10月21日 1879年の本日 エジソンが日本の竹をフィラメントにした白熱電球を完成したのだそうです

白熱電球自体の発明は ほかの方によるものなのだそうですが その発光する部分 フィラメントの素材として最初は主にを素材としていたため紙 物の数時間で燃え尽きてしまって 全く実用化されていませんでした。もっと長持ちするつまり実用ができるフィラメントの素材として 日本産 それも八幡の男山産の竹 といいますから うちのすぐ近所の竹を材料としたフィラメントが 驚異的に長持ちしたので エジソンの白熱電球として完成したのだそうです。エジソンは 数々の発明をしたことで すごく有名ですが 他人の発明した白熱電球が ほんの数時間と極端に寿命が短かったので 長持ちして 実用ができるための段階からの発明にも取り組んでいたらしいのです。
最初は どんな素材のフィラメントが長持ちするのか見当がつかないので 手近にあるものを手当たり次第に 試してみていたのだそうです。たまたま誰かから旅のお土産にもらった竹製の扇子に目を付けて 炭化して実験してみたところ 百時間以上も長持ちしたので 竹炭をフィラメントにすることにしたのだそうです。そこで世界各地に生えている竹を集めるために かなりの人数を世界中に派遣したのだそうです。何百種類もの竹が集められて 慎重に比較実験をしたところ 八幡の男山の竹をフィラメントにしたものが なんと千時間以上も長持ちしたので 白熱電球のフィラメントの素材として 決定されて完成したのが 本日だったのだそうです。
エジソンといえば 世界的にみてもその業績や知名度から言って 一番の発明王だと思いますが 不思議に思えるのですが ノーベル賞を受賞していないのです。まあノーベル賞が設定された年には エジソンはかなりの年齢になっていましたから その時点では あまり発明という仕事に熱意を燃やしていなかったのかもしれませんが それまでの実績からして 功労賞的な意味での受賞があってもいいように思いますが 縁がなかったのだそうです。まあエジソン自身が アメリカ国内では そのたぐいの賞を沢山もらっていましたが 殆ど興味がなくて 受賞しても大して喜ばなかったのだそうですから 本人としては それほど残念にも思っていなかったのでしょう。
まあ現在の白熱灯はフィラメントとしてタングステンという金属を使用しているのだそうですが LEDが開発されてからは 白熱電球の需要自体が減少してきているみたいですけれども エジソンが実用化した白熱灯のフィラメントの素材として 日本の それもうちの近所の八幡男山の竹が使われていたというエピソードは しっかりと記憶にとどめておきたいと思います。

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