6月29日 山井投手のノーヒットノーラン

 ドラゴンズの山井投手がノーヒットノーランという快挙を成し遂げました。それはそれで立派なことだし お目出度いことだと思いますが、これで無能な高木監督の休養がまた遠のいてしまったことは 真のドラゴンズファンとしては ちょっとがっかりです。その上、ドラゴンズとしてはここ10年で最低の成績であり 最悪の状態なのに 何故か3位という不思議な順位です。早く大型連敗をして高木監督が休養してくれないと まるで無駄な 何の意義もない 今シーズンになってしまいます。
 目先の勝ちに拘るからやる気をなくしたベテラン頼みのオーダーになって 世代交代が全く進みません。たまに、気まぐれみたいに若手を起用しても結果が出なければすぐに交代させるから せっかく起用された若手も結果に拘り萎縮してしまい殆ど成長できません。昨年の日ハムの栗山監督みたいにどんなに結果が伴わなかろうと4番で中田を使い続けたから今年は4番が少し様になってきました。どうせ無能で選手のやる気を引き出せない馬鹿監督なのだから ファンも結果は求めていません。せめて将来を見越したチーム作り位は素人でも思いつくのだから実践してほしいです。そんなことよりも何よりも一刻も早く休養して欲しくてたまりません。それがドラゴンズの為になることだけは間違いないことだ と確信します。
 山井投手のノーヒットノーランで思い出されるのは2007年の日本シリーズ 8回まで完全試合の投球を見せながら 9回に岩瀬投手と交代した 落合采配だと思います。興味本位で観戦していた評論家などからは ファンの期待を無視した采配と表現されることが多かったように思います。しかし、山井投手は入団して8シーズン目で24勝しか挙げていない つまり一年平均3勝のピッチャーです。それも日本シリーズという大舞台で8回まで必死に投げて疲れ果てていたでしょう。岩瀬は当時全盛期で 準備万端整えて登板の機会を待ち構えていました。どちらが9回を抑える確率が高いかといえば 明らかでしょう。
 落合監督は8年間でなんと5回もドラゴンズを日本シリーズへ連れて行ってくれました。残念ながら日本一になれたのは1回だけでしたが 日本シリーズに敗れたとき落合監督はファンに謝りました。ファンにすれば日本シリーズへ連れて行ってくれただけでも十分に幸せだったのに、最後の最後で敗北したことでファンをがっかりさせたことを何度も何度も謝りました。何が何でもドラゴンズを50年ぶりの日本一へ導きたかったのだと思います。
 そのためには 勝つ確率の高い選手起用を選択するのは当然でしょう。恐らくドラゴンズファンの中で 岩瀬投手に交代を命じた監督に不満を持つ人は一人もいなかったと思いますし、監督にすれば同じような機会が100回あれば100回とも交代を命じたと思います。
 今更落合さんに監督を要請しても絶対に受けてくれないと思いますが。今年の途中から、もしくは来年からドラゴンズの監督になる人は 強いドラゴンズを作れる、選手から信頼される人になってほしいです。
  

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