4月20日 小保方さんの言動を見て感じたこと

以前にも少し書きましたが 小保方さんと理研の泥仕合にはうんざりさせられます。小保方さんはSTAP細胞の研究の報道関係者担当係みたいな存在なのだろうとは思いますが相当回数の実験でSTAP細胞の作製に成功しているのなら そしてその事実を本気で証明したいのなら 何故厳正なる監視下の公の場で その実験を再現しようとしないのでしょう。世界中の科学者が再現実験を試みても上手くいかないのなら その実験方法の記述自体が根本的に間違っているのであり ある意味論文の写真の間違いよりもずっと大きな間違いであるのに 何故その点についてもっとあのおばちゃんを追求しないのか不思議に思います。写真の掲載ミスにしても 悪意のない間違いだから というところにばかり力こぶを入れていますが 非常に衝撃的な内容であり すごく注目されることが予測される論文を発表するにあたって そのような初歩的なミスを犯すような人間に 世紀の大発見なんてできるわけがないと私は確信しています。

理研という組織に小保方さんの年齢で 研究実績で 責任あるポストについていること自体が 普通に考えるとありえないことなのです。それ以上に不思議に思うことが今回の騒動に対する理研の姿勢です。本来なら身内の研究者が発表した論文がバッシングを受けている場合 当然その論文を擁護する立場をとるはずなのに 何故かそれも恐らくSTAP細胞の研究の一番下っ端でたまたまちょっと可愛らしい女性だから 発表係を受け持っただけの科学者とはいえ 身内の人間に その責任のすべてを背負わせて 理研という組織には何の責任もない ある意味今回の事で悪い印象を世の中に与えられた被害者みたいな顔をしているのがすごく不思議です。

この論文を発表するのにかかわった学者にはかなりのベテランの大先生も少なからずいらっしゃるのに何故そんな初歩的な間違いを抱えたまま発表されたのか全く理解できません。悪意のない間違いだから捏造ではなくて罪がないとばかり主張していますが 例え過失であろうと人を殺せばそれなりに重い処罰を受けなければなりません。言葉でばかり言い訳をするのではなくて 自分の主張が正しい事を少しでも早く証明していただきたいと期待します。 STAP細胞自体は素晴らしい発見なのですから その存在を早く証明して世の中の役に立つ方向に進んでいって欲しいと心から思います。

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