1月30日 アベチャンの演説を聞いて思う事

私は 自分の知っている政治家で 一番嫌いなのがアベチャンです。理由は政治課題を解決していく能力は全くなくて ただ首相の椅子にしがみつく術に長けているだけ政治家だと思うからです。正直 アベチャンのお父さん 晋太郎さんはすらっと背が高くて シュッとした男前で 外国の首脳たちと並んで立っても見劣りしない人物でしたから 好きでした。福田派のプリンスと言われた エリート政治家ですが その言動に殆ど嫌味な部分を感じませんでしたから 人物としても好感を持っていました。健康面に問題があり 結局は首相になれませんでしたが もう少し寿命があれば 間違いなく首相の椅子に座っていたはずの人物です。アベチャンが 異常なほど首相の椅子に執着するのは お父さんの怨念を引きずっているからかもしれません。
とにかくお父さんは 大好きな政治家だったから こちらの見る目が厳しくなるからかもしれませんが アベチャンは絶対多数の議席数を背景にしていますから 政治的な課題をいくつでもクリアしていけるはずなのに 結局はアベノミクスと言うまやかしの 見かけ倒しの政策で国民をだまくらかしただけで 最初から掛け声だけ聞えていた憲法の改正も 結局そのとっかかりさえ つかめずにいますし アベチャンが政権を取ってから 庶民の暮らしは 目立たないけれども確実に苦しくなってきています。何時の間にか諸々の料金や税金は高くなり 知らぬ間に年金などの支給額は低く抑えられているのです。そのうち年金の支給開始年齢の引き上げも 絶対多数の議席数がありますから 目立たないように他の国民の注目を集める法案と抱き合わせで 強硬に採決してしまうのだと思います。
そんな無能であること極まりない政治家であるアベチャンの演説をたまたま新聞で目にしましたので 読んでみました。いかにもアベチャンらしい 耳触りのいい言葉が並んでいますが 魂がこもっていないというか 国民の心に全然響いてこない様な内容でした。なぜここまで説得力に欠けるのかをよく考えてみると アベチャンが自分でこんなことをやります。と言うのが全然ないのです。担当する役所が こんなことをやります。こんなサービスを始めます、等とぼんやり聞いていたら 思わず喜んでしまいそうな事ばかり話していますが 自分が積極的に動いてこんなことを成し遂げます と言った能動的な出来事が 全くなくて ペラペラの紙のように薄い内容なので 全然私の心に響いてこないのだと思いました。
本当に どうしてこんなこんな無能で無責任な政治家に日本のかじ取りを任せているのでしょうか。国民が選挙で自民党の議員に投票しているからであるのは間違いありません。勿論自民党に代わるしっかりとした 一時的にでも頼れそうな受け皿となる政党が 存在していないのだから 仕方がないと言ってしまえば それだけで話が終わってしまいます。私の知る限りで 日本国民は 何度か自民党を見限って他の政党に期待したことがありました。ただ残念ながら 国民の希望を託された政党が 上手く日本のかじ取りをしてくれていれば 自民党に政権を取り返されることはなかったのかもしれませんが 結局は自民党に代わって政権を担当した政党が 国民の期待に応えられずに いつの間にかまた自民党が与党の座に返り咲いていることを繰り返してきました。
しかし私が印象に残っているアベチャンのやったことと言えば 取り敢えずは円安に誘導して 輸出関連の企業の業績を回復させたことぐらいかもしれません。勿論円安になったことによって 日本の所有するすべての財産の価値が一割ほど目減りしてしまいましたし、輸入に頼っている食品などが値上がりしましたから 庶民の生活が苦しくなったのは間違いないように思います。その他でアベチャンがやったことと言えば 自分の友達を優遇して 大きな利益を誘導した事ぐらいでしょうか。こんなこと韓国の大統領なら 任期の最後の方で当たり前に行っていますが 前大統領の様に非常に厳しく責任追及されてしまっているのです。どうしてアベチャンの責任追及は全くなされないのでしょうか。それとも前回の選挙でも大勝したから それで完全に禊が終わったという事なのでしょうか。こんな不条理がまかり通る日本なら もう住みたくありません。いっそ韓国にでも移住してしまおうかと 一瞬でも思ってしまいそうになります。
まあ総選挙は 当分なさそうですから アベチャンの天下もまだまだ続きそうです。納得のできる信頼を寄せられる政治家に早く日本のかじ取りをお願いしたいものだと心から思います。

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