8月14日 生ビール 旨いといつか 感じたい

またまた 拙い一句を発表させていただきます。下戸にしか分からない 実に悲しい本音です。何も 品行方正ぶりたくて お酒が飲めないと告白しているわけではございません。よく言われるのが「お酒が飲めないなんて 人生の楽しみが半分になるみたいなものだ」というお言葉です。その発言者が悪気があって 仰っているのではない事は分かりますが 私の人生の楽しみが何たるかについて 勝手に判断されたくはありませんし  語られたくもございません。私は プライベートで寂しさの極みを味わっている最中ですので その辺りの問題について あまり強く反論できる気持ちではございませんが 私は私なりに 精一杯充実した人生を送ろうと頑張っているつもりなので 赤の他人にどうのこうのと批判されたくありません。それに お酒のみが一般的に苦手なもの つまり甘いものが大好きなので そちら方面で 十分に人生の楽しみを味わっているつもりです。但し 私はデブの糖尿病患者ですから 甘いものを食べる事を制限されている身なので あんまり甘いものを堪能できないので 辛いです。お酒好きの人によくある話が お酒で肝臓に大きなダメージを喰らって お医者さんに お酒の量を極端に制限されているようなものです。なんにしても人生の楽しみ何て たまに味わうから有難いのだと考えましょう。
でも 世の中の大部分の方々が お酒を飲んでは とてもハッピーそうに振舞われていますから お酒を美味しく頂いて 気持ちよく酔っぱらえることが とても幸せなのだろうと想像するのは難しくありません。時々 お付き合いで飲み会に参加することがありますが 無理してお酒を少しだけ頂いても 気分が悪くなるだけなので ひたすらウーロン茶を頂きながらお付き合いすることがあります。時間の経過とともに お酒を頂いた人たちが 個人差はありますが 少しずつお幸せそうに変化していくのを見て とても羨ましくなってしまいます。ですから 本当にお酒を全く受け付けない体質に生まれついたことを 悔しくもありますし 悲しいと思う事も 少なくありません。
子供の頃に ビールを遊び半分で口にしたとき ただの苦くてまずい飲み物だと 思いました。そして何時の日か 大人になれば美味しいと感じるようになる味覚の変化 というか肉体的成長が起こるのだろうと 何となく思っておりました。周囲の同年代の人間が盛大にビールや日本酒ウイスキーの類を飲み始めるのは 大学に入学した時期でした。周囲の同年代の人間たちが 男なら 当たり前のようにタバコを吸い始めて お酒を日常的に口にする生活に 馴染んでいかれるみたいでした。私は タバコは明らかに百害あって一利なしの代物だと思っておりましたので ウッカリにでも口にしたことがありませんし 意識的に喫煙とは縁のない生活をする決意をしておりました。但し お酒は お付き合いする上で 重要なアイテムであり 自分も楽しめるものなら どんどん楽しんでいきたいと 結構前向きに考えて 飲み会に誘われたら 積極的に参加するように心掛けておりました。
所が 悲しいかな 私は体質的に全くお酒との相性が悪く生まれついたようです。何度お酒を飲む行為を繰り返しても サッパリ美味しいとは感じられず 直ぐに顔が真っ赤かになって 恥ずかしいし 体が拒絶反応を示して 嘔吐したくなってしまうのです。飲み屋さんで何度もトイレに駆け込んで ゲーゲー吐いて 苦しい思いをするうちに 私はひょっとしたら一生お酒とは縁のない生活を送らねばならないのかも と思い始めました。大の男が ビールを小さなコップ一杯 お酒をお猪口に一杯頂いても 顔が本当に真っ赤かになってしまうこと自体 とても恥ずかしいのです。更には もう少し頑張って お酒を口にしていたら ほぼ間違いなく 吐き気を催して トイレに駆け込むので とても情けないのです。
私の父は 三十代 四十代の頃は それなりにお酒が好きだったようですが 凄くお酒に弱い体質で 飲む量は極限られていたように思います。ある意味少しのお酒でいい気分になれるのですから 経済的な酒飲みだと評価しておりました。所が五十を過ぎてから 普通はお酒の量が減少してくるのではないかという年齢になってから 逆にお酒を飲める量が かなり増大してしまいました。定年を迎える事には かなりの大酒飲みになっていたように思います。なので 私もある程度年齢が進んでから 体質の変化が起こって お酒を美味しく感じられる 楽しめるような体質に変化してくれるのではないかと 期待しておりました。所が現在65歳になりましたが 相変わらずビールは苦いだけの液体で その美味しさを さっぱり理解できません。夏の暑い時期に たっぷりと汗をかいて のどがカラカラのときなんか ビールが最高に美味しく感じられる状況ですが 私はよく冷えた麦茶やコーラの方が美味しく感じるのです。
なので この俳句に込めた気持ちは お酒の飲めない下戸の 悔しくて切ない本音なのです。俳句としての表現の仕方には もっと上手に 誰にでもピンとくる言葉の並びがあるのだと思いますが 下戸の悲しみを少しでも理解いしていただけたら 嬉しいです。このブログで 俳句を発表するときには 何時もお願いしておりますが こんなつまらないブログを読んでくださる方の数が 極限られているのは承知しておりますが 何方か私の俳句を上手に的確に 添削 手直し 根本からの作り直しでも構いませんので ご指導いただける方がいらっしゃれば 大歓迎いたしますので 何卒よろしくお願いします。

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