12月27日 今年一番印象に残った歌について

子供の頃には テレビで流れる歌謡曲しか知りませんでした。その年に一番流行った曲 と言うか その年を代表する一曲ともいうべきレコード大賞にどの曲がが輝くのか非常に興味津々でした。中学生になって ラジオ放送に興味が移ってからは 洋楽と言っても私の場合かなり限定されていましたが そちらに興味が移ってしまって 一時期歌謡曲にほとんど関心がなくなってしまいました。洋楽と言っても私が興味を持ち レコードを買い集めたのは ビートルズ モンキーズ カーペンターズなどでしたが 限られた小遣いをやりくりして必死の思いでで買い集めたレコードでしたから 購入したら家に大切に持ち帰り 繰り返し繰り返し それこそそのレコードがすり減るぐらいに聴きました。 
ビートルズなんて その存在を知ったのが遅すぎて 残念ながら解散してから夢中になったようなものでしたが 最初の一枚が中期の傑作「HELP]でそこからさかのぼってデビューアルバムまで行き着くと 今度は徐々に新しい作品を買い集めて最後の[アビーロード」までたどり着きました。メンバーでは特にジョージハリスンが好きでしたので 彼のソロアルバムも買いたかったけれども 三枚組で五千円と言う価格にどうしても手が出ませんでした。解散してからソロ活動を各メンバーが始めましたが 私はあくまでビートルズと言うグループが好きでしたから 殆どソロの活動には興味が湧きませんでした。
モンキーズもアメリカのマスコミによって作り出されたバンドなどと表現されていましたが 案の定すぐに解散してしまいましたし カーペンターズもある時期から 曲の傾向がガラッと変わってしまって 熱が冷めてしまいました。
小学生の頃には 歌謡曲しか知りませんでしたし 中学高校時代は 極限定されていましたが外国のグループに興味が移りましたが その熱も高3の頃には冷めてしまいました。その後は小さい頃からずっとピアノを続けていましたから 自然な流れなのかもしれませんが もっぱらクラシックばかりを聴くようになりました。特にアシュケナージは ピアニストとしては勿論指揮者としてもすごく才能に恵まれているように感じて 大ファンになりました。
現在は このブログでも散々書いているようにアイドル大好き と言うか乃木坂と欅坂だけが大好きになってしまって この二グループのCDばかりを買い集めています。CDばかりではなくて カレンダーやこの二グループが特集されている雑誌などをせっせと買い集めて 医局の本棚に溢れ返っています。そんなわけで日本の歌謡曲にもほとんど興味がありませんが カラオケのレパートリーを少しずつでも増やすために 今年は藍井エイルや西内まりやの曲を仕入れましたが CDを購入するほどには興味が湧いていません。でも藍井さんのベストアルバムは恐らく購入すると思います。彼女の曲には キンキキッズの初期のように何故か昔懐かしい香りが感じられるからです。
そんなわけで 日本の歌謡曲事情は全然知りませんが 昨年の年末に放送されたテレビドラマ「逃げるは 恥だが役にたつ」が凄く興味深くて 毎回放送を楽しみにしていました。その最後にかかる星野源さんの「恋」と言う曲とそれ合わせて出演者が踊るダンスが 凄くお気に入りでした。その事を何気なく奥様に話すと 逆にビックリされて このドラマが凄く人気があり 番組の最後に踊られる恋ダンスは大流行だと聞いて 驚きました。
とにかく今年 乃木坂と欅坂の曲以外で 印象に残ったのはこの「恋」だけなので 私としては是非この曲に本年度の代表曲としてレコード大賞を取ってもらいたいです。この曲以外は結構車の中でラジオをきいていますが 全然印象に残っていませんから。私が全く興味を持てないエグザイル関係のグループがまたとってしまうのでしょうか。少なくともAKBには全盛期のパワーは全く感じられませんし それなりに新曲は出しているのでしょうけれども 曲名さえ全く浮かんできません。
「逃げ恥」と言うドラマが そんなに世間的に盛り上がっているとは 全然知りませんでした。ただガッキーの可愛らしさと 私たちの高校時代のような純情な男女関係に久しぶりにやきもきさせられたのが 私の琴線に触れたようで 非常に心地よかったです。でも現実的には ガッキーと言うナーちゃんと並んでも遜色のない女の子が隣に寝ていて何もしないでいられる男はいないはずです。恐らくそのやきもきさが 受けたのだと思いますが こんな純情さが現実には全く失われているからこそ 反って世の中の人たちにあこがれられたのかもしれません。
最後にもう一度書きますが 星野源さんの「恋」にレコード大賞を是非とってもらいたい と思う今日この頃でした。

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