5月29日 東京の新宿ゴールデン街に30年以上禁煙を続ける飲み屋さんがあるのだそうです

新宿ゴールデン街と言うのは小さなバーやスナックが三百軒近く集まった地域だそうですが そこにある「洗濯船」と言うお店が 既に三十年以上もの間 お店を禁煙にして営業されているのだそうです。私は 鮭はサラリーマン時代に営業職でしたから その接待の為に 医者を食事に誘ったり 飲みに誘ったりしていました。自分がさそう以上は お相伴しなければなりませんから 美味しいとは思いませんでしたが 仕事として割り切って お付き合いで多少のお酒を飲んでいた時代がありました。会社を辞めてからは 殆ど酒を飲む事はありません。たばこは 別にいい人ぶるわけではありませんが 全く吸った経験がありません。
酒とたばこの両方に縁がない生活をしていますので よく分らないのですが 酒とたばこの両方をたしなむ人に言わせれば 酒を飲むとむしょうにたばこが吸いたくなるのだそうです。ですから 一般的にお酒を出すお店で禁煙にすることは お客さんにとっては 非常に窮屈で居心地が悪く感じるのかもしれません。このお店の人も開業当初は 普通に喫煙もできるお店だったのだそうですが 開店してから十年を過ぎると 隊長を崩して 呼吸困難などの症状に苦しむことになったのだそうです。
当時は 受動喫煙が 普通にたばこを吸う場合よりも もっと健康に悪い 等と言う情報は皆無の時代だったようですが 店主さんが 元気に長生きしたいので 飲み屋さんと言うお店としては 不利になるのかもしれないが 自分たちの健康のために あえて店内を禁煙にしたのだそうです。その当時 飲み屋さんで喫煙が出来ないなんて 喫茶店でコーヒーが飲めないような状況と認識されてしまったのかもしれません。当然お客さんのが図が減少して 売り上げと利益も減少してしまったのだそうですが 何とか頑張って禁煙を続けながら お店の経営を頑張って続けられたのだそうです。
現在では 飲食店で 喫煙できるお店の方が 少ないのかもしれません。喫煙できる席を設けて 分煙しているお店や 喫煙ルームに限って喫煙が認められているお店もありますし お店の外で喫煙してくるように灰皿だけ用意してあるお店も一部あるみたいです。喫煙したことがないので理解できませんが 食後にも一服したくなるものなのだそうですから レストランなどでも禁煙者の方は 不自由な思いをされているのかもしれません。
ただ現在のように 禁煙がブームのような勢いで勢力を拡大していますから 喫煙者が可哀想なような気がしないでもありません。昔は 電車の車両内にも灰皿がありましたから 当然列車内での喫煙も認められていたのが いつの間にか駅だけ喫煙を認められていた時代を経て 今では駅の構内も禁煙になったいるみたいです。私の通う病院も敷地内での禁煙が実行されています。まあ病院なんて病人けが人が通う施設ですから 禁煙が当然のような気もしますが 昔はそんな事はなかったように記憶しています。以前獣医師会の集まりが 保健所の会議室で行われている時に 火災報知機がなりそうな位の煙でもうもうとしていましたが 現在は恐らく保健所自体が 禁煙されていると思いますから 当然会議室での喫煙も許されないだろうと思います。
私は一度もたばこを吸った経験がないままに 還暦を迎えておりますので たばこを吸う快感 と言うか楽しさ 面白さを全然知りませんが 今更知りたくもありません。でも健康のために禁煙を決意して 何度も挫折しておられる方が多いみたいなので よほど体にとっての快感は大きいのかなとは思います。現在ほど嫌煙家が大きな顔をしている時代が 来るなんて思ってもいませんでしたが この選択船と言うお店は よく潰れずに経営を続けてこられたものだと感心してしまいます。
現在では お酒を飲むけど たばこは吸わない人が それだけ増えたのかもしれませんが 自分の健康のための禁煙 とはいえ 来てくれるお客さんの健康にも貢献しているわけですから 立派な経営方針だと思いますが 始めた当初は 無謀なお店にとっては凄く不利なルール設定だったと思います。でもそれなりの信念を持って 経営して来られたから 現在では 同業者でお店を禁煙にしたいと考えている方から アドバイスを求められることが凄く多いのだそうです。偉大な先駆者に 拍手を贈りたい気持ちです。
私も仕事を引退してからは 飲みやすくて 私の好みにも合いそうなお酒が見つかれば 多少なりとも嗜んでみたいとは思っております。けれど喫煙だけは百害あって一利なしだと思っておりますので 間違いなくタバコを経験することなく一生を終えると思います。自分だけがたばこと縁のない生活をすることは 凄く簡単ですが その商売を続けるのに相当なマイナス情家になることが分っていて 健康のためにと禁煙を継続して来られたお店には 最大の敬意を表してみたいので 今度東京を尋ねた時には お酒も飲めないのだけれど 一度お伺いしてみたいと思います。

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