7月23日 全国の約四割の海水浴場が 今年は開設されないのだそうです

いよいよ暑くなってきて 海水浴場が賑わう季節になってきましたが 今年は感染症対策が十分に行えない という理由で 海開きをしないのだそうです。一応砂浜は 使用禁止の看板でもたてられて ロープぐらいは張られるのかもしれませんが 常時監視されているわけではないのでしょうから 海水浴場として今年は閉鎖されていることを知らずにやってきた利用客が 勝手に泳いだりするケースは かなり多いのではないでしょうか。禁止されている区域のすぐ脇から海に入って泳ぐ人も少なからずいるように思います。事前に確認せずにその地を訪れた人の不注意なのですが わざわざやってきたのに それもいいお天気だったりしたら 何もせずに帰れと言っても なかなかいう事は聞いてもらえないのかもしれません。
但し 海水浴場がきちんと開設されている場合は 多分管轄する市町村が ライフセーバーを常駐させて 事故やトラブルに責任をもって 対応してくれるはずですが 開設されていない海辺では 困った時に助けてくれる人は 当然いません。毎年 殆ど全ての海水浴場で ライフセーバーが非常時に備えてくれているのに 数百件の海難事故が起こっているのですが 今年はライフセーバーさんたちの目の届かないところで 勝手に泳いだり遊んだりするのかもしれませんから いつもよりも沢山の事故が起こって 悲惨な結果になりそうで心配です。
それに 本来海水浴場以外のスペースにそこそこの人数が集まってしまうと どうしても混みあう中 感染のリスクも高まるでしょうし ルールを守らずに遊ぼうとする我儘な人間の集団が出来るのですから 猶更けんかや諍いが多発して 楽しく遊ぶ場所で トラブルが頻発してしまうかもしれません。せっかく楽しみにして 出かけてきたのだから どうしても海に入りたくて 禁止された地域以外ででも 海に浸りたい気持ちは分からないでもありませんが きちんと下調べをしなかった自分の落ち度だと 素直にあきらめて帰った方が賢明だと思います。
偉そうに言っておりますが 私が最後に海水浴に出かけたのは 四十年以上も前に 一つ目の大学に通っていたころ 所属していた理工学部化学科高分子学研究室のセミナーハウスが海辺にありましたので 夏休みにそのセミナーハウスに泊まり込みで遊びに出かけた時以来だと思います。就職が一応決まって 一安心出来た直後だったので 同じ研究室の仲間と 凄く楽しく海水浴をしました。誰が持ってきたのか知らないけれど 結構ちゃんとしたゴムボートがありましたので 乗り込んでうっかりかなり沖合まで出てしまったら なかなか砂浜に戻れなくなってしまい 相当に焦ったのを今でもよく覚えています。
昼間は海水浴を思い切り楽しみ 夜はほとんど寝ないで麻雀に明け暮れていました。料理の凄く上手いメンバーがいましたので 豪華な食事が出されて とても楽しい思いをさせてもらいました。それ以後は 海水浴場に出かける機会さえなかったので それきりになっています。大分の移住先に考えている所は 数百軒の住宅地ですが プライベートビーチが 歩いて数分の所にありますから まさか海水浴はしないでしょうけれど 砂浜の散歩や 水平線に沈む夕日は 気軽に楽しめそうで 期待しております。
大雨の影響で 今年は気温があまり上がらないのかと思っておりましたが ここ数日は例年通りに凄く暑くなっています。子供たちの夏休みもかなり短縮されるみたいなだし 開設される海水浴場がかなり少なくなってしまうらしいので いつも以上に混みあって事故やトラブルが頻発しないことを 心からお祈りいたします。せっかく楽しい思いをするために出かけてきて 辛く悲しい思い出につながるようなことにならなければ 幸いです。混みあってしまって 海水浴場が感染症の温床とならないことを 心より願っております。

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