4月13日 パンツに大きな穴が開いてしまいました

私はこのブログでは しょっちゅう書いていますが 自分は器が小さい、ケツの穴が小さい、情けないぐらいの腰抜け野郎です。ですから当然自分に全く自信が無くて 何時一文無しで 一人ぼっちで 路頭に迷ってしまうのかと不安で不安でしょうがありません。その為に 恥ずかしい話ですが よく表現すれば 始末家 普通に言えばケチンボ、悪い言い方をすれば守銭奴 であるのかもしれません。とは申しましても そんなに物欲が強いわけではありません。と言うよりもありきたりの表現をするのなら 自分に対する物欲は極めて希薄な人間 と言えるかもしれません。
一応動物病院を 何とか潰さずに数十年経営しておりますから 決して流行っている病院ではございませんが まあ日本人の平均的な収入を下回っていることはないのかもしれません。たまにするちょっとしたぜいたくと言えば 年に二回ほど国内を数日旅行する位の事かもしれません。食いしん坊なので 時々外食で 一寸だけリッチな気分を味わいますが 普段は健康の事も多少は考慮しているつもりなので 至って質素な食事だと思います。
服装についてもこれまでにこのブログで何度も書いてきましたが 夏仕様と冬仕様のツーパターンしかありません。上半身は 夏は下着の半そでシャツの上にポロシャツ、冬は その上にトレーナーを重ね着するだけです。下半身は年がら年中ジーパン、素足にサンダルです。トレーナーやポロシャツはいい加減くたびれたら 奥様が新しいものを 殆ど通販で購入してくれます。ジーパンやサンダルも履き潰したら やはり奥様が新品を何時の間にか 入手してくださいます。トレーナーやポロシャツジーパン は丈夫で長持ちすることが選択基準で 決して上等のブランド物などには手が届きませんし 手を伸ばすつもりもございません。私自身が洒落っ気が全然ないので ブランドの商品に対する 憧れも有難味も 全く感じませんので 完全にノーブランドの製品ばかりを着用しています。
そんな生活ですから 正直な所 収入に比べてかなり質素で 殆どお金を無駄には使わない生活をしているように思います。酒もたばこもギャンブルも 一切興味がございません。別に爪に火をともしての ぎりぎりの切り詰めた生活をしているつもりはさらさらありませんが 客観的に見たら 結構質素で贅沢とは縁のない生活をしているのかもしれません。その為に大して収入はないのに年間そこそこの貯蓄が出来ているのかもしれません。私はこのブログでそれこそ何度も何度も書いていますが なるべく早くに仕事に見切りをつけて 引退してそれなりに優雅な老後をおくりたいので 現在せっせと貯蓄を増やしています。
身の回りの必要なものは 殆ど奥様が用意してくださいますが さすがに下着のパンツとシャツについては 奥様も一応女性だからかもしれませんが 自分で必要に応じて 購入するように指示されております。パンツは 私は子供の頃から ずっとブリーフを愛用しています。入院している時には 病院からの指示でトランクスを着用したことがあります。別にトランクスを履いてもそれほど違和感はありませんでした。
退院してからもしばらくはトランクス型のパンツが身近に存在していましたから ブリーフと兼用しておりましたが やはり長年履きなれたブリーフの方ばかりを履くようになり いつの間にか箪笥からトランクスが消え去りました。単になじみ深いだけの理由だと思いますが 何時の間にかトランクス型のパンツは全然はかなくなってしまいました。私は 自分の着るものに対して 全く執着や興味がないように思っていましたが やっぱり特に直に肌に触れる下着については それなりの拘りを否定できないのかもしれません。
パンツもある程度履き古して来ると どうしてもある部分が黄色く汚れて 洗濯しても落ちなくなってきますし お尻の部分など 私の相当な体重がかかっているからかもしれませんが 徐々に薄くなってしまい 擦り切れそうになって 小さな穴が無数に開いてきます。お洒落な方でなくても 普通の男性でも 前の部分に黄色いしみが目立つし お尻の部分は穴だらけになってしまったら ゴミ箱に放り込むだろうと思います。
でも私は そんな状態になったパンツでも 平気で履いてしまいます。見た目が多少悪かろうと 私のパンツ姿なんて誰に見せる訳ではないし 勿論誰も見たくもないでしょう。パンツとは ズボンを直接はいたら やはり男性の大切な部分が当たるところが 直ぐに汚れるだろうし 動いた時にズボンの堅い生地がこすれたら きっと大事な部分がヒリヒリしそうだから 履くのだと思っています。多少落ちないシミがついていても 小さな穴が少なからずあいていても パンツとして望まれる必要な機能を有しているのなら 全然履いても良い存在だと思うのです。
もしも 万が一にでも 私が大好きなナーちゃんと一夜を共にできる機会があるとしたら さすがにその晩はシミ付きの穴あきのパンツは着用しません。シャネルでもビトンでも構いませんし 価格も全然気にしないで そんなブランド物の新品のパンツを履いて出かけると思いますが そんな機会は 間違いなくやってきません。私は ナーちゃんを天使か妖精のような存在と考えていますから そんなナーちゃんと私が一夜を共にする機会があったとしても 私自身で拒絶してしまうでしょう。
そんなわけで 私は黄色いしみのついた 小さな穴が幾つも開いたパンツを平気で履き続けていましたが 今朝お風呂に入る時に 脱いだパンツの穴が直径五センチを超えていました。幾らパンツの穴に無頓着な私でも さすがにこのパンツにこれ以上働かせるのは 残酷であると判断して 普段なら脱いだらそのまま洗濯機に放り込むのですが ゴミ箱に「ご苦労様でした」と言いながら投げ込みました。今朝 頑張って働いていたパンツが最後の時を迎えた と言う 本当にどうでもいいお話でした。何のひねりも落ちもない こんな汚らしい話を 最後まで読んでくださった方には 本当に感謝いたします。ありがとうございました。 

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