6月26日 語呂合わせで風呂の日だそうです

世の中にはお風呂の大好きな方が多いと思います。私は正直な気持ちあまりお風呂が好きではありません。一応動物病院の先生ですから 汗臭いのはまずいので毎日お風呂には入っています。でも、私も57歳ですし 丁寧に体を洗う方ではないので きっと加齢臭は少なからずしていると思います。

子供の頃から お風呂に入るのは なんか時間を無駄遣いしているような気持ちになるので なるべく早く上がることを心がけていました。いわゆるカラスの行水でした。お風呂でのんびりと一日の疲れをいやす 等と表現しますが、嘘だと思います。入浴することは少なからず肉体にストレスをかけることになります。ただ、洗髪したり体を洗ったりして さっぱりと爽快感を味わえるから 体も癒されたように勘違いをするわけです。

入浴することは エネルギーを相当に消費するので ダイエット効果があることは間違いないとは思いますが 肉体的には疲れが取り除かれることはきっとないと思います。

よく日本人が望むプチ贅沢に 温泉旅行があげられます。私の父が来年88歳になりますので 米寿のお祝いに何が欲しいか訊ねました。私としては幸いなことに父が体が満足に動かせますから 思い切り旅行を楽しんでもらいたくて 旅行のクーポン券でも二三十万円分渡そうかと思っていました。油絵を描くのが現在進行形の父親の趣味なので 絵具でも画材でもキャンバスでも 欲しいものがあれば 同様の予算でプレゼントしようかとも思いました。しかし、父からの希望は 「有馬温泉にでも ゆっくり浸かりたいので連れて行ってくれ」 という事でした。

有馬温泉なら車で直ぐに行ける近場ですから 交通費が安く上がります。温泉旅館は 料理やサービスの内容の割に価格設定が高いのが気に入りませんので 殆ど自分で入ったことがありません。ましてや有馬温泉は 関西の奥座敷と言われていて 尚更料金設定が高そうです。

所が つい最近 奥様からも有馬温泉に行ってみたいとの リクエストを頂いていましたので ちょうど有馬温泉での宿泊を検討していました。いろいろな情報を考慮すると どうも温泉旅館に宿泊するのはどうも得策ではなさそうです。有馬温泉は 立派な温泉地ですから 日帰りで温泉を十分に楽しめるスーパー銭湯のような施設もあるみたいです。その様な施設に昼ごろに到着して まずはゆっくりと温泉を楽しみます。夕方には有馬を出発して 車で二三十分移動すれば 六甲山のホテルに着きます。六甲山のホテルの方が 一千万ドルの夜景が楽しめるだけではなくて 部屋も料理も温泉旅館に宿泊するよりも 余程豪華になりそうです。翌日に六甲山の牧場や観光施設に訪れるにしても かえって便利かもしれません。

話を元に戻しますと 私はお風呂があまり好きじゃありませんが 温泉ははっきり言って嫌いです。立命館大学理工学部化学科の出身ですが その時に実験でイオウの匂いを嫌というほど嗅ぎましたから それ以来温泉の硫黄の匂いを嗅ぐと 退屈な実験を思い出すので 温泉が嫌いになりました。獣医科に通っていたころに ヤギの解剖をしてから その強烈な匂いが原因で ジンギスカン等のヒツジ料理が食べられなくなったのと同様なのかもしれません。

ただ父親からのリクエストなので かなえてあげたいとは思っていますので その下見もかねて 近々奥様と織間温泉、六甲山一泊旅行に出かけてみようと思っています。

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