8月26日 1978年の本日 テレビで初めて24時間チャリティー番組が放送されました

正確なことは知りませんが 初めての放送で 結構視聴率を稼げたからだとは思いますが 日本テレビの夏の恒例番組になってしまっているようです。番組が始まったころは そこそこ大物タレントが出演していますし、特別で目新しい企画が披露されていましたし、いったいどれくらいの金額募金されるのか 興味もありましたから 割とこの番組を見ていました。

所がある時に この番組で集まる募金額よりも出演するタレントに支払われるギャラの合計金額の方が 高いという事を知ってからは あほらしくてこの手の番組への興味は一切なくなってしまいました。所詮民放の番組ですから スポンサーからお金を集めて それなりの費用をかけて番組を制作して 出演者もプロですから当然ギャラを受け取る、と言うごく当たり前の出来事なのですが チャリティー番組と銘打って大々的に放送しているけれど 結局は話題作りに過ぎなくて 視聴率を稼ぐための看板に過ぎないことが分ってしまってからは 長年あんな番組が続いていることが不思議で仕方なくなりました。

毎年毎年 似たようなお涙ちょうだい企画を繰り返していますが 新鮮味がなくてそんな番組を長時間視聴している人たちの気持ちが理解できません。どうして毎年毎年一日かけてマラソンをする必要があるのでしょうか。必死になって完走しようと頑張っているランナーの方には文句がありませんが 番組を盛り上げるために意図的に時間調整しているように感じられて 見ていて正直不愉快な気持ちになります。ランナーはマラソン未経験者が殆どみたいですから ぶっつけ本番でトライして かなりの長距離を番組の都合の良い時間帯に走り切れる可能性は限りなくゼロに近いはずです。こんなまさにやらせ企画でしかありえない企画を毎年放送している日本テレビが私は嫌いです。

もし日本テレビが本気で 困っている人たちへ金銭的な支援をしたいのであれば 何にもしないで その手の番組の制作費とタレントに支払うギャラを寄付すればよいと思います。製作費とギャラの合計金額の方が 視聴者からかき集めた寄付金の合計額よりもずっと多いのだそうですから。

その点フジテレビで放送している似たような番組は 楽しみにしています。こちらはチャリティー番組では全然なくて 単に丸一日バラエティー放送を 延々と流し続けます。フジテレビの番組の方が偽善的ではなくて 私にはよほど好感が持てます。日本テレビとしてもこの手の番組をダラダラと長年続けてきてしまったために 今更打ち切りにするのにはかなりの思い切った決断が必要であろうとは思えます、。

でも番組の現状を正直に暴露して 子供のなけなしの小遣いをためたお金を寄付金として賭け集めるよりも 番組を打ち切りにすればずっと大きな金額を困っている人々に役立ててもらえる現実を明らかにしてほしいと思います。絶対に無理だとは思いますが もし実行できたら 例え大嫌いな巨人のバックについている放送局であっても 私は日本テレビを大いに見直す事でしょう。

 

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