7月27日 チャイニーズクレステッドが来院しました

 チャイニーズクレステッドという犬種をご存知の方はそれほど多くないかもしれませんが、かなり個性的な犬種です。パウダーパフタイプとヘアレスタイプに分かれます。パウダーパフはしなやかな毛に被われていてそれほど特徴的ではありません。ヘアレスは名前の通り頭部など極一部に毛があるけれど全身殆ど皮膚がむき出しになっています。そのため皮膚がデリケートで 皮膚病に罹りやすいし 毛が無いので当然寒さに弱くて冬は服を着せることが望ましいなど 結構面倒な犬種です。来院した犬も慢性的な湿疹に悩まされているそうです。まずマイクロバブルのお湯に十分に浸してから 刺激の少ない薬用シャンプーで丁寧に洗って皮膚を清潔にしました。更に皮膚の状態を改善する薬と痒みを鎮める薬を内服で処方しました。ただこの種類は持って生まれて皮膚がデリケートなので 湿疹の症状は軽減するでしょうが なかなか完治するのは難しいかもしれません。デリケートすぎる皮膚と上手にお付き合いしていくしかないのかもしれません。 

 飼い犬でも自家用車でもオーソドックスな種類を好む人と、殆ど知られていないような一風変わった珍しい種類を好む人がいます。別にどちらの人がいいとか悪いというわけではありませんが チャイクレを好んで飼おうと思う人の気持ちは正直申し上げて私にはあまりよくわかりません。性格的には穏やかで従順な子が多いように思いますから、飼い犬としては不適当な犬だとは思いませんが ヘアレス犬を可愛いとは残念ながら思えません。実は私は自家用車は割と個性的な車を好みます。塩野義製薬に勤めていた頃初めて購入した車が日産のオースターJXで あんまり売れていなくて私の周囲の人はだれも知りませんでした。病院を始めてからもずっと かなり個性的な三菱トッポに乗り続けてきました。昨年乗りつぶした時には もう生産中止になって相当年数が立つので さすがに状態の良い中古のトッポが見つからず 仕方がないので同様にケージのつめるスズキのワゴンRに乗り換えました。ただ、乗り換えた直後にトッポよりもワゴンRの方が車体が少しだけ大きいので 上手く感覚があわせられず 擦りまくって車体を傷だらけにしてしまいました。近頃やっと体感したようなので 病院を続けている間はワゴンRに乗り続けると思います。

  仕事を引退したら 直ぐにベンツに乗り換えようと思っています。勿論 個性的な車を好む私ですから オーソドックスなセダンではなくて できたらGクラスの車に乗りたいです。さすがに新車は1000万以上するので中古で我慢しようと思ってます。病院の仕事を始めてから ずっと中古車に乗り続けているので 別に中古車に特に嫌悪感はありません。ただ、きゅうに大きなくるまに乗換えるので 相当にあっちやこっちをぶつけて傷だらけにすることは今から覚悟しています。

 

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