6月2日 父が 施設内で転倒して大腿骨を骨折してしまいました

もう93歳ですから いつ死んでも不思議がない年齢だと思います。三月の末に自宅の玄関で転倒して 動けなくなり 冷たくなって発見され救急搬送されたことをこのブログでも書きました。年齢を考えるともう駄目だろうと という気持ちで救急車を見送りましたが しぶとく復活して 一月で何とか退院できました。但し実家に戻るのは医師やケアマネージャー 家族が無理だと判断しましたので 施設に強引に入所させました。部屋が狭いだの 食事がまずいだの 散々文句を言っておりましたが 一月ほど経過したので ある程度諦めがついたのか それ程文句を口にしなくなりましたので ホッとしておりました。但し相変わらず 生活に必要な品を実家から持ってこいとか家具や電化製品の買い物に付き合わされたりして 面倒は頻繁にかけられております。
今夕 その施設の看護師さんから電話が入り 部屋内で転倒して起き上がれない状態にあったのを 発見されて しばらく様子をみたけれど 足の痛みが一向にひかないので 近所にある系列の病院に連れて行って診察を受けさせようと思うのですが よろしいでしょうか という確認のための電話でした。転倒してかなりの時間が経つのに かなりの激痛が全然ひかないのであれば 承諾など得ないで さっさと病院に連れて行ってくれれば と思うのですが 診察を受ければ 当然費用が発生するので 一応家族の同意を得ないと 後で文句を言われたりするのだそうです。
私が承諾したので 直ぐに近所にある病院へ向かったのだそうで 三十分後位に また電話があって 大腿骨を骨折していることが分かったのだそうです。仕事が終わってから 駆けつけたのですが 診察した先生とコンタクトできませんでしたので どのような状態でありどのような見込みになるのか 見当がつきませんが 骨折した部位が大腿骨でも骨頭にあたる部分 つまり骨盤の近くの ややこしい所なのだそうで かなり面倒な手術になりそうですが 出来るだけ早く手術してもらうしかないでしょう。上手く手術してもらえても それまでが杖を突いて辛うじて自力で歩ける程度でしたから 退院後は車いすのお世話にならざるを得ないことを覚悟しております。当面自力でトイレにも行けないのですから 当然おむつのお世話にならなければならないのでしょうから 本人としては屈辱的かもしれませんが 致し方のないことでしょう。
前回 今年の四月に入院した時は 自力で動けたので それほど苦痛でもなかったのでしょうが 今回の入院は相当に本人の苦痛とストレスが大きいのでしょうから 更にこちらがかまってやらなければならず こちらも負担が大きくなります。病院の忙しさのピークが五月で これから徐々に暇になってきますので それと今回の入院は コロナ騒ぎの影響が緩和されたみたいで 短時間なら入院室での面会も許可されていますので 老い先短い父であることは間違いありませんから 出来るだけ顔を出して わがままを聞いてやろうと思います。死んでしまえば したくても出来ないのが親孝行ですから。

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