7月26日 本日は萩原健一さんのお誕生日です

若い方にとっては萩原健一さんと言っても全然ピンとこないと思いますが、昭和30年代生まれの人間にとってはかなり印象深い芸能人だと思います。「ショーケン」の愛称で 添付たーずというグループのボーカリストでした。いわゆるグループサウンズの流行った頃のアイドルです。私はタイガーズのジュリーがソロ歌手になってからの歌をカラオケでは好んで歌います。でも当時はショーケンの方が好きでした。私は何でもそうですが 人気や実力が一番のグループを好きになったことがありません。昔から一度も自民党に投票したことはありませんし、巨人はプロ野球に興味を持った瞬間から大嫌いでした。グループサウンズで人気ナンバーワンは圧倒的にタイガースだったと思います。ナンバーワン嫌いの私が応援していたのが 多分二番手に位置していたショーケン率いるテンプターズでした。

「神様お願い」とか「エメラルドの伝説」は本当にいい歌だと思いますし 歌っているショーケンはカッコよかったと思います。ジュリーはソロ歌手として活躍していましたがショーケンは役者として成功していきました。「太陽にほえろ」のマカロニは何となく刑事として違和感がありました。その次の今や伝説化しているドラマ「傷だらけの天使」はめちゃくちゃカッコよかったと思います。最初の朝ごはんを食べるシーンは誰もが真似をせずにはいられなかったと思います。私もまず新聞紙をナプキン代わりにする所から真似してトマトに塩をかけて丸かじりは必ずやってみました。牛乳瓶のふたを口であけるのは何度チャレンジしてもうまくいきませんでした。コンビーフの缶詰を生のまんま齧るところをまねしたくて うちにはなかったので わざわざコンビーフをスーパーまで買いに行きました。続いて主演した「前略お袋さん」は違った一面がみられて それなりに味のある演技だったと思います。

その後映画にも出演して 結構権威のある賞を受賞していますから それなりに演技力はあったのだと思います。何度か結婚離婚を繰り返したり、薬や人間関係の縺れでゴタゴタヲおこしたりもしていますが 十六歳からトップアイドルとしてもてはやされ 甘やかされて育ったのだから致し方のない事かもしれないと思います。現在64歳になられましたが三年前にまた結婚されて歌手として、俳優として芸能活動を地道に続けておられるそうなので 健康に気をつけて頑張って頂きたいと思います。

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