7月13日 十三日の金曜日が 縁起が悪いなどとは今ではもう言わないのでしょうか?

私が子供の頃には 十三日の金曜日は 縁起が良くないので 何か悪いことが起こるなとど 実しやかに囁かれていました。イエス・キリストが磔刑につけられたのが13日の金曜日とされ、キリスト教徒は忌むべき日であると考えているという俗説があるが、これは正しくないのだそうです。キリスト教での考え方としては 忌み数の13と関係があるからだといわれているのかもしれません。そもそも日本人で キリスト教を信仰している方はほんの一部の方しかいませんから キリスト教にまつわる忌み嫌われる数字など 殆ど無意味でしょう。但し 日本人は普段はキリスト教とは 全く無縁な生活をしているのに 何故かキリストの誕生日の前日 クリスマスイブは 大騒ぎをしますから 十三日の金曜日が縁起が悪いという事を むやみに信じている人が多いのかもしれません。
今のお若い方にすれば「13日の金曜日」と言えば 殺人鬼ジェイソンが登場するホラー映画の方が よほど馴染がある作品なのかもしれません。私は デカい図体をしていますが 腰抜け野郎なので ホラー映画は嫌いです。でも「13日の金曜日」の第一作と 「エルム街の悪夢」は何度かテレビで放送されたのを みてしまったことがありますし 人気があるので何作も続編が作られたのも 理解できない事ではありません。でも私は本当に腰抜け野郎なので 子供の頃に怖い映画をみてしまうと 夜中にトイレに怖くて行けなかったので 本当に困ってしまいました。
ちなみに私がこれまでみたホラー映画で 一番怖かったのは「リング」です。私は日本でワールドカップが開かれた年ですから もうかなりの昔に 60インチの 当時としては巨大なテレビを所有していました。画面が 普通のお宅にあるテレビよりもずっと大きかったので テレビの画面から這い出して来る貞子もまた でっかいのが這い出してきそうで 特に怖かったように記憶しています。「リング」も 日本のホラー映画としては 凄く人気があって シリーズ化されて 何作も続編や時代をさかのぼった作品まで作られていましたが やはり第一作が一番怖かったように思います。
私は 信仰心の欠片も持ち合わせておりませんので もともと十三日の金曜日が 縁起が悪いなどと言われても 何を眠たい事を言うてるねん位にしか 思っておりませんでしたが 気にしすぎる人は 日常よく起こっていることでさえ 縁起が悪いことに結び付けてしまって 大騒ぎしていましたので 心の中では 腹を抱えて笑っていました。とにかく私と言う人間は 筋金入りの腰抜け野郎でしたから 恐ろしげな言い伝えは 頭から否定してしまいたかっただけなのかもしれません。本日も 特に縁起の悪いことが起こらなかったことを 神様に感謝しながら 眠りに付こうと思います。 

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