1月28日 実の父親の虐待で亡くなった女の子が可哀想です

この事件で 勿論一番悪いのは 虐待して我が子を殺害した父親であるのは 間違いなさそうです。私は 恥ずかしながら 子育ての経験がありませんので 子供を育て上げていくことの 難しさも苦労も知りません。でも一般的な感覚としては 我が子と言うのは無条件に可愛がってしまうのではないでしょうか。勿論その可愛がり方によって 子供が問題を起こしているケースも非常に多いので 躾と言うのは 凄くデリケートでなかなか上手くいかない作業なのであろうとは思いますが 経験のないものが どうのこうの申し上げても説得力がありませんね。

この我が子を殺害した父親は 自分の娘に対して どのような理由で虐待を繰り返し エスカレートしていってしまったのでしょうか。これが息子の場合は 父親と同姓でありますから どうしても反発しあうケースもありそうに思います。私自身も 父親との関係が良好かと尋ねられたら 答えに困ってしまうのが正直な現状です。とは言えまだ十歳と 親に頼るしか生きていけない年齢ですから 子供の反発と言っても たかが知れているのではないかと思ってしまいます。

まあ父親については 一応これまで一般人として生きてきたのでしょうから 頭がおかしかったのかもしれませんし 他に理由があったのかどうかなど詳しい事は分りません。私が腹立たしいのは 親の虐待なんて 日常茶飯事のような現代において 一度は子供を保護する立場の役所が 介入して 子供が保護された経緯がありながら 自宅に返した後のフォローが 全くできていなかったことと結果的に娘さんが死んでしまった事です。

何日か前のブログで 厚労省の役人の怠慢についてぼやきましたが 今回も関係する役所の人間が 何故その子供を保護してあげられなかったのかが 全く理解できません。厚労省の仕事の手抜き作業は 恒例行事と言うか 悪しき慣習のようなものだと思います。厚労省も大きな役所でしょうから 順繰りに大多数の人間がその部署の手抜き作業に関わり合いを持ち 明らかに大幅に本来きちんとやるべき仕事の手を抜いていることを 気付いていたはずです。役人と言うのは 仕事をしたら損だと考えているとしか思えません。厚労省の手抜きによって 不正確な調査結果が報告されていたために かなりの数の国民が被害を受けたのだそうですが 厚労省の対応としては たまたま現在関連する部署の人間を何人か処分して あとは御免なさいで済ませてしまおうとしています。

今回の子供がなくなってしまった事件についても 恐らく怠慢極まりない対応をしたことは認めざるを得ないのでしょうし 処分される人間が何人か出るのでしょうが 結局は御免なさいで済ませてしまうはずです。結果的に 将来のある子どもが一人殺されてしまったのに 自分たちの怠慢を御免なさいの一言で済ませようという役人の 仕事に対する無責任さが 理解できません。

何度も書きますが 私にはすべての役人が 頑張って仕事をしたら損する という気持ちで仕事をしているとしか考えられません。まあ頑張っても評価されないし 下手に目立つと出る杭は打たれてしまうのでしょうから 積極的に仕事をしたくでもできないのかもしれませんが ほんの少しでもいいから自分がまかされている仕事に対しての責任と誇りを感じながら仕事してほしいものです。残念ながら 日本で生きていく以上は 役人たちと完全に縁を切った生活は出来そうもありませんから。

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