7月31日 本日はサンテグジュペリが44歳で亡くなりました

サンテグジュペリと言えば 「星の王子さま」の作者としてあまりにも有名です。若くして(若干26歳の時に)この作品を世に送り出しましたが 作家と言うよりも むしろ飛行機乗りが本業のような生活をしていました。フランスの貴族の名家に生まれて伯爵だったそうですから かなりお偉い方だったのかもしれません。

フランス空軍では 内地の空港の飛行教官だったそうですが 前線へ転属願を出してまで異動したそうです。しかし戦闘機や爆撃機には乗らず もっぱら偵察機にばかり乗っていたのだそうで そのあたりの気持ちが少々不可思議に思います。第二次大戦で フランスはドイツに占領されてしまいましたから アメリカに亡命して それからももっぱら飛行機乗りの生活をしていたのだそうです。

1944年の本日 フランス内陸部の偵察に飛び立ち そのまま消息を絶ったのだそうです。最後の最後まで飛行機乗りとしての人生を全うされたわけですから 自分のやりたいことを存分にやっていての事ですから 44歳と随分お若くはありましたが それなりに幸せな人生だったのかもしれません。

サンテグジュペリは作家として 「星の王子さま」の中にも いくつもの名言がちりばめてありましが、その他にもたくさんの名言、格言を残しています。気に入ったものをいくつか挙げてみましょう。

「愛は、お互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。」

かなり有名で ある意味使い古されたフレーズかもしれませんが この言葉が彼から出た言葉とは知りませんでした。

「人間は充実を求めているのであって、幸福を求めているのではない。」

仕事が忙しくて それなりに充実した一日を過ごせた日は 勿論売り上げがあがり それ自体有り難い事なのだけれど 精一杯働けた満足感の方がずっと大きいように感じてしまいます。

「生きながらえるためには、服従すべきであり、存在しつづけるためには、戦うべきである。」

人間として生きていくことは 例え幾つになっても積極的に何かに向かって 頑張っていかなければ 無意味な時間の積み重ねになってしまうと思います。

「船を造りたいのなら、男どもを森に集めたり、仕事を割り振って命令したりする必要はない。

 代わりに、彼らに広大で無限な海の存在を説けばいい。」

人間は大きな夢を抱ければ 自然とその方向に頑張る生き物のように思います。

亡くなられた偉大な先人たちが 自分よりもずっと若い時に人生を終えているので 猶更これからの人生を充実させようと頑張る気持ちになります。

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