9月23日 赤い羽根 今日だけ私も いい人に

秋になると 毎年始まる 募金活動で 募金をすると赤い羽根を胸につけてもらえます。子供の頃は 何故か学校にお金を持参して 募金していたように記憶しています。別に強制されたわけじゃないけれど 子供ながら 幾らかでも世の中の役に立てたのかもしれないと 自己満足しながら 受け取った赤い羽根を胸に刺していたようです。最近は普段から 人通りのある街中などに全く出かけないので 募金活動をしている人たちと出会う事がないので 募金をしたことがありません。確か あの赤い羽根は とがった針を服の胸の辺りに刺していたように思いますが 今考えると危なくないのかと思えてしまいます。
募金の目的は 確か自分たちの街をよくするために使われるのだったと思いますが 具体的にどのような人たちに渡って どのように使われているのかまではよく知りません。まあ自分たちのほんの気持ちの募金でお役に立てるのなら 喜んで募金に協力させて頂きたいです。普段の私は 自分さえよければいい と言う秋元真夏のような極悪非道な考え方ではありませんが 所詮我が身が可愛い という考えを根底に持ちながら行動していることは否定致しませんので 極たまには 居住いを正して 世の中にお役にたてることをしなければ と考えて行動してみようと言う気持ちになる事もございます。
ですから 極たまに募金をした日は 別に当たり前のことをしただけで 褒められることでも 自慢できることでもありませんが いつもよりはいい人になったのではないかと言う気分を詠んでみました。単純に自己満足な気持ちですが 募金活動をしている人たちの前を素通りするよりは ましなのではないでしょうか。幸い わたしは毎日 自分のやりたい仕事をやらせてもらえて 贅沢は勿論できませんが そんなに苦しくなく生活できていますから 十分に幸せだと思っておりますし その些細な幸せを 困っておられる方にいくらかでもお裾分けできるのであれば 幸いだと思います。
表も裏もなくて そのまんまの気持ちだけの句ですが 私としてはいつもの事かもしれません。出来たらもう少し深みと言うか 広がりのある俳句を詠んでみたいのですが 私と言う人間が 表裏がないと言えば 聞こえが良いけれど 深みも重みもない人間性がそのまんま表現されてしまっているようで残念です。まあ今更急に人間としての深みなんか身に付く筈がないので 少しでもその方向に近づけるように生きていきたいと考えておりますが まあ無理でしょう。取り敢えずは他人様になるべくご迷惑をかけないような生き方さえできれば 御の字だと思って 一生懸命に頑張りますので 皆様どうぞよろしくお願い致します。

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