6月25日  本日は本宮ひろ志さんの誕生日だそうです

本宮さんの作品で一番心に残っているのは「男一匹ガキ大将」です。私はこの漫画とジャンルは小説ですから異なりますが 五木寛之さんの「青年は荒野をめざす」という作品は男性にとって 中学、高校時代の必読書だと思っています。「男一匹ガキ大将」で一番好きな件は 全国のガキ大将をかき集めてきた場面です。男なら起つべき場面では毅然として起つ、という事を教えてくれているように思い 読んだ時に血が燃えたぎりました。「青年は荒野をめざす」はジャズのトランぺッターが 高校を卒業してすぐtに 自分の生きる目的を求めて世界をさまよう内容ですが 私はこの年になっても 外国旅行すらした事の無い 甲斐性なしなので 猶更その主人公に憧れてしまいます。

次に本宮さんの作品でインパクトがあったのは「俺の空」です。一平が初体験をする場面で 自分も疑似初体験を済ませた男性は我々の世代には少なくないと思います。大人になってからの「刑事編」よりも 嫁さん探しで放浪する旅を描いた最初のシリーズが好きでした。ラスベガスでブラックジャックをする場面では最後には一平が勝つことは分っていましたが 相当にドキドキして楽しかったです。

現在進行形で本宮さんのファンの方には「サラリーマン金太郎」が代表作なのかもしれませんが 私は全然読んだことがないので 何にもコメントがございません。

他に印象に残っている本宮さんの作品と言えば 三国志をモチーフにした[天地を喰らう」と田中角栄さんをモチーフにした[大いなる完」があります。私は三国志が大好きなので 大いに期待しましたが 他の作品でも似た傾向があるように思いますが 話の結末が不自然で尻すぼみに感じて とても残念でした。各漫画がしのぎを削る少年漫画雑誌ですから アンケートで人気の急降下でもあったのかもしれませんが 少なくとも私にとっては大変面白く感じていましたから 納得がいきかねます。

それから田中角栄さんは私が一番好きな政治家小沢一郎の 大親分に当たる方で 勿論好きな政治家の一人ですから この作品も大いに期待していましたが 実在する政治家が実名で登場してしまうと どうしても話が生臭くなりますから あくまで架空のお話としてストーリーを展開してほしかったです。政治を題材にした固いストーリーの割には読みやすくて 素晴らしい出来の漫画だったと思います。

最近は活字離れがひどくて 以前にもこのブログで反省しましたが ここ十年以上マンガも全然読んでいないように思います。新しい情報を仕入れる一つのアイテムとして マンガも大きな役割を果たしていると思いますから 久し振りにマンガ本を手にしてみようかとも思います。但しコミック本は縮小版になっていますから 絵も字も小さくて 正直な所読み辛いのが マンガ離れの原因の一つかもしれませんから 読書用に眼鏡を作ろうかとも考えています。恐らく手術の時にも役立つでしょうから。本当に年は取りたくないものですね。

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