6月22日 本日は 阿部 寛さんの55歳のお誕生日です

私は 自分の見てくれがひどい事を自覚しておりますので 男前の芸能人にあこがれが強い事はこのブログで何度も書いておりますが その代表格は 木村拓哉さん 福山雅治さん そして阿部さんなどです。阿部さんは 元々がモデルさんで 映画「ハイカラさんが通る」で 伊集院忍 と言う天下の男前の役柄で 役者としてデビューしました。私は その時から あまりのカッコよさに 大好きになったのを 覚えています。あんまり男性の事を大好き 等と書いていると そっちの気があるのかと 勘違いされそうですが 私はナーちゃんが大大大好きです。但しあんまり好き過ぎて 万が一なーちゃんと同じ布団に入ったとしても 指一本触れずに朝を迎えてしまうと思います。

いきなりかなり注目されている映画で 準主役と言うポジションで 華々しくデビューを果たしましたから 一挙に知名度は上がりましたが 役者としての演技力などの実力が 全く伴っていなかったので その後はしばらく不遇の時代が続いたのだそうです。本来役者を目指していたわけではなくて この映画の主演の南野陽子さんが大好きだったから 出てみたいと思ってオーディションを受けたのだそうですから 当然と言えば当然かもしれません。

仕事のオファーが全くなかったわけではないけれど あまりに端正な男前だから ありきたりな男前の役柄でしかキャスティングされなかったのだそうです。それと身長が190センチ近くもあるので 女優さんとツーショットの場面で撮影し辛かったのもあって 女優さんから共演を敬遠されていたのかもしれないのだそうです。普通 高身長 と言うのは女性に好まれますが 高すぎるのはやっぱり問題があるみたいです。

その後NHKの大河ドラマで 重要な役柄を何本も続けて演じたあたりから 時代劇での需要がふえて 徐々に演技力なども身につけて 役者としての実力も向上させていったように思います。私が彼の出演するドラマで 一番気に入っているのは「結婚できない男」と言う作品です。現在契約している アマゾンのプライムビデオで 何度も何度も繰り返し 視聴しております。このドラマで阿部さんは 勿論主役なのですが 肩書は個人の設計事務所を経営する建築士 とカッコいいのですが その生き方は ある意味自分に正直なのだけれども 特に人付き合いが不器用で 当然ながら女性に対してもデリカシーの欠片もない対応ばかりなので 彼女すらできない 当然結婚が出来ない男になってしまう と言うドラマです。

このドラマが 気に入っているポイントは 凄く男前の阿部さんの仕草が カッコ悪くて ユーモラスで 何とも独り者の男の悲哀が滲み出ていて 親近感を覚えられるところです。私も全く女性にもてなかったので 当然料理を作ってもらえる女の子もいなかったのだけれども 人一倍食いしん坊だったから 何時の間にか料理が趣味になり そこそこ上手になってしまいました。阿部さんが演じるこの役柄の男性も 潔癖症気味で 絶対自分の部屋に他人を入れないし 料理にも相当なこだわりがあって 食べたいものを食べたい様に調理して 自己満足に浸りながら ゆっくりと味わう と言う他人から見れば寂しい事この上ない生活に 自分なりの誇りを持って生きている所が 何とも魅力的でした。

このドラマで阿部さんは ただの男前の約以外のキャラクターも出来る十分な演技力が備わったことを 証明したのではないでしょうか。まあコミカルな役柄は 「トリック」からすでに演じておられましたが このドラマは いかにもカッコいい阿部さんに コミカルな役柄を無理やりあてはめたような 何処となく違和感がありましたが「結婚できない男」では 普段の阿部さんも こんな風じゃないの と思わせてくれるような自然な演技で 素晴らしいと思います。

私は 阿部さんに凄く憧れておりましたし 時代劇とかでは 凄く貫禄のある重厚な役柄を演じておられましたから 自分よりも年上じゃないかと 勘違いしておりましたが 実際は七歳も年下なのに 驚いております。と言うよりも 自分がもっと年相応に 落ち着きと貫禄を身につけるべきなのだと 反省しえております。

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