6月27日 ネスカフェゴールドブレンドはやっぱり美味しいです

1967年に 発売を始めたのだそうですが とうじのCMのキャッチコピー「違いの分かる男の ゴールドブレンド」というのが 凄く印象的でした。それまで発売されていた 所謂粉末のインスタントコーヒーとはフリーズドライ製法によって 顆粒タイプなので 見た目も違うし ラベルもキャップも 金色で豪華な雰囲気を醸し出していました。実際に お湯を注いだ時にたつ香りが それまでの粉末のものとは全然違って 凄く香ばしくて 同じインスタントなのに 夢のように美味しくなったのを子供ながらも 割とはっきりと覚えています。
発売されてから 五十年以上が経ちます。価格がどのように変遷したのか 全く覚えていませんが 現在 よく行く近所のスーパーで 二本で千円ちょっとと安売りをしているときだけ買うようにしています。普段だと一本七百円近くするので けちん坊の私には 手が出せない贅沢な商品なのです。別に一本当たり二百円近く 高くついても 120グラム一瓶で 数十杯はコーヒーを楽しませてもらいますから 一杯当たりほんの数円高くつくだけだと分かってはおりますが 恥ずかしながら 本当に根が貧乏人なので 手が出せない贅沢品だと思ってしまいます。
とはいえ 暑い時期には 毎朝奥様と二人分 アイスコーヒーを作りますので 割とすぐにコーヒーは無くなってしまいます。そんなときには 他のメーカーの 価格が大分安い商品を購入してしまいます。殆ど半額位で 買えてしまいますので 時々手を出してしまいます。AGFやUCCなど 一応名の通ったメーカーだし 見た目は同じ顆粒タイプなのに 何故かゴールドプレンドに比べて 美味しくないのです。湯を注いで立つ香りは コーヒーの香りなのですが 香ばしいというよりもどことなく焦げ臭いように感じてしまうのです。
恐らく私と同様に感じておられる方が 沢山いらっしゃるから ゴールドブレンドは 価格が類似品の倍ぐらいもするのに ずっと販売され続けているのだと思います。やっぱり誰もが美味しいと感じるから 価格は高くても 買う人が少なからずいるので ずっとスーパーで販売され続けているのでしょう。同じスーパーへ買い物に出かける人たちですから 皆一円でも安く買い物したい気持ちは お持ちなのだと思いますが それでも美味しいものには つい手が出てしまうのだと思います。私は根っからのけちん坊なので これからも二本まとめての安売りしているときしか 買わないと思いますし どうしてもインスタントコーヒーが切れてしまった時には またほかのメーカーの安い商品を購入して きっと後悔し続けるのだと思います。
昨日 安売りをしていたゴールドブレンドで作った アイスコーヒーは やっぱりほかのメーカーのものよりも ずっと美味しく感じました。私も 老い先それほど長くはないのでしょうから 幾らか高くついても 美味しいと感じるものを飲んだり食べたりするべきだと思いますが ついつい安売りしているときしか 手が出ない自分を情けなく思ってしまいます。別に他のメーカーの安いコーヒーでも飲めないことはないからかもしれません。でも一杯当たりほんの二三円の違いですから やはり美味しいと感じるゴールドブレンドを今後購入するように心掛けようと思います。

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