7月20日 1969年の本日 アポロ11号が月面に着陸したのだそうです

今から五十年近くも昔の事です。私が小学校六年生の時でしたが 着陸の様子が 殆どライブ映像の様にテレビで深夜に放送されていたのだそうです。人類にとっては一大イベントだったみたいで 友人のかなりの子たちが 深夜にもかかわらず みていて 翌日の学校での話題を独占していました。私は 子供の頃規則正しい生活 即ち早寝早起きを励行していましたので と言うか親にその規則を順守させられていましたので チラッとも見ていなかったので 結構寂しい思いをしたのを覚えています。
現在では 宇宙旅行にもお金をたくさん出せばいける と言われていますが 若くて健康体であり かなり厳しい訓練をパスして とんでもない多額のお金を支払って スペースシャトルの類にのれるかもしれないのだそうですが 高度は およそ四百キロ程度 地球の殆ど表面を浮かび上がる程度のものなのだそうです。その点月に着陸するためには その千倍程度の距離の宇宙空間を飛行しなければなりませんから これはれっきとした宇宙旅行と言えるように思います。
そんな本格的な宇宙旅行が可能であったアポロ計画がいつの間にか終了してしまい アメリカの宇宙への夢はスペースシャトル計画と言う地球の本の表面に浮かび上がるだけのレベルにシフトしてしまいました。月に出かけた移動距離の千分の一位しか地表から離れていないのですから そこまで浮かび上がること自体は凄い事なのかもしれませんが そんな事を経験して 宇宙旅行をしたというのは 何となく口はばったい事のように思うのは 私だけなのでしょうか。
私は 恥ずかしながら この歳になるまで 外国へ一度も出かけたことがありません。ですからパスポートとやらを所有したこともございません。ひょっとしたら一生日本国外へ出ることはないまま人生を終わるかもしれません。一つ目の大学時代の合唱団のメンバーで ドイツに出かけて 合唱を披露しよう と言う夢のような計画が 持ち上がっています。ひょっとしたらその計画に参加するかもしれませんので その時に始めて国外へ出ることになるのかもしれません。もしその企画に参加しなかったら 恐らく私は日本と言う国でだけ生きていくことになりそうです。
そんな外国にですらほとんど興味のない私ですから 宇宙になんて全く興味がありません。星空を眺めれば 美しいなとは思いますが 別に地球から飛び出してみたいとは 全然思いません。先日ラジオで 宇宙エレベーターなるものの計画が 割と真剣になされているのを知りました。どのような素材で作られた どのような形をしたエレベーターなのかさっぱり見当もつきませんが 要するに高いビルに備え付けられているようなエレベーターを高く高く宇宙まで伸ばしていって そのエレベーターに乗って 宇宙まで出かける計画なのだそうです。
おもしろそうで 多少は興味をそそられますが 安全性などにも不安がありますし 宇宙まで出かけてどんな面白い事が待っているのか想像もつきませんから やっぱり自分で出かけてみたいとは サッパリ思いません。そんなに高く浮かび上がる事よりも 大きな船に乗って大海原を旅してみたいとは 思わないではありません。仕事を引退してからの 究極の贅沢は 豪華客船にのって いろんな国を巡ってみる事だと思いますので これは奥様と二人で よほどの余裕が出来たなら 実行してみたいと考えています。まあどんな引退後の生活になるかは 奥様の気持ち次第みたいなところもありますので 暇な時にじっくりと相談してみることにしましょう。

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