朝の7時過ぎにはチェックアウトしてオークラを出発しました。近所のコンビニでサンドイッチやお握り、デザートなどを仕入れてから　高速にのり東京駅に向かいました。ハトバスの乗り場の近くの三菱電機の駐車場に車を停めて　ハトバスの出発場所まで行きました。余裕があったので缶コーヒーを買って　待合室に入りました。隣で座っていた団体さんの話している言葉が何となく懐かしくて　話しかけてみると九州からみえた方たちで　チョッと嬉しくなりましたが　なんと同じバスで席もお隣だったので　もっと嬉しくなりました。

私は生まれは福岡県ですが　大阪で幼稚園から通いましたので殆ど大阪人です。両親は福岡で生まれて育ったので　帰省すると直ぐに九州弁に戻って話していましたので　九州弁を耳にすると何となくほっとします。奥様も大分県の出身なので何となく懐かしい気分だったみたいです。

さて、ハトバスに乗り込んで最初の目的地はスカイツリーです。ハトバスのツアーには何度も参加していて東京タワーにも上りましたが　それなりの感動はありました。でも最近では東京タワーと同じぐらいの高さのビルが少なからずあるので　展望台から見てもそれほど見晴らしがよくありませんでした。スカイツリーの場合は展望台自体が高いし周囲に高いビルが全然ないので尚更見晴らしがよく感じました。幸いお天気でしたが多少雲があり　結構霞んでいて残念ながら富士山までは見えませんでした。霞んでいたので　450メートルの展望回廊までは昇らずに350メートルの展望デッキで我慢しましたが　ディズニーランドまで見えたりして　高い所からの眺めとしては最高でした。

スカイツリーからの眺めを堪能した後　浅草に行き米久で牛鍋を頂きました。本日も結構寒かったので　あったかいお鍋はとても美味しかったです。最後に残った汁をご飯にかけて食べましたが　最高でした。食後浅草寺にお参りして　仲見世を散策しました。お団子や焼き立てのおせんべいを食べ歩きして　お土産におこしを買いました。

仲見世から川下りの船着場まで移動する途中で　とある質屋さんから見たことのある顔が出てきました。なんとぐっさん(山口　智充さん）でした。周囲を見渡すとカメラやマイクなどの機材がありスタッフも沢山取り囲んでいました。ぐっさんは警官の服装でごく普通に歩いて店から出てきました。ほんの四五メートルの距離だったので思わず「ぐっさんなにをしてんの」と話しかけそうになりました。多分他の役者さんのリハーサルをやっていたので時間つぶしに質屋さんの中をのぞいて出てきたところみたいでした。思わず立ち止まって見ているとスタッフから立ち止まらないように注意されたので　諦めて目的地に向かい歩きはじめました。

その後船に乗り隅田川を下りました。船は暖かくて日当たりもよくてお腹もいっぱいで眠くなりますが　居眠りをすると　鼾をかいて周囲に迷惑をかけるので奥様にたたき起こされますから　居眠りをしないように頑張りました。スカイツリーで思い切り高い所から東京を眺めた後　今度は川面という一番低い位置から東京を眺めたので　また別の趣が感じられてとてもよかったです。

船を降りるとバスは東京駅に予定通りの時間に戻りました。直ぐに車に乗りこみ　首都高速から東名に入り　来るときに大変だった御殿場インターチェンジを目指しました。昼過ぎで混雑していることを覚悟していましたが殆ど渋滞もなくすんなりと走れてよかったです。

予定通りに5時過ぎに御殿場にある時之栖というホテルに到着しました。ここでは今の時期に「冬のイルミネーション」と噴水イルミネーション「ヴェルサイユの光」というイベントを実施していますので楽しみにしていました。どちらも期待通りに素晴らしかったです。噴水ショーの動画は時之栖のホームページで見られますので興味のある方はご覧ください。小さなストーブが用意されていましたので　それにあたりながら鑑賞すればそれほど寒さは辛くはありませんでした。とにかくその美しさに見惚れているうちに25分間が過ぎてしまいました。一見の価値はあると思いますのでご近所を旅行される方は是非ご覧になることをおすすめします。

イルミネーションの鑑賞が終わった後で　麦畑というブッフェレストランで夕食をとりました。4種類のビールの飲み放題までついて3000円は安いと思いました。料理も和洋中と種類が多くてとても全種類を食べきれないほどで　デザートも充実していて　まあ味はそこそこと申し上げておきます。

今日は旅行の最終日で　結構移動もしたし　屋外にいる時間が長くて　かなり疲れが溜まってきているので　ホテルにある温泉にさっと浸かって早めに休みました。