9月23日 本日は秋分の日です

春分の日と秋分の日 毎年国民の祝日としておやすみになる 有難い日みたいですが 今年の様に土曜日に当たってしまうと 一般の方にすれば 月曜日が振り替え休日になるわけでもありませんから 損した気分なのかもしれません。うちの病院は 祝日は診察しますので 何にも感じません。子供の頃から 春分の日 秋分の日という名前は知っていますが なんで祝日なのか 知っている人は少ないと思います。よく言われるのが 昼と夜の長さが同じになる日なのだそうですが 厳密には完全に十二時間ずつではないようです。
地球が太陽の周りを公転していますが 地球の位置が秋分点を通過する日の事だそうですが 公転する軌道上にある秋分点と言われても 何の事だか全然わかりませんし そもそも天体について殆ど興味がありませんから 詳しく勉強する気にもなりません。それとこの祝日は 日にちが確定していない不思議な祝日です。勿論何月の第何月曜日 等と定義されている祝日とは別の話です。九月の二十三日が一番多いみたいですが たまに二十二日の年もあるみたいですし 極まれに二十四日になる年もあるのだそうです。
天文計算上は ずっと先まで秋分の日が何日になるのか分っているのだそうですが 秋分の日と言うのは 国立天文台からの資料に基づいて閣議決定されるものなので一応二年後までしか確定されていないのだそうです。尚秋分の日が水曜日になると その前の土曜日から日曜日が休みで 月曜日が敬老の日で祝日 火曜日は祝日に挟まれた日なので国民の休日 水曜日が秋分の日と五連休になるので シルバーウィークと呼ばれるのだそうです。最近では2009年と2015年がそうだったみたいですが 私には全然無関係なお休みでしたから 殆ど記憶に残っていません。次回のシルバーウィークは2026年なのだそうですが その時には 当然引退しているはずですから やはりあまり関心は沸いていないでしょう。少なくともそれ位の年までは 元気で生きていたいと思っております。
さて秋分の日の別の呼び方に お彼岸と言うのがあります。春分の日と秋分の日の前後三日間 それぞれ七日間をお彼岸と呼び 最初の日がお彼岸の入り 最後を明けと呼ぶのだそうです。仏教についても 恥ずかしながら興味も予備知識もありませんので いわゆるお墓参りの日と言う認識しかありません。国民祝日に関する法律では、春分の日=「自然を讃え、生物を慈しむ」 秋分の日=「先祖を敬い、亡くなった人を忍ぶ」と規定されています。ですから 本来ですと本日はお墓参りに出かけて ご先祖様と忍ぶべき日であるのでしょうが 子供の頃からこの祝日にお墓参りをした経験がありませんので サボってしまいました。
私が子供の頃には 祝日には玄関の所に日の丸を掲げている家が多かったし ニュースなどでもその祝日にちなんだ行事を取り上げて 国民の関心を高めるような雰囲気があったように思いますが
最近では国民の関心が殆ど薄れてしまっているので テレビも取り上げなくなってしまったのか 取り上げないから猶更関心が薄れていくのかわかりませんが 単なるお休みの一日になってしまっているように思います。私自身も 祝日でも関係なく仕事をしているし 引退したら毎日が日曜日になりますから 現在以上に祝日に対する興味や関心が無くなってしまいそうです。でも日本と言う国を大切に思うのなら 何かしらの理由やいわれがあって 祝日と定められているわけですから どうして祝日と定められているのか 知っておく事ぐらいは心掛けたいと思っております。

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