新型コロナ感染症の流行が始まって以来　無能な政府は　何かといえば　国民に旅行や外食などの出歩く事の無意味な自粛を求めてばかりおりました。伝染病が流行しているのですから　日頃の行動に制約がかかることは　ある程度致し方のないことかもしれませんが　いい加減愚かな日本国民も　ようやくその無意味さに　気付き始めたのではないでしょうか。外食や旅行を　極端に制約することにより　その現実的な効果は　甚だ疑問ですが　感染者の確認人数が　一応その時期とリンクしてピークを迎えて　減少し始めましたから　国民の外出抑制に効果がある程度あったかのように　説明されそのことを国民も納得してきたことを何度も繰り返しました。私は　感染学に関して大した知識はございませんが　ウィルスが変異を繰り返すのは　感染拡大を目指しての事ですから　変異した途端は　免疫のある人間が存在しないのですから　どんどん感染を広げますが　ある程度感染が拡大した時点で　感染して治癒した人　即ち最強の免疫を持つ人たちが増えていくのですから　その拡大にブレーキがかかるはずです。やがて　その変異株による感染拡大が終焉を迎えた時期に　次の変異株が生み出されるのは　ある意味自然の流れなのですから　感染確認人数に　増大する時期と　減少する時期があるのは　当たり前の事だと思います。
ウィルスは　生き残るための戦略として　どんどん変異を繰り返しながら　ターゲットである人間社会で　幅広く　そして末永く繁栄を続けていくことを目指します。早く広まるために　感染力を強化し　人間社会に長くとどまれるように　つまり宿主たる人間に出来るだけ重篤な被害を被らせない　理想形は無症状を目指して変異を遂げていくのは　極当たり前のなりゆきです。ここの所　これまでで最高のふり幅の第七波がやって来ていると言われています。確かに　見た目の感染確認人数は　これまでで最高の数値になっていますが　冷静になって　重症患者の数を注視すると　現在三百人＋αだということは　あまり力を入れて　報道されていないようで　不思議です。現在　この病気の陽性患者が　数十万人いるはずですが　そのうち重症患者の比率が　微々たるものですから　軽症であれば　こんなもの普通の風邪と五十歩百歩なのですから　どれだけ検査で陽性と判定される人間の数が増えたって　殆ど無意味だという簡単な事に　どうして誰も気付かず　報道もされないのでしょうか。
街中の　検査所には　行列が絶えない　等と報道されていますから　検査を受ける人数が大幅に増えているのでしょう。これまでは　濃厚接触者にでもならなければ　検査を受けなかったのに　殆ど無症状の人間が　行列を成して検査を受けているのです。この病気は　感染を始めたころから盛んに言われていたことですが　例え感染していても全く無症状の人たちが少なからず存在しました。変異を繰り返して　どんどん弱毒化を繰り返すウィルスですから　益々無症状の患者の比率が上がっているはずです。無症状で本来なら検査を受けない人までが　沢山検査を受けているから　陽性と判断された人間の数が増えているだけの事だと思います。
何度もこのブログで繰り返し　述べてきましたが　無症状の患者が　人間社会に相当数根付いてしまった病気なのですから　こいつを完全に人間社会から駆逐することは不可能なのです。いわゆる普通の風邪や　インフルエンザと同様に　人間社会と共存していかざるを得ないのです。
だから　国民の行動を制限しても　実質的にこの病気をコントロールする事なんて　不可能なのです。この感染症対策の根本を　感染確認人数が増加しはじめたら　国民の行動を制限するような無意味なやり方の繰り返しではなくて　いかにスムーズに人間社会と上手く共存できるかにシフトすべきなのですが　岸田のおっちゃんは　今の所　お馬鹿な首相たち　アベチャンやガースーとは違って　国民の外出する機会を極端に制限するような政策を打ち出していない所は　評価できるように思います。現実に殆ど制限を加えなかったゴールデンウィーク明けに　感染確認人数の増加がみられなかったことを根拠にしているのかもしれませんが　夏休みの始まったこの時期に　特に外出するなと発言していないのは　ひょっとしたら賢いのかなと思ってしまいます。只一時期　理解不能でしたが　節電のために無意味な動きがありましたが　皆さん節電ポイントなんか　喜んで獲得されているのでしょうか。
そんな訳で　久しぶりにお盆に帰省する人たちが　増えたのかもしれませんが　昨年まで閑古鳥が鳴いていたお盆の時期の預かりの予約が　七月中からチラホラ舞い込んでいます。今後感染確認人数が　更に増大してしまうと　ひょっとして国からの制約が始まってしまう事は懸念され成すが　何とかお盆休みまでは　大した制約がなされない事を祈ります。病院としては　お盆休みにペットホテルでの預かりが増えると　正直助かります。日本のこの感染症対策が　まともな方向に向かって進んでくれることを　心よりお祈りいたします。どこにいても　どんな状況でもマスクの装着なんていう無意味な習慣も　一日も早く消失してくれることを願います。