1月18日 旅行二日目です

年寄りの朝は おしっこが近いので 早いのです。いつものように六時過ぎに目覚めました。朝食付きのプランでしたので 七時過ぎに レストランへ向かいました。ホームページによると バイキング方式だと書いてありましたが コロナの影響で ワンプレートメニューになっていましたので 一寸がっかりしました。まあ一人での食事なので あまり食欲もわきませんから 丁度よかったのかもしれません。約束の時間に ダイワハウスの担当者が迎えに来てくれたので ダイワハウスの事務所に出かけました。この辺りについて 簡単な説明を受けてから 市役所の移住担当者を紹介されました。
阿蘇市の担当者は 移住者の迎え入れに全く熱意がないのでガッカリしました。普通は 移住していく場合 引っ越しの費用の補助金や 家を新築 改修しての移住の場合支援金などが用意されている市町村が多いのですが 全くそのようなサービスはないのだそうです。担当者が言うには そんな目先の補助金よりも 街の街灯設備などを充実させた方が より魅力的な町になるので 阿蘇市はそちら方面へ向けて努力しているのだそうです。移住してくるものの身になって考えれば 街灯が沢山ある街よりも 補助金が充実している方がありがたいのは明白なのに 堂々とそんな主張をするのに 呆れ返ってしまいました。
本来なら 移住の先輩を紹介してもらって 先輩の本音をお尋ねしたかったのですが コロナの感染確認人数が急増している時期なので 一度は面会を引き受けて下さったお宅から 昨日お断りの連絡が入ったのだそうで残念ながら実現しませんでした。杵築の住宅地の場合 自治会組織などがあるし 住民の方々の結びつきが結構強かったのだそうですが こちらの住宅地では自治会もないし 住民同士のサークルなどもないので 結びつきが希薄なのだそうです。私としては ご近所の皆さんと 仲良くしていただくことを期待しておりましたので 残念に思います。
昼ご飯に阿蘇の名物である赤牛丼をご馳走になりました。期待通りに美味しかったです。昼からは 一条工務店の職員さんが わざわざ現地まで訪ねてきて 購入予定物件を自分の目で見てから 説明してくださるそうなので そちらの方と合流しました。担当者は 大阪出身で 二年ほど前にこちらへ転勤してこられたのだそうで 大阪弁に花が咲きました。かなり頭の切れる人物のようで 合流する前に 購入予定物件の番地を知らせていたので 先に現物を見てくれていました。
彼の車で 再度現地に行って この住宅地の家を建てる場合の大まかなルールなどを知らせましたが すでに勉強してくれているらしいので その用意周到さに感心しました。私の土地や建物に関する 大まかな希望を伝えてあったので よく理解してくれていて テキパキと的確な説明をしてくれました。とにかく屋外では寒かったので 近所の喫茶店に移動して 互いのこれまでの遍歴や家族構成なども含めて かなりいろんな方面で話をしました。話が 脱線しながらも 盛り上がりましたので 夕方になり お開きとなりました。スーパーに立ち寄って お惣菜とおにぎり おやつなどを購入して 宿に戻りました。一人では 豪華な障子をしても全く美味しくないので 昨夜に引き続き質素な晩御飯でした。
本日は 市役所の移住担当の職員の熱意のなさに 呆れ返りましたが 一条工務店の職員さんが こちらの期待を上回るほどの対応をしてくれたのが 一番の収穫でした。本日も疲れましたので シャワーを浴びてさっさと眠りました。大浴場があるみたいですが 出かける気力もありません。一人だと 本当に何事もやる気が起こらず盛り上がらぬ旅行ですが まあしょうがないでしょう。

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