憩し 冷たい飲み物をタップリと飲みます。私は今年65歳になりました。そんな病気持ちの肥満体の老人が 炎天下に数時間歩き回っても 熱中症の兆候すら感じたことがありません。若くて元気な中高生が どうして熱中症にかかるのか 勿論学校側としても 十分に熱中症への対策を立てたうえで スケジュールを組んでいるはずなのに どうしてこんな現象が 毎年発生するのか 本当に不思議に思います。
やっぱり親が 子供たちを暑いさなかに公園などの屋外で 遊びたいだけ遊ばせない事に一番問題があるのではないでしょうか。そもそも 子供たちの遊びが ゲームなど室内でのものばかりになっていて 外で遊ぶことに興味を持てないのなら 恐らく親の環境づくりに問題があったのではないでしょうか。子育ての一番肝心な部分は やっぱり家庭環境によるもののように思います。現在の中高生の親世代自体が あんまり屋外での活動を好まなくなっていたのかもしれませんが やはり人間は外に出て 自然と触れ合うべきだと 思います。夏の屋外は 兎に角蒸し暑いし 日焼けはするし 虫たちも飛び回っていますが そんな環境で育った方が 多分間違いなく 丈夫で逞しい人間になれると思いますから 親世代から考え方を改めないと 大した暑さではないし 大した運動もしていないのに バタバタ熱中症にかかる生徒を生み出す現象は 減少していかないと思います。多分この夏も似たようなニュースが 続出するのでしょうが 正直私は 倒れた子供たちへの心配な気持ちよりも 申し訳ありませんが そのひ弱さ 不甲斐なさに 不愉快さを感じてしまうと思います。

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