6月8日 梅雨の貴重な晴れ間に 山田池公園の菖蒲園のライトアップを観に出かけました

いつの間にやら関西も梅雨入りしたみたいでしたが 本日は晴れのち曇り位の天気で結構暑かったみたいです。いつごろから始まったのかわかりませんが 山田池公園の菖蒲園で一週間ほどライトアップされるのだそうです。奥様が広報枚方からそのような情報を仕入れてくださいましたので どんな雰囲気のものなのか 見当もつきませんでしたが 取り敢えずお休みの本日出かけてみました。

花の類には殆ど興味のない私ですから 菖蒲園に咲いている菖蒲は 花菖蒲と言って いわゆる菖蒲つまり菖蒲湯に使われる菖蒲とは別物であることすら全然知りませんでした。菖蒲湯に使われる菖蒲とはもともとサトイモ科に分類される植物であり 花菖蒲はアヤメ科に属しますから 全く異なる植物であることもブログに書くので一応インターネットでチェックしたことから知りました。まあご存知ない方の方が多いのかもしれませんが。

更に無知な所をさらけ出しますと アヤメも漢字で書くと菖蒲となることさえまったくしりませんでした。「いずれがアヤメかカキツバタ」と言う表現がありますが とても似ていて区別しにくい場合の比喩表現だと思いますが 花菖蒲とアヤメとカキツバタの花の写真を並べて紹介されていましたが 私にはほとんど区別がつきませんでした。インターネットによる情報だと 色んな条件がこの三種類で異なるのだそうですが 私にピンと来たのは アヤメが乾燥地に生育していて 花菖蒲が半湿地 いわゆる水際辺りに生育していてカキツバタは完全な湿地に生育しているのだそうです。それから開花時期が アヤメは五月上旬 カキツバタが五月中旬 花菖蒲が五月下旬から六月なのだそうです。こちらの菖蒲園も五月下旬から六月にかけて公開されているみたいです。

私の様にがさつでいかにも花のようなロマンチックなものと無縁の人間には あまりに知らないことだらけの 花菖蒲ですがなんと世界で五千種類ほども存在しているのだそうです。こちらの菖蒲園にはそのうちの百三十種類ほどが植えられているのだそうですが 先ずはその色とりどりの花たちを見て 更によく見ると微妙に形や大きさが異なるのを見て驚きました。菖蒲園の入り口で 一番のお気に入りの品種を投票してもらって 人気ナンバーワンを決めましょう と言う企画があることを知りました。それで各々の品種を見比べていきましたが あまりに種類が多いし 非常に似ていてほとんど区別のつかない品種も幾つもありました。

いろいろ迷った挙句に 名前が覚えやすかったのもあるのかもしれませんが 白地の花びらに紫の縁取りが可愛らしい舞妓と言う品種に投票しました。投票結果はどうすればわかるのか知りませんが 舞妓が上位に入ってくれると嬉しいです。尚 士清(ことすが)と言う品種の花が 舞妓と非常によく似ていて 私には区別がつきませんでした。きちんと区別して理解するのには ある程度専門的な知識が必要であるのかもしれません。

最近はある程度暗くなるのが七時を回ってからなので 六時半ごろに山田池公園に到着しました。駐車場にとめると料金が発生するので 申し訳ないけれど明尾寺の駐車場に停めさせていただきました。このお寺とは昔から御縁がありましたし 以前は飼っている犬の面倒を診させてもらっていましたので まあ大目に見て頂けるでしょう。七時前に菖蒲園について 約一時間ほど花菖蒲を鑑賞して帰りました。昼間は相当に暑かったので 花が全体的にくたびれて見えましたが 訪れた時間帯には 涼しい風が吹いて過ごし易かったです。予想していた以上に沢山の人でにぎわっていました。昼間のギラギラした太陽の下でよりも 奇麗にライトアップされて涼しい風に吹かれている時間帯に訪れた方がゆっくりと鑑賞できてよかったのかもしれません。花などとはほとんど縁のない人生を歩んできましたが たまにはじっくりと花を観賞するひと時が過ごせて 有意義な休日でした。

 

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