7月23日 本格的な夏になりました

何時の間にやら梅雨が明けていたみたいでした。今年は例年に比べて 関西地方は雨が少なかったように思いますし 台風の時にも九州や四国は相当に降りましたが 関西は大して降りませんでした。水不足が心配されますが実情はどうなんでしょうか。本日は大暑ですから 凄く暑いのは当たり前かもしれませんが、本当は午前中にでもチラシ配りに出かけようかとも思っていましたが 朝一からやる気のなくなる様な事があり 更に外に出た時の暑さに意欲を削がれて 病院の二階でダラダラ過ごしてしまいました。

私は幸いなことに 夏バテを経験したことがありません。暑さで仕事がしにくい状態になったり 食欲が減退したりしたことが一度もありません。本当は食欲が減退してくれたら 多少は体重が落ちてくれるのでしょうが どんなに暑くても逆に寒くても 食欲がなくなったことが記憶にありません。いい年して心配事も悩み事もないのかと言われそうですが 病院にもっとたくさん患者さんが来てほしいなあと 思わないでもありませんが 毎日をソコソコ楽しく暮らしていて 奥様とのんびりするための老後の蓄えも一応目標額は溜まっていますから 深刻な悩み事は無いのかもしれません。

そんな夏バテ知らずの私が暑さにひるんだのは 暑さが半端なかったのか 単に年をとって軟弱になったのかもしれません。せっかくの休診日なのにダラダラ過ごすのはもったいないようにも思いますが まあ人間そんな風に休養を取る事も必要なのかもしれません。そもそも本日は出鼻をくじかれてしまったのが良くなかったのかもしれません。今後うちの近所で市役所がらみの工事をするので 工事によって被害が出たのかどうかを事前に確認するためにうちの病院の現状の見取り図と写真を撮りたいと昨日市から委託を受けた会社がやってきました。作業に一二時間かかりそうな話だったので 休診日の本日朝一番で九時から始めてもらう事で約束をしました。

こちらも約束をした以上は 九時よりも十分位前からシャッターを開けて待っていました。所が九時になっても約束した会社の人間は現れません。十分過ぎた頃にやっと現れて ケロッとした顔で「始めさせて頂きます」というので 「約束の時間に遅れたのに 詫びも入れんような人間の顔もみたくないので 出直してくれ」と言って帰ってもらいました。

初めて会って初めて約束したのだから 時間に厳密な人間かルーズな人間か分からなければ 約束の時間に遅れておいて詫びも入れないようでは 追い返されても仕方がないと思いますが如何でしょう。どっちみち市役所が委託する業者ですから 下手したら随契の業者でたるんでいるのかもしれません。随契とは随意契約の略で市役所が業者の見積もりややり方を丸呑みする契約の事です。普通は作業のやり方を確認してその費用を他の業者と比較検討して依頼するか否かを決めるのが常識だと思いますが 役所は作業内容を検討したり費用を比較したりする手間を省くために一つの業者のやり方と費用を 検討せずに受け入れることがままあるという話です。別に約束をすっぽかされたからと言って 私がダラダラ過ごさなくてもよかったのかもしれませんが 出ばなをくじかれたようで 何かする意欲を削がれてしまいました。

昨日、自分の心臓の為にかかっている病院に行って血液検査を受けました。糖尿病の指針となる値HA1cが残念ながら6.6で 目標の6.5を超えていました。先生から「6.5を下回るように努力してください」と注意されました。実は常連の患者さんの飼い主さんが糖尿病が悪化して入院されていますのでその飼い犬を一か月以上預かっています。糖尿病からくる腎臓の悪化で 透析を受けなければならなくなり まだ当分は退院の見込みが立たないと先日連絡がありました。預かっている犬も可哀そうですが 飼い主さんも不安そうで 糖尿病が進行した時の恐ろしさを 実感しました。

更にはやはり猫を沢山面倒みている常連の飼い主さんが 買い物の途中で脳梗塞で倒れてそのまま入院されました。こちらもかろうじて意識は戻り始めていますが何時頃にどのような形で退院できるのか 目途が立っていないそうです。その飼い主さんは一人暮らしで 門真に息子さんがおられて最初は家の中の猫の面倒をみていましたが 毎日面倒をみられないので うちでその猫たちを預かることになりました。糖尿病と脳梗塞 どちらも現在の私の健康状態が年齢とともに悪化していった時に辿り着く未来です。勿論なるべくそんな時期を先延ばしにするように 処方された薬はきちんと服用していますし 血糖値がなるべく上がらないような食生活を心がけようと思っています。

糖尿病も脳梗塞も軽い段階では殆ど自覚症状がありませんから 尚更恐ろしいのです。常連の飼い主さんには申し訳ないけれど 反面教師にして健康により気をつけた生活を送ろうと思います。この歳になると 元気で長生きした者が一番幸せであることを確信しているからです。このブログを読んでいただける方がそれほど多いとは思いませんが 皆で元気に長生きできるように頑張っていきましょう。

 

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