7月23日 ドラマ「徳山大五郎を誰が殺したか?」について思う事

本日第二話が放送されますが 果たしてどれくらいの方が ドラマのタイトルを聞いただけで ピンと来られるのでしょうか。私の様に欅坂46の大ファンにしてみれば どうせこのドラマも関西では放送されないだろうと諦めていたのに ブルーレイプレイヤーのハードディスクのおまかせ録画に キーワードとして欅坂 が登録してあるので 知らないうちに録画されていた第一話を確認した時の喜びは 伝わりにくいのかもしれません。

それにしても テレビ大阪もせっかく欅坂のドラマをネットするのであれば もう少し前宣伝をしてもいいのではないかと思います。欅坂は乃木坂に比べて はっきり言ってメンバー的に役者不足な気がします。乃木坂の場合は デビュー時から マイヤンやイクチャンのようにほぼ完成された美少女が数名いましたし、可愛らしいタレントもミナミちゃんを筆頭に数名いたように思います。

欅坂の場合は ひらてちゃんやズーミン、アカネンなど 数名目につく子はいますが ドラマで主役をはるほどのオーラは まだ全然感じられません。結成されたのが去年の八月ですし CDデビューは今年の四月ですから まだほんの駆け出しで 当然と言えば当然かもしれませんが。演技力としては 高校生の学芸会レベルだと思いますが どっち道深夜に ストーリーも演出も下らないアイドルのドラマですから 視聴するのは欅坂のファンだけでしょうから とりたてて文句は出ないでしょう。

それにしても演出で気になるのが ドラマの舞台は 恐らく高校の教室なので 当然授業の場面もあるのですが 教室ですから当然十分な蛍光灯があるはずなのに 全然ついていないのです。担任の先生の遺体が見つかるところから始まるドラマで 教室のロッカーにその遺体を隠そうとしたりするので あまり明るいと見つかり易いからなのかもしれませんが 少なくとも授業中の教室が薄暗いのは リアリティがなさすぎるように思います。それから 20名のメンバーになるべくセリフを均等に割り振ろうとするためなのか 会話が飛び交いすぎて 内容があまり伝わってきません。主役クラスの数名がどうしてもセリフのボリュームが大きくなるのは 致し方ありませんが それ以外の子のセリフが不自然に感じられるのが 結構気になります。

乃木坂のドラマの場合は 選抜メンバーが ソフトボールチームとライバルチームのレギュラーに割り振られて 各人の個性が丁寧に確立されていましたから その各人の役柄の個性に合わせたセリフが割り振られていましたので 殆ど不自然さを感じませんでした。アンダーメンバーも対戦相手チームの主力として その一話しか登場しませんが メンバーの個性に合わせて役柄が設定してありましたから わざとらしくない自然な演技で まだドラマとして成立していたように思います。

欅坂の場合 まだデビューして間がないので 各メンバーのキャラクターがはっきり確立できていないのしょうがないのかもしれませんが 機械的にセリフを割り振っても 誰がどの様な意図で喋っているのか 凄く分りにくいのです。私はかなりヘビーな欅坂ファンだと思いますが そんな私がピンときませんから 恐らくドラマを見ている欅坂ファンも同様の気持ちだと思います。もう少し各メンバーの個性を大事にして 各メンバーのセリフだけでもそのメンバーのキャラクターが感じられるようなドラマ作りをしてほしいと思います。

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