5月16日 まだ五月半ばなのに 猛暑日になってしまいました

これから十月位まで 暑くてエアコンのスイッチを 冷房にしたままになりそうです。一年の半分が 暑いのですから 日本の気候は 私が子供の頃には 温帯気候と言われて 春夏秋冬と言う四季が 割とバランスよく存在してくれました。地球全体の問題として 温暖化が確実に進行しているみたいなので 日本の平均の気温が上昇していっているのは 致し方のない事かもしれません。日本の気候自体が 既に亜熱帯に近づいているのかもしれません。昔は 沖縄の海岸でしか見られなかった カラフルな熱帯魚が 九州や本州の海岸でも よく見られるようになってから そこそこの年月が経つのだそうです。その割に冬の寒さが厳しいままのように思えるのが 納得のいきかねる所ですが まあ自然相手に文句を言ってもしょうがないのでしょうか。

だとしたら 子供たちの夏休みの期間をもう少し長くした方がいいのではないでしょうか。まあ現在は 普通の教室にエアコンが設置されているのが 当たり前みたいですから 結構な暑さの中でも 授業が受けられるのかもしれません。ただクーラーのよく効いた部屋にばかりいる子が増えたから 体育の授業で 暑い運動場にいたら あっと言う間に熱中症で倒れる子供が多いような気がして 情けなく感じてしまいます。

高校野球を頑張っている子供たちは 猛暑の中で 炎天下に 延々と続く 練習に耐えながら頑張っていますから やはり普段の鍛練と心構えが 一般の子供たちに欠けているのではないかと思ってしまいます。エアコンのよく効いた涼しい環境でばかり 過ごしているから ひ弱すぎて 結局はスポーツでも勉強でも 頑張れない いわゆる落ちこぼれが増えているのではないでしょうか。

別に劣悪な環境で 子供を育てましょう と言っているわけではありません。現在の子供たちの気持ちは全然見当がつきませんが 私が子供の頃は 暑い盛りの昼過ぎに 補虫網と虫かごを持って 山の中を駆けずり回りたかったし 人数が集まれば ドッジボールでもソフトボールでも喜んで 楽しんだように思います。中学校に上がってからは テニス部やバレー部に所属していましたから 炎天下のグラウンドで 水を一滴も飲ませてもらえない中で しごかれてばかりの夏休みでした。現在の子供たちは 炎天下で遊びたいとか 思わないのでしょうか

現在は 練習中に どれぐらいの頻度なのか知りませんが 水は飲みたい放題なのでしょうから 気温的には私たちの頃よりも 高いのかもしれませんが 練習中に水が飲めるのですから 随分楽ちんな練習だと思います。練習が終わってから 空からののどを潤す水が 何とも甘くて美味しかったのが 強烈な思い出として残っています。そんな過酷な練習をしても 熱中症で倒れるようなひ弱な野郎は 殆どいませんでしたから やっぱり現在の子供が 環境的に恵まれすぎているからなのか  ひ弱すぎるのだと思います。

毎年 熱中症で亡くなられる方が 少なからずいらっしゃるのですから 十分夏さ対策の必要性は認めますが ある程度暑さに自分の体を順応させるような方向の 努力も必要なのではないでしょうか。私は心臓を患っていて 血圧も高めですから 我慢できそうな暑さの時には 出来るだけ冷房に頼らないで 過ごして少なからず汗をかいて過ごすように 心掛けております。

今年も炎天下の真昼間に テクテク歩きながら チラシ配りを頑張ろうと予定しております。私も今年誕生日が過ぎましたから 62歳になってしまいました。年寄りの冷や水と笑われないように注意しながら 今年も暑さと戦って過ごそうと考えております。直ぐに冷房のスイッチを入れるのは 楽ちんだし 快適であるのは間違いありませんが 幾らかでも辛抱して 暑さを受けとめる心構えを持って 生活されることが 地球温暖化に対してのささやかな 抵抗になるのかもしれないと思って チャレンジしてみられることを期待しております。

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