8月22日 本日はドビュッシーのお誕生日です

ドビュッシーと言うフランスの作曲家がどれくらい有名なのか見当がつきません。バッハやベートーベンの名前を聞いたことがない方はいらっしゃらないと思いますが ラベルやドビュッシーといったフランス近代音楽を代表する方々が どれくらい世間に認知されているのか殆どわかりません。私は自分がピアノを十数年習っていましたから いわゆるクラシック音楽のジャンルでの知識も偏りがあるのかもしれません。ドビュッシーについて知っていることは 1800年代から1900年代の初めまで いわゆる印象派音楽の作曲家として 機能和声にとらわれない自由な和声法を用いて かなり独創性の強い雰囲気の曲を生み出された方 と言う事ぐらいです。
自分がピアノを演奏するから ドビュッシーの曲で知っているのはピアノ曲をほんの数曲ぐらいです。「月の光」と言う曲は 発表会で披露する曲として先生から指示されましたが 自分のこれまでによく知っているショパンやベートーベンの曲とは かなり雰囲気が異なっていたので 相当に戸惑ってしまいました。私は不器用な人間なので どんな雰囲気で演奏するのが適切なのか 見当をつけるために 当時はまだレコードの時代でしたが レコード屋さんに出かけて 演奏されているレコードを買ってきて聴いてみました。それである程度見当がついたので やっと自信を持って弾くことが出来ましたが 正直に言って 私の好きなジャンルの作曲家ではないことが分りました。先生に次回からは ドビュッシーの曲は避けて選曲してほしいと希望を出しました。
その他で辛うじて知っている曲が 「版画」と言う曲集や「子供の領分」と言う曲ぐらいです。今回ウィキペディアでドビュッシーについて調べてみると 彼の作品は 勿論ピアノ曲が筆頭に紹介されていましたが 歌曲から管弦楽曲まで かなり広い範囲で 少なからぬ作品を生み出されていました。所謂ドビュッシーの代表作としては 管弦楽曲の「海」や「夜想曲」なのだそうですが 恥ずかしながら 全然聴いたことがありません。一応岐阜大学時代にオーケストラに一年ほど混ぜて頂いてファゴット と言う木管楽器を触らせて頂いた経験もありますが そのような作品の存在さえ知りませんでした。
そんなわけですから フランス近代音楽の印象派の代表的な作曲家と言われているドビュッシーを 一般の方々がどの様に認知されているのか 大変興味深く思ってしまいます。学校の音楽の授業でも あんまり登場されることはないと思いますが 如何でしょうか。クラシック音楽にお詳しい方から見れば 鼻先で笑われるような次元の話かもしれませんが 特に最近はクラシック音楽とは縁遠い生活をしておりますので 知りたくなりました。まあ現在の私の興味は 欅坂に相当な部分を持って行かれていますので クラシック音楽が盛り返す可能性は薄いように思いますが。 

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