5月28日 高齢者による交通事故の割合がどんどん高まっているみたいです

車の運転免許は十八歳以上でないと 取れません。何故十八歳に線引きされているのか分りませんが 選挙権も二十歳から十八歳以上に 引き下げられましたから 一応十八歳からが大人としての責任ある行動を求められる年齢であるのかもしれません。あまり若い年齢だと 周囲に対する注意力や 運転をするのに必要な体力と気力が 不十分だと判断されているのでしょうか。若い年齢のものには運転させないようなルールがあるのなら ある程度の高齢者になったら やっぱり運転を許さないようなルールがあってもいいのではないでしょうか。
地域によっては 普通に生活するために車の運転が必要不可欠な所があるのかもしれません。例えそうであっても 一定年齢になったら車の運転が出来なくなることが ある程度の年月徹底されたら その年齢になるまでには 車が無くても生活できる場所に生活の基盤を移してしまえばいいのではないでしょうか。どうしても住む場所に拘りたいのなら その部分で自分の我儘を通す分 車の運転が許されない不便な生活を我慢する覚悟をするべきではないでしょうか。高齢者が引き起こしている事故には かなり重大な被害を伴う場合が多いようですから 私はボケた老人の稚拙な運転に巻き込まれて被害者になることは 絶対に嫌です。
但し 運転できる年齢の上限を設ける場合 何歳からは運転できなくなるのか の線引きがかなり難しくなってしまうのかもしれません。私は 仕事を引退したら ちょっと贅沢なキャンピングカーを購入して日本全国を旅してまわることが夢です。ですからひょっとしたら 仕事をしている時以上に 車を運転する頻度は高くなるのかもしれません。しかし現実には ここの所自動車事故の全体数は 少しずつですが 減少しているのだそうですが 75歳以上の方の運転する事故の比率と件数は 年々増えているのだそうです。
私は現在61歳ですが 正直若い時に比べて 視力も落ちているし 聴力や反射神経も低下しているのは間違いありません。特に運転していて ヒヤッとした経験が増えている実感はありませんが 周囲の人をひやっとさせているケースが増えてきているのかもしれません。現在の所 仕事の為 そしてプライベートの為にほぼ毎日車の運転をしています。慣れがあるので 特に不自由は感じていませんが 手術の時に縫合する糸の結び目などが 見えにくくなっている自覚はありますから 運転能力も低下しているのは間違いないでしょう。
運転できる上限の年齢は 切りのいい所で70歳か75歳辺りにすべきだと思います。もし70歳から運転できなくなるのなら あっと言う間にその年齢になってしまうのかもしれません。いきなりその年齢になったところで 免許を返上しなさいと言われたら 納得しかねるのかもしれませんが このようなルールを設ける場合には 予め何年かまえから予告される期間があるはずですから その間に覚悟を固めねばなりません。でも人生の晩年に差し掛かったところで 大きな事故を起こしてしまって 他人に取り返しのつかない迷惑をかけるぐらいなら 運転できなくなってしまった方がましだと思います。
私の場合 奥様が六歳年下ですし 凄く運転がお上手なので 私が運転できなくなってもそこから少なくとも六年間は それほど不自由はしないと思いますから 出来たら早めに運転免許の年齢上限を設けることを決定してほしいと思います。早目に分っていれば それなりの覚悟はできると思います。交通事故の被害者にしてみれば 運転者が高齢者であろうと 無免許運転の馬鹿野郎であっても その悔しさは似たようなものかもしれませんが 高齢者の運転技術の低下による事故は 上限を設けることで その数を減らせるのですから 私もいずれは返上するつもりですが ルールとして徹底された方が納得がいきやすいと思いますので 早く法制化してほしいと考えます。
まあどうしても返上したくない人の為には 免許の更新時に かなり厳しい実技検査を受けさせて その検査に合格しなければ免許を更新してもらえないようにするのは どうでしょうか。もし実技検査を受けて合格すれば 免許の保持が許されるのなら 普段から気合を入れて キチンとした運転を心掛ける老人が増えると思いますから ひょっとしたら結構妙案かもしれません。最後になってふと思いついたプランですが 老人の安全運転に対する意識を高める事が出来れば 一石二鳥ですから 是非このプランをおすすめしたいと思います。

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