5月31日 日大アメフト部の危険タックルの試合から 一年以上が過ぎてしまいました

もうすっかり世の中から忘れ去られてしまっておりますが 日大アメフト部の危険タックルが行われた試合が 昨年の五月六日ですから 本日で五月も終わってしまいますけれど 結局日大の一番の親分からは 一言の弁明も謝罪もないままに 時が過ぎて 過去の出来事として 風化していってしまうのでしょう。まあ日大の親分さんは これまでにも何度も大変な問題を起こしてきているみたいですが 何時も知らぬ存ぜぬを 貫き通しているうちに 人々が忘れ去ってくれて 何にもなかったことにしてきたみたいですから 今回のこの重大事件も 日大の親分さんにしてみれば いつもの出来事の一つにしか過ぎないのかもしれません。

私が腹立たしいのは 大学スポーツと言うのが それ程純粋なだけのものではないのかもしれないとは思っておりますが 懸命に練習に励んできた選手たちの活躍の場が 一方的に監督やコーチの責任で 奪われてしまったことです。日大アメフト部と言えば 日本でも有数のエリート選手の集団ですから 特に四年生は 公式戦で活躍することで 就職先の決まるのでしょうし 明るい未来が待っていたはずの選手も少なからずいたろうと思いますが そんな優秀な選手たちの将来を踏みにじられたことが とても可愛そうに思います。勿論学生スポーツの本来のあり方としては 如何なものかと言うご意見もあるでしょうが スポーツで活躍することで 将来的な活躍の場と職場を同時に手に入れることに賭けていた選手を それほど責めたくはありません。その為にとんでもない忍耐と努力を積み重ねていたろうと思うからです。

当面の処置としては 監督とコーチが 除名処分と言う 厳しい処置を成された と報道されていますが 監督は 監督と言うポジションは失いましたが 日大幹部と言う立場には 何ら変化がないと言われているみたいです。そして一番の元凶である 日大のトップ 親分さんが 一度も公の場にさえ現れずに テレビなどの報道でも その実名や実像さえ 一切明らかにされてはいません。なんで一番の責任者が キチンとし対応をしないで 済まされてしまうのでしょうか。

まるで森友学園等の問題について キチンとした釈明も謝罪もしない アベチャンと一緒じゃないですか。人間ある程度強大な権力を持ってしまうと 何をしても許されてしまうのが 日本と言う国では当たり前なのでしょうか。悲しくなってしまって これ以上書く気になりませんので 本日は終わりに致します。

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