7月26日 一番安全なはずの我が家にいたのに飛行機が落ちてきて死亡した方がおられます

亡くなられた方の日ごろの行いが良かったのか悪かったのかは 知りません。何が起こるかわからない昨今 道を歩いていても異常者に襲われるかもしれません。刃物を振り回されて命に係わることもあるのかもしれません。きちんと歩道を歩いていても車が突っ込んできて跳ね飛ばされるかもしれません。

もし大けがをさせられたり運悪く命を落としてしまっても 加害者の精神に異常が認められれば 何の罪にも問われなくて 被害者が一方的に損害の被り損になってしまうケースも珍しくはありません。私にはたとえ加害者が病気であろうと しでかしたことに対する責任はきっちりと追及されるべきだと思いますが 病気であることが証明されれば 何の罪にも問われない現在の法律には納得できかねます。

外出した時には どのような分けの分らない災難と出くわすか分りませんが 一応きちんと戸締りをした我が家にいれば 火事でも出さない限りは絶対に安全のはずでした。所がその我が家に飛行機が落ちてきて死亡してしまった非常に運の悪い方がおられるみたいです。人は自分なりにその後の人生を思い浮かべながら生きていると思います。私もあと数年病院の仕事を頑張ってからは のんびりと南の島で優雅な老後を過ごすつもりです。

亡くなられた方に どのような人生設計があったのかも勿論分りませんが 人間はみなその人なりに夢を持って生きていたはずです。亡くなられた方は何にも悪いことをしていないのに 突然その人生を強制終了させられたのです。それも突然飛行機が落ちてくるなんて 想像を絶するような理由ですから ご本人はどのようにして自分が死んだのかさえ 皆目見当がついてはいなかったと思います。

人はみな自分の生き方とともに死に方も想像していると思います。ある程度の年齢になれば 体のそこここに病気を抱えているのかもしれませんが 徐々に体力が尽きて 老衰で亡くなるのが 一番楽であり 幸せな死に方だと思います。私は奥様にこれまでも恐らくこれからも散々ご迷惑をかけてきましたから 死に際ぐらいはあっさりと出来るだけ奥様にご面倒をかけたくありません。

もし 何か起こっても(私の場合は脳梗塞の可能性が高いと思いますが)一応病院へは運んでもらっても 延命的な治療や処置は一切してほしくありません。もし治療されて 障害が残ったまま生きながらえても 奥様にさらに負担をかけるだけだからです。私は日ごろ奥様から 「しつこい」と耳にタコができるほど言われています。死ぬ時ぐらいは これまでの罪滅ぼし、というか最後の奥様孝行としてあっさりと逝きたいと願っています。かなり難しいことかもしれませんが 自分の納得のいく死に方が出来れば それだけでも幸せな人生だったと言えるのではないでしょうか。

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