12月26日 今年の冬は暖冬みたいですね

夏の季節には明らかに私が子供の頃に比べて 気温そのものも高くなってきているので 地球温暖化が進んでいるようで心配だと このブログでも何度も書きました。私が子供の頃には 気温が25度を越えることはあまりなかったので 最高気温が25度以上の日を夏日と呼んだのです。所がいつの間にか7月8月になると30度を越えるのが当たり前みたいになってきて 最高気温が30度を越えた人真夏日と呼ぶようになりました。

所が夏の気温はさらに上昇して 35度を越える日が珍しくなくなってきましたから そんな日を猛暑日もしくは酷暑日と表現するようになってしまいました。夏の気温は数値的にも実感的にも確実に上昇していると言わざるを得ません。けれどもこれが地球温暖化による影響であるとしたら冬の季節にも影響が目に見えて出てくるはずです。

けれども冬の寒さは 私が子供の頃 ですから50年位前から あまり変化してきているようには思えませんでした。子供の頃と現在の寒さは殆ど違いを感じていませんでした。でも今年の冬は 例年とは違います。12月になってからも明らかに例年よりも暖かく感じる日が多いようです。各地で桜や梅などの植物が勘違いして 花を咲かせている現象が観察されています。

日本だけではなくて アジアでは干ばつが起こっているみたいですし北の大地ロシアでも例年に比べて暖かく雪が少ないので 人々が相当に戸惑っているというニュースをみました。日本だけではなくて世界規模で異常気象が観察されているみたいなのです。勿論今年の冬だけに限定されていて たまたま今年が世界的に暖冬の年だったと言う事であれば それほど騒ぎ立てることではないのかもしれません。

世界的な現象には複雑な事情や原因が絡んでいるのでしょうから言及しませんが 日本の暖冬についてはエルニーニョ現象が関わっているという説が信憑性があります。エルニーニョ現象とは一言でいうと赤道近辺の海水温が普段以上に高くなる現象なのだそうです。その影響で勿論夏の気温上昇にも影響しているみたいですが 日本が寒くなる原因は日本付近の海流による影響が結構大きいのだそうです。海流には暖流と寒流があることはどなたもご存知だと思います。日本列島に関わるのは日本海側を流れる暖流 対馬海流と 太平洋側を北上する日本海流 通称黒潮 そして寒流としては日本海側に流れ込むリマン海流と太平洋側に流れ込んでくる千島海流があります。

エルニーニョ現象によって 暖流である対馬海流と黒潮の勢力が増大してしまい 寒流であるリマン海流と千島海流の勢力が弱体化してしまっていて日本を取り囲む海の温度が例年よりも高くなってしまっているために 暖冬がもたらされているみたいなのです。エルニーニョ現象は毎年のように発生していますが 今年はその影響力が強かったために暖かい冬になっているようなのです。

私は太っているので 寒がりではありませんし 真冬でも裸足で過ごしているぐらいですから それほど寒さはこたえません。でももちろん暖かい方が正直助かります。でも冬は寒くて例年通りにやっぱり雪が積もらないと スキー場などの方には死活問題になるのかもしれません。南極や北極の氷が溶けることは勿論動物の生態系に致命的な影響が出ることも心配されますしいずれ南の島へ移住を考えている私には 海面上昇ににつながりますから 直接この身に関わってくるのかもしれませんから 他人事ではなさそうな気がします

まあぶっちゃけ私が生きていられるのは長めにみてもあと二十年と少しでしょうから その間に異常気象で地球が滅亡してしまうというのは 考えにくいようですが お若い方で将来のある方は 身近にできる例えば二酸化炭素を減らすための行動として 停車している車はエンジンを停止するなんていうある意味凄く簡単であり当然なことから 実行されていかれてはどうでしょうか。

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