2月3日 旅行二日目です

朝五時に目覚めて 取り敢えずはフェリーのお風呂に入りました。五時から入浴できるのですが 部屋を五時ちょうどに出ますから 歩いて風呂に到着しますと いつも二三人先客がいますが 今日も二人がすでに入浴していました。多分五時少し前からきて待っていたのだと思います。そこそこの広さがありますので ゆったりと入浴できます。一応展望風呂になっていますが 私がフェリーに乗る時期がいつも冬なので まだ五時では真っ暗で何にも見えないのが残念です。シャンプー リンス ボディーソープが常備されていますので たっぷりと使って すっきり サッパリして ついでに髭も沿って 歯も磨いてから 部屋に戻りました。
五時半から レストランで朝食バイキングが始まります。杉乃井ホテルのパックには 何故か息の分だけですが 朝食のチケットがおまけみたいについていますので 奥様と二人で出かけました。普段だと間違いなく眠っている時間帯ですが 旅行の緊張感からか 頭も体もしっかりと起きているみたいで しっかりと朝ご飯を頂きました。おかずは卵焼きやスクランブルエッグ 焼き鮭 ウィンナーにサラダ 味噌汁にスープ そしてカレー 漬物や佃煮もそこそこ種類があって どれも美味しかったので おなか一杯頂きました。やはり食べ放題だと ついつい食べてしまうのが デブの性なのだと思います。
部屋に戻る前に トイレでしっかりとうんこをしてから 部屋に帰りました。鍵を返しに行ったときに 車に乗るタイミングを尋ねたら 船が着岸してから アナウンスがあるので それから部屋を出ても 十分に間に合うのだそうなので 持ち帰る荷物をまとめて 部屋でテレビを見ながら 待っておりました。すると車を止めてあるスペースへの通路が開きましたので そちらに向かって移動してください とのアナウンスが聞こえましたので 車に向かいました。エンジンをかけて 缶コーヒーを飲みながら 降船が始まるのを待ちました。別府港から 杵築リゾートへ向かうのは 初めてでしたが 奥様にしてみれば これが三回目の移動でしたから 熟知しているかのように 的確に道案内をしてくれて すんなりと杵築リゾートへ到着しました。
四百近くある区画のうち 私が気に入って購入を考えている区画への道筋を 恥ずかしながら 私は覚えようと努力していますが 未だ確信を持てるところまでは 覚えられていませんので 結局は奥様にリードしてもらって辿り着きました。本当に私は情けなくなる位に 方向音痴なだけではなくて 記憶力が欠如しているのだと思います。私のお気に入りの物件は 広さが500坪以上と ゆったりしている所と 手前には家を建てるに十分な平坦な部分と 奥の方は傾斜地になっていて 十メートル位もありそうな立派な木が数十本 うっそうと茂っています。
私は 仕事を引退したら 朝起きる時間も自由になりますから 小鳥の囀りで目覚めたいと思っておりますが この辺りは 何しろ自然が豊かなので 小鳥が凄く沢山いるようです。その為に 囀りも凄く大きいのです。適量なら心地よい目覚めに誘ってくれそうな小鳥の囀りも あまりたくさんの鳥たちが一時に囀ると 騒音になってしまわないかと 心配してしまいそうな位に大きな囀りなのです。自然の豊かな土地で のんびりしたいというのが 私の老後の生活の一番の目標なのですが 豊か過ぎるのも有難迷惑になりそうで 不安な気持ちもあります。一度 夜真っ暗になってからの物件の雰囲気を確認しておこうと 夜にこの地に訪れたことがありますが かわいい野ウサギがピョンピョン跳ね回っていました。
野ウサギはとっても可愛らしいので その姿を見かけるのは 嬉しいのですが チョコボールのような糞を決行沢山お土産に撒き散らしてくれるので 困っていらっしゃる方の話を聞きました。私が 家を建てて 生活を始めたら 立ち去ってくれるのかもしれませんが これまた豊か過ぎる自然がもたらしてくれる一つの不安材料です。別にのウサギの糞が撒き散らされても 草食動物ですから 臭いなどはほとんど気にならないと思いますが 糞が雑草の肥料になってしまいそうで 心配です。何しろ広いので 雑草の草刈りがかなり大変であろうことが 心配の種なのですが ウサギの糞が肥料になって 雑草が余計に元気に繁ってしまいそうです。まあ私は 自然がたっぷりとある田舎でのんびりと暮らしたくて この物件に決めたのですから 有難い自然の恩恵は 感謝して受け取ろうと思っております。
この物件を訪れるのは 今回が三回目ですが あまりに広すぎて お隣との境界線を確認していませんでしたので 歩いてその辺りまで行ってみましたが 目印の杭は見つかりましたが 境界線を示すために張ってあるはずのひもが見当たりません。まあ私が 生活を初めても 境界線の辺りまで やってくることは殆どないと思いますし お隣さんもその辺りに足を踏み入れた形跡はありませんでした。管理事務所の人にあとで尋ねたら 何しろ広々とした区画ですから お互いに殆ど境界線の事など気にはしていないとの事でした。都会の狭苦しい区画とは 境界線に対する感覚が まるで違うみたいでした。
九時になりましたので 管理事務所を尋ねました。三回目ですので もう顔なじみになっています 管理事務所の所長さんが出迎えてくれました。今回は 大分県を担当している建築部門の方を紹介されました。パンフレットを使って 大和ハウスの建てる家の特長などを説明されて ちょうど基礎工事が終わった段階の物件を見学させてもらいました。基礎工事でのコンクリートの立ち上がり幅が 普通の建築会社の場合10センチ前後なのに 大和ハウスは17センチもあって より強固な基礎の上に家を建てていることを 現実に見せてもらいました。大和ハウスの建築は 坪単価が高いのが不満に思っておりましたが まあ質の良い家を建てていることは間違いないようなので 妥協しなければならないのかもしれないと考えるようになってきました。
その後移住の先輩をお二人紹介してもらい 率直なここでの暮らしの感想を伺いました。これで合わせて六人の先輩方のお話を伺いましたが 皆さんこちらでの生活に十分満足されているみたいなので 私も少しでも早くここで暮らし始めたいという気持ちになりました。四百軒ほどの集落ですから 色んな趣味の方が それぞれにサークル活動のようなことを盛んになさっているみたいです。 釣りやゴルフなどは 定期的に大会も開かれているみたいですし 釣った魚をさばいてのお食事会も そのたびに盛り上がっているみたいです。 麻雀や囲碁の集まりもあるみたいなので 俳句のサークルがあるのかと尋ねたら 俳句の集まりは現在のところないので もしやりたい気持ちがあるのなら 自分が発起人になって 俳句の集まりを始めてください と言われました。私がある程度 自分の俳句に自信を持っているといえるぐらいの実力があれば 恐らく俳句をたしなまれる方は 少なからずいらっしゃるのでしょうから 俳句の集まりも出来ないことはないのでしょうが 何しろ俳句については 本当の初心者ですので 集まった方をまとめて引っ張っていける自信がありません。まあ運よく面倒見の良い指導者に巡り合えましたら 俳句のサークルを立ち上げるかもしれません。
夕方になりましたので 杉乃井ホテルにまた宿泊しました。伝染病騒ぎの最中ですから お客さんが少ないのかと思っていましたが さすがは杉乃井ホテルで お客さんはあふれかえっていました。美味しい食事を沢山いただき ゆっくりと温泉に浸って 疲れをいやしてから 上等のベッドでぐっすりと眠りました。本日も 相当に充実した一日で とても楽しかったです。

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