8月19日 語呂合わせで俳句の日です

私は昨年の確か九月から 枚方市で定期的に開かれている 努句会という集まりに初めて参加させていただいて 句会なるものを体験しました。参加者が自作の俳句を五つずつ持ち寄り 互いに誰の俳句か分からない状態で 参加者の提出した俳句を味わって 気に入った作品を 勿論自分の俳句以外から選んで 投票して 互いに提出された俳句について 批評しあうような集まりです。私は それまでテレビのプレバトを見て 俳句というのは 五七五の十七文字で 季語を含めて 自分の感動した場面や 気持ちを伝える作品を仕上げる作業であるとしか 分かっていない 本当に俳句の初心者の段階から その句会のメンバーに加えていただき いろいろとご指導を仰いでおりました。
参加者は 私が一番の若手になるような 年配の方々の集まりの末席に加えていただきました。何度か参加して ある程度状況が把握できましてからは 新参者でありますし 年齢的には若輩者ですから 自分にできる雑用を 積極的に句会の雑用をお手伝いするように心掛けて 参加者の方々と 仲良くなるように心掛けておりました。正直な気持ち 私が新しい人との出会いに求めているのは 勿論その集まりの本来の目的に向かって 努力してその方向で頑張ることにありますが 出来ましたら 仲良くしていただける友達 というか人生の大先輩方ばかりの集まりですから 勿論下っ端扱いで構いませんので プライベートでもお付き合いをお願いできる友人が欲しかったのです。
以前に合唱団の集まりに参加させていただいたことがあります。合唱は一つ目の大学時代に始めましたので それ以来幾つもの合唱団に参加しましたので合唱団員としての経験は それなりに豊富だと自負しております。もともと私は 下手したらピアノで生活をたてようとしていたかもしれないぐらいに 音楽には素養がありましたし 合唱という芸術についての経験と知識 そして譜面を読む能力や発声における基本的な技術についても アマチュアの合唱団のレベルなら そこそこに歌える自信がありました。その合唱団でも 所属するベースのパートにおいて 直ぐに他のメンバーから一目置かれるぐらいの立場には なっていたつもりです。
結局は 私の人間性に問題があるからであるのは間違いないのかもしれませんが そんな合唱団の集まりの中で ほぼ一年ほど活動してみましたが サッパリプライベートにお付き合いする友人が出来ませんでした。私としては 勿論長年頑張ってきた経験のある合唱という活動については まあ技術的な面で幾つか不満な点がないでもありませんでしたが そこそこ楽しく頑張ったつもりです。でも私の本当のこの集まりに参加した目的である プライベートにお付き合いができる友人を作りたいという目標は 一切叶いませんでしたので 参加してちょうど一年たつか経たないかで その合唱団での活動からは 離脱しました。
今度参加した俳句の集まりにおいては 全くの初心者でありますし 年齢的にも一番の若造ででしたから 先輩方に可愛がっていただこうと 自分なりに精いっぱい努力したつもりでありましたが やはりこの集まりの先輩方とも 個人的なお付き合いは始まりませんでした。女性のメンバーと 一度だけ個人的に食事に出かけたことは ありましたが 何しろ相手が私よりもずっと年上でしたから さすがに起つものも起ちそうにないので それ以上の関係には発展しませんでした。勿論俳句の集まりに参加するのですから 女性を求めているわけではありませんから 別にそのことについては それ程不満を感じてはおりません。
それでも俳句作りは 非常に興味深くて 自分ではいい俳句が出来たと自信満々で句会に提出しても 誰からも評価されないのに 間に合わせで適当に言葉を並べただけ のつもりの句が 結構人気があって評価されたりして 未だ全然俳句という芸術へ 入門できたのかさえ 定かな自信がない位のレベルでしたが ネットで歳時記を検索して その季節に合った季語を勉強しては 自分の生活に関連のありそうな季語から 俳句を作る手順が 俳句作りの手法として 正しいのかどうかさえ分かりませんが 自分にできる 俳句作りの道筋として懸命に取り組み 俳句作りに懸命に取り組んでおりました。
所が コロナ騒ぎが この月に一回開かれていた句会にも影響を与えました。月に一回 公共の施設の一部屋を借りて 十人前後が集まって 数時間ワイワイと楽しいひと時を過ごしておりましたが まずは公共の施設が会場の貸し出しを感染拡大防止のためにと断るようになったのだそうです。会場が見つからないために 当分の間は 各自の俳句をメールで送って メールで他人の俳句を鑑賞して 気に入った俳句に投票するような リモート句会を行うようになりました。私としては 先輩方と一緒にワイワイと俳句について語り合ったり 世間話をしたりするのが楽しかったので いつもの会場が借りられないのだとしたら 喫茶店に集合してもいいし カラオケルームを借りてでも 実際に集まって 句会を開く事を提案しましたが 年配の方々が多かったからかもしれませんが 集まって直接会話を交わすことに 大きな不安を感じる方が多かったみたいで 私の提案は却下されてしまいました。
私はこのブログで何度も書いておりますように 新型コロナ感染症に対して 全く恐怖心を感じておりません。ですから 実際に集まって行う句会に対して 余りに消極的な 先輩方に対して 凄くがっかりしてしまいました。単なるメールのやり取りによる句会には 私は何の魅力も感じません。何とかもう少し積極的に取り組んでいただきたくて 色んな先輩にメールでいろんな形の句会 例えば人数を五人位に制限して行う とか 事前に済ませておける準備作業は すべて私が引き受けますから 短時間で終われる句会などを提案いたしましたが 全て却下されてしまいました。
世代が異なるので 私の積極的な意見が 全く受け入れていただけなかったので 私としては 残念には思いますが 句会に対して考え方を異にする人たちとの縁を切ることを決意しました。代表者の方に 集まりから退会する意向をメールでお知らせしました。
これもコロナ禍の一つの被害と言えるのかもしれません。でも私の俳句に対する熱意は 冷めておりませんので 別の俳句の集まりを探すか 俳句の師匠のような方を見つけて弟子入りするかの形で 今後も俳句作りに励んでいこうと思っております。私に俳句の才能があるのかないのかさえ 全然見当がつきませんが 自分の気持ちを伝える十七文字の文学に今後も真摯に取り組んでいく覚悟でおりますので どうぞ読反りくお願い致します。自信作が出来ましたら このブログでも紹介させていただこうと思っております。

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