Dr.喜作のブログ

2020年7月 の記事一覧

  • 7月30日 野菜がどれも高騰しているみたいです

    今年は 各地で大雨による川の氾濫などで 大きな被害を受けていますが そのためかなかなか梅雨が明けてくれません。雨の日が多ければ 当然晴れの日が少ないわけで 日照時間が例年に比べて かなり短くなっているはずです。その為に野菜や果物の収穫量が落ちて それでスーパーで販売されている野菜果物の価格が凄く高くなっているのでしょう。白菜が丸々一つで7~800円キャベツがやはり一つで350円なんて言う価格になっている日もあります。農家にしてみれば 勿論気候に恵まれて 豊作になってくれる方が嬉しいのかもしれませんが 但しあまり収穫量が多いと 商品がだぶついて 値崩れしてしまう場合も考えられます。でも今年のように 気候に恵まれないで 野菜の収穫量が落ちて 価格が高騰しても とても喜べないのでしょうから 農業というのもなかなかにデリケートで 難しいお仕事だと思います。
    私は八月の第一週に自分の病院の診察が待っています。従ってこの一月ほどは 極力炭水化物を食べないように心掛けて 野菜中心の食生活です。キャベツやレタス キュウリなどが主食になりますので 特にこの時期には スーパーの野菜の価格には 敏感になってしまいます。この頃はあまり言われなくなりましたが 外出自粛を求められていた時期も 現在も変わらず 私は連日スーパーへ買い物に出かけております。するとたまに目玉商品みたいに扱われて かなり安い値段が設定されている野菜があります。但しそんな目玉商品は すぐに売り切れてしまうので 私がいつも出掛ける病院の仕事が終わって 終い掛けの時間帯にまで残っていることは殆どありません。
    但しスーパーの終い掛けには おつとめ品として 昼間の価格よりも大分値下げされた商品もありますから そちらで得した分 少し高いけれどしょうがないと諦めて 高値のついた野菜を購入しております。キャベツは キャベツ用の大きなスライサーがありますので 適当な大きさに切って スライサーで簡単に千切りにして ドレッシングをかけたり 出来合いのサラダは濃いめの味付けがなされていますので ドレッシング代わりに混ぜていただいております。基本的に 病院にかかる前の一月は 千切りキャベツが主食になります。レタスやサニーレタスが安売りされているときは代用する場合もありますが それでもキャベツよりは高くついてしまうので なるべくキャベツを中心に頂きます。一食当たり ほんの数十円の違いですから その時に食べたい野菜をたべればいい という事は分かっておりますが 器の小さな貧乏人である私は その数十円が勿体ないと考えてしまいます。
    話を元に戻して 野菜が高騰しているのは 日照時間が相当に例年よりも短いからだと思いますが 平成の米騒動が起こった年も やはり雨続きで日照時間が短かったように記憶しています。その為に政府のバカどもが「今年のコメは大凶作である」などと愚かな日本国民を勘違いに誘導してしまったのです。結局 その年のコメの生産量は 例年の七十九パーセントぐらいだったのだそうですが 大凶作などと政府が発表してしまったがために 殆どの国民が勘違いして 今年はコメがほんの少ししか収穫できない 米不足の時代が到来するなどと勝手に勘違いして 米の買いだめに走ったのです。
    普段は 米なんてスーパーのコメ売り場には 幾つもの品種が山積みされていますから 自宅の米びつが空になりそうになったら 必要な分だけ買い足して暮らしていたはずです。なのに米不足の時代が到来するなどと 勘違いしたおろかな日本人が 一斉にコメの買いだめに走ったがために 市場に溢れていた米が 一瞬にして姿を消してしまいました。沢山あったはずの在庫が 仕入れて店頭に並べれば 高値でも飛ぶように売れますからスーパーや米屋さんが大量に仕入れて あっという間に売りつくしてしまいました。うちは一切買い溜めしませんでしたが 恐らく一般の家庭には 数十キロのコメがストックされていたのだと思います。
    一般庶民にしてみれば 米を買おうとしてどこを探しても見つからないから 猶更コメ不足の実感を強めてしまって 古米 古古米など普段は商品として見向きもされない米まで倉庫から引っ張り出して売り出したら 驚くような高値で飛ぶように売れたのだそうです。印象に残っているのは 安売りで評判の家電販売店が 畑違いですが 何処からか 多分古米などのくず米だと思いますが いつどこで販売するとチラシを配布したら 凄い行列ができていたことをニュースの映像で見ました。日本人て本当に愚かな国民だと思いました。
    最終的に その年のコメの収穫量は八十パーセント弱だったのです。つまり日本人が毎日米を食べているとして 週に一度だけ 米を食べない日を作れば 実質的に米不足なんて感じないで済んだのです。週に一度だけ 朝はパン 昼はウドン 夜はお好み焼きにすれば 関西人にとってはコメを食べなくても 全く困らないはずです。香川県の人なら 朝昼晩ともウドンにしても 誰からも文句は出ないでしょう。関東の人なら 朝はパン昼はそば 夜は気取ってパスタの日が 週に一度あったってそれ程不自由は感じないのではないでしょうか。
    つまり平成の米騒動なるものは 日本人が勝手に大騒ぎして 自分さえよければ他人なんてどうなっても構わない という浅はかな考えから 不必要なコメの買いだめに走って くず米に高値がついているのに 行列を作ってまで買い込んで 有難がっていただけなのです。皆が冷静になって少しだけ譲り合う気持ちを持てば あんな大騒ぎをしなくても 市場から米が消えてなくなるような不思議な現象が起こらなくて 済んだはずです。私は当時の妻に 米の買いだめは絶対にするな と言い渡しておきましたので 当然我が家の米びつがいつの日か空っぽになってしまいました。
    次の日から 朝はパン 昼はインスタントラーメン 夜はちょっと上等のソバやうどんの乾麺を茹でて たっぷりと天ぷらをのせたり 甘く炊いた御揚げさんをタップリとのせたり 鍋焼きうどんにしたりして 美味しく頂いておりましたので 全然不自由は感じておりませんでした。そんな生活をしているうちに 私と当時の妻の実家から連絡があり 米は足りているのかと尋ねられて 米を全然買い溜めしていなかったので しばらくの間 米を食べない生活をしていると返答した所 両方の家から 十キロ入りの米が送られてきました。両方の実家共に 愚かな買い溜めに走っていたみたいです。
    米があるのに 米を食べない食生活に執着するつもりもないので なるべく米を食べないようにと生活しておりましたら その米がなくなる前に 翌年の新米が販売され始めましたから 結局買い溜めしなくても 何不自由を感じない食生活が送れたように思います。別に両親からコメが送ってもらわなくても パンや麺類で代用できるし 野菜中心の健康な生活にシフトするいい機会だったのかもしれません。今の日本は 米が一粒もなくても 簡単に生きていけるし どうしても米が食べたくなれば 外食すればいいのです。立派なレストランでも 町の定食屋さんでも 近所の牛丼屋さんでも 幾らでもお米は食べれれます。ですから今年もまた 政府のバカ野郎が 米の収穫量がいくらか減少したと分かっても 愚かな日本国民を米の買いだめに走らせるような たわけた発表はしないで欲しいと思います。まあたわけの極みのアベチャンですから 米の収穫量が落ちないことを祈っております。

  • 7月29日 ベラルーシの大統領が新型コロナに感染していたのだそうです

    ベラルーシと言われて どのあたりにある どのような歴史を歩んできた国なのか 直ぐにピンと来られる方は 社会が得意な人だと思います。国の名前ぐらいは 私も聞いたことがありますし 多分旧ソビエト連邦に所属させられていた国々の一つだろうと 想像はつきますが それ以上の知識はありません。位置としては ポーランドの東 バルト三国の南側にあり 面積は日本のほぼ半分 人口は一千万人足らず小さな国と言ってもいいかもしれません。未だに 旧ソ連時代の社会主義を政治の基盤にしており 大統領の独裁力がかなり強い国らしいです。この辺りの知識は 殆ど付け焼刃です。まあ日本とは これまでも そしてこれからもあまり密接なお付き合いはないのかもしれない 遠い存在の国であると言ってもいいのかもしれません。
    その国の絶対的な権力を握っている 大統領が 新型コロナ感染症を軽視するような発言 例えば「ウォッカを飲んでおけばこんな病気は大丈夫」とか「わが国の感染者の殆どが無症状でこの病気を体験している」といった内容の発言を繰り返していたのだそうですが 最近受けた検査の結果 当のご本人が陽性であると診断されたのだそうです。この方は全くの無症状感染者なのだそうで「自分も無症状の感染者の仲間入りできただけの事である」と強気の発言を継続されているのだそうです。「やっぱり大して恐れるには足らない病気だったでしょ」と逆に声を大にして叫びたい心境なのかもしれません。
    まあこの国の場合 絶対的な権力者がこの考え方ですから 感染症対策は殆ど実行されていないからでしょうが 人口は 一千万足らずですが感染を確認された人の数がすでに七万人近いらしいですから 相当な感染者の比率です。0.7パーセントを日本の人口に当てはめれば70万人に当たりますから その感染者率は すさまじい高さです。そのうちの重傷にまでなった患者の数や比率 死亡者の数までは 分かりませんが 一国のトップに立つ人物としては 軽視していい病気とは言えないのかもしれません。但し 小さな国ですし 経済的にそれほど恵まれているわけでも無さそうなのに 無症状の患者を それ程大量に確認できているというのは この病気に対して消極的な対策しか実施していないはずなのに 国民のかなりの数に 信頼性の高い検査が実施されているという事でしょうから 検査体制については 日本よりもずっと充実していると言えるのかもしれません。
    私は このブログで 何度も何度も 新型コロナ感染症なんて それ程恐れることはない病気である と書いてまいりました。ですから 何時この病気にかかっても構わないと思っております。但し現在の所 もし感染者であると断定されてしまうと 当分の間は病院を閉めてしまわなければならないでしょうし 来院していただけた飼い主さんに対してもご迷惑をおかけすることになるのでしょうから かかりたいと思ったことはございません。感染確認人数が再増加するまでの数値で見ると 感染者のうち致死率は 約五パーセント 千人位 ですから 決して侮っていい病気ではないのは間違いありません。但し九割以上の人が無事に回復しているし 感染を確認された人のうち 全くの無症状の人がどれだけいるのか分かりませんが そういう人は検査を受けていないだけで 潜在的には相当沢山いると考えてもいいのかもしれませんから やっぱりそれ程大騒ぎをするべき病気だとは思えません。
    私はこの病気が取りざたされてから 巷でよく言われるようになった 外出から帰ったら手洗い嗽を励行しましょう とか 人の多い所に出かけるときにはマスクを着用しましょう 等といった習慣は全く実行しておりません。病院などに立ち入るときには マスクの着用を強要されますので そんな場合以外は 一切マスクを着用しておりません。仕事中も 手術をするとき以外は マスクを使用しておりません。私が そんな態度を頑なに続けておりますので 奥様も私と行動を共にするときには 同様に振舞っています。ですから二人とも ひょっとしたら既にこの病気に感染しているのかもしれません。
    もし発熱、咳やクシャミを自覚したり 倦怠感や味覚異常など それらしい症状を体感したら 重症化したくないので 直ぐに病院に駆け込んで 検査を受けることを希望しますが 有難いことに 発熱も咳もクシャミも半年以上全く縁がありませんし 病院が暇だからかもしれませんが 倦怠感も味覚異常とも無縁の生活を続けております。日本の検査体制では 精度の高い検査を受けたいと考えても 全くの無症状の場合 なかなか難しいという話を聞きました。それも私的に検査を受けるとなると 未だに相当な費用がかかるとも耳にしました。正直検査など受けるつもりが全くないので 検査についての正確な実情は掴めておりません。
    このブログでやっぱり何度も何度も書いておりますが これだけ感染していたとしても 殆ど症状が現れない人が多い病気ですから 正確な日本人の感染者数を把握するためには 全国民を一斉に精度の高い検査を受けるしか把握できませんが そのような検査体制は 恐らく十年たっても確立されないでしょう。もしそんな検査が実現できたとしても 想像をはるかに上回る無症状の感染者数が確認されるのでしょうから 無症状の患者は結局自宅待機してもらうしかないでしょうし そんなことしたら 当然家庭内感染が起こるでしょうから 家族が外出して他人に感染させる機会が少なからずあるでしょう。ですから 結局この病気の正確な感染者数の把握なんてできないように思います。そして この病気を根絶やしにすることは不可能なのだと思います。
    ですから 現在よく言われている言葉「ウィズコロナ」つまりこのウィルスと共存していくことを考えるしかないのでしょう。いわゆる普通の風邪やインフルエンザと似たような扱いをするしかないように思います。そんな時期が来たら あの時の大騒ぎはいったい何だったのか と振り返る時代が必ず来ると思います。そしてこの時代の虚しい大騒ぎを 笑い話に出来るときが 少しでも早くやってきてくれることを熱望いたします。

  • 7月28日 冷やしそうめんの思い出 というかトラウマ

    私が子供の頃ですから 五十年以上も前の話になりますが 夏休みに昼ご飯と言えば 冷やしそうめんが多かったです。母親がワンパターンでそうめんばかりを作っていた理由の一つには まだクーラーなどない時代で 夏の暑さをしのぐ食事としては 一番涼しさをダイレクトに感じられますから 最適と言えたかもしれません。それに大量のお湯を沸かして 乾麺を放り込めば 数分でゆであがり 後は水にさらして 氷水を張った涼しげな器に盛り付ければお終いですから 簡単で手間いらずの昼食だったからというのも理由の一つかもしれません。
    子供のころ 父の仕事の関係で 夏や年末には かなり沢山お中元やお歳暮を頂いておりました。貰って一番うれしかったのは カルピスの詰め合わせです。普段近所のお店で売っているのは オリジナルの白いタイプでしたが お中元で頂くセットには ブドウ味やメロン味の 色も鮮やかなカルピスが入っていましたから とても嬉しかったです。二番目に嬉しかったのは やはり暑い夏ですから フルーツゼリーや水ようかん プリンなどの詰め合わせです。この類のお中元が届くと 妹と二人で万歳を三唱しておりました。
    そうめんも お中元の定番の一つであったようで 結構上等そうなそこそこの大きさの木の箱に入ったものを 毎年一つか二つ頂いていたらしいので コンスタントに消費していかないと どんどんそうめんが溜まってしまうから だったのかもしれません。但し我が家の昼ご飯に出てくるそうめんは いつも氷水に浮かんだそうめんを箸で掬って麺つゆに浸して食べるだけの 完全なワンパターンでした。例えば薬味で変化をつける事が出来たのかもしれませんが 小学生でしたから 麺つゆにネギやおろし生姜を少し入れる位のものでした。両親は たまに茗荷を刻んだものを薬味として美味しそうに食していましたが 私は今でも茗荷が苦手なくらいですから 子供のころには 全く食べられませんでした。
    例えば冷やし中華のように キュウリやハムの千切り 錦糸卵などが浮かんでいれば かなり食欲を刺激されたのかもしれませんが 母にそんなリクエストをしたこともありませんでしたから その類の変化も全くありませんでした。大人になれば 薬味の生姜を 山葵や柚子胡椒にチェンジしてみるのもありかもしれませんが 私は特に刺激物やニラニンニクなどの個性的なにおいが苦手でしたから 自分で変化をつける事も出来ませんでした。ネットで検索したら そうめんのいろんな食べ方を紹介する類が山ほどありましたから やっぱり何方もワンパターンな食べ方のそうめんに困っている人は少なくないみたいです。勿論私が子供のころには インターネット自体が存在していませんから 簡単に料理法の情報を入手することもままなりませんでした。
    ワンパターンの極みのようなそうめんで 極たまにちょっとした変化があったのが 一箱に一束だけだったのかもしれませんが そうめんが着色剤で 赤や緑などに着色されているものがほんの数本混じっていたように思います。その色付きのそうめんが器に浮かんでいるのを発見した時には 私も妹も目の色が変わっていただろうと思います。着色料で鮮やかな色がついているだけで 味は恐らく全く同じだったろうと思いますが 母が喧嘩しないように 妹に赤 私に緑のそうめんを取り分けてくれました。製麺所の人も 子供がすごく喜ぶであろうことは分かっていたはずですから もっとたくさん着色されたそうめんを入れてくれればいいのに 確か一箱に数十束が入っていましたが 色付きのそうめんが入っているのは一束だけだったと思います。今思えば味が同じなら そんなにこだわることはないのに 子供だったから どうしても食べたかったみたいです。
    私のそうめんの思い出と言えば こんなもので そうめんに対する嫌悪感しか 現在残っていません。たまにそばやうどんは乾麺を茹でて きつねうどんや鍋焼きうどんにしたり ざるそばにして食べますが そうめんを自分でゆでて食べることは ここ数十年なかったので 恐らく死ぬまでにもないように思います。三つ子の魂百まで という言葉がありますが 小学生の時に凄く嫌な思いをしたために こんな爺さんになっても やっぱり食べたくありません。私はそうめんでなければ 冷ご飯にお漬物だけでもいい と母にお願いしましたが 当時うちにはご飯は炊きたてを食べきり 出来るだけ残ってしまって 冷ご飯にならないように 母が工夫していたみたいでしたので 冷ご飯に漬物でお茶漬けという逃げ道もありませんでしたから 本当にそうめんの昼食に辟易としていました。
    これ以上書くとそうめんを大切に作っておられる方や そうめんを凄くおいしく召し上がっている方々に 失礼になりますので 本日のブログはこの辺りでおしまいに致します。

  • 7月27日 乃木坂の新曲にがっかり やっぱり小室はもう終わってる

    乃木坂の新曲を聞いてみましたが 正直ガッカリです。秋元さんにしてみれば 話題作りみたいな意図もあったのかもしれませんが 旧知の間柄の何年も前に不倫問題から逃げ隠れするかのように 芸能界を引退した小室哲哉さんを担ぎ出しましたが 案の定というか予想通りというか 私にしてみれば 凄くつまらない楽曲だと思います。乃木坂としては曲調も斬新だし 衣装もへそ出しで画期的だと思いますし ダンスも メッシュの入った聞いてみましたが 正直ガッカリです。秋元さんにしてみれば 話題作りみたいな意図もあったのかもしれませんが 旧知の間柄の何年も前に不倫問題から逃げ隠れするかのように 芸能界を引退した語りの小室哲哉さんを担ぎ出しましたが 案の定というか予想通りというか 私にしてみれば 凄くつまらない楽曲だと思います。乃木坂としては曲調も斬新だし 衣装もへそ出しで画期的かもしれないし ダンスも メッシュの入った髪などいろんな面で 目新しいことの多い曲ですから そして現在の乃木坂の勢いを考えると それなりにヒットしてしまうのかもしれませんが 駄作としか思えません。
    この曲をよく聞いてみると どこかで聞いたことのあるメロディーの継ぎ接ぎです。小室さんが 過去に素晴らしいヒット曲をたくさん抱えているのは 否定しませんし 名曲と言えるものもそこそこあるように思います。でも乃木坂のこの曲は これまでの曲のいろんな部分を寄せ集めて繋いだだけにしか聞こえません。過去の自分の曲を ちぎって繋いでしたのですから 倒錯とは言えないのかもしれませんが 非常に聞いていて不愉快になりました。アレンジだって この時代に聞くから 耳新しいだけで 過去を振り返ってみれば ありきたりの聞き飽きてしまったような作品です。殆どオリジナリティが感じられません。病気の奥さんを裏切って不倫をはたらいて 散々無責任なことをして きちんとした説明責任さえ果たさないで 芸能界から逃げ出した男に期待してしまった 秋元さんの大失敗だと思います。こんな男は やっぱり片田舎で ひっそりと余生を送るべきだったと私は思います。
    小室さんの事をこれだけボロクソにけなしたら 読者の多いブログなら 炎上してしまうのかもしれませんが 読んでくださる方が殆どおられない私のブログですから まあ大丈夫でしょう。それにしてもこれだけ無責任で腹立たしい男と言えば アベチャンを思い出しましたが アベチャンが政界を引退してくれるのはいつの日になるのでしょうか。とても待ち遠しいです。

  • 7月26日 この連休について思ったこと

    今年はオリンピックが開催されるという事で 開会式のために 海の日と体育の日改めスポーツの日を 移動してきて寄せ集めて わざわざこしらえた四連休だったのかもしれませんが コロナ禍の影響で 今のところオリンピックが一年延期 という形になり この四連休がなんだか虚しいものになってしまいました。そこで政府は 壊滅的なダメージを受けた 観光業や飲食業に救いの手を差し伸べる為に ゴートゥーキャンペーンなるものを企画しました。そのうちの旅行に関する割引を行う トラベルキャンペーンをこの連休に間に合うように 前倒して 周囲からの反対の声を無視した形で 強引にスタートしました。
    このキャンペーンは 当初八月にスタートする予定でしたが 観光業からの悲痛な訴えにほだされたのかどうかは知りませんが 政策に筋の通った信念がないからでしょうけれど 未だ準備が全然整ってもいないのに 前倒しでスタートしたほうが 政府が観光業に対する救済策をいかにも前のめりの姿勢で取り組んでいることがアピールできるとでも浅はかに考えたんでしょうか 大慌てでスタートしてしまいました。最初は 何処の旅行業者を通そうと どんなホテル旅館を利用しようと 有効なキャンペーンのはずでしたが いつの間にか各ホテル旅館が手を挙げてキャンペーンに参加することを意思表示して かつ感染症対策が十分になされていることを確認して 了解が取れた施設だけが利用できるように 話がすり替わっていたみたいです。
    直前になって 感染症確認人数の増大が著しい東京がらみの旅行が 対象外になりました。直前になっての変更ですから 東京がらみの旅行をすでに予約していた人たちが キャンペーンを利用できないのならと 予約をキャンセルしようとしたら キャンセル料が発生してしまう位の直前になっていました。政府が 旅行しましょうと煽っておいて 急遽割引の対象から除外したのも政府ですから キャンセル料を政府が支払うなんて常識なのに 最初は支払わないと 突っぱねてみましたが 世間であまりに避難ごうごうなので やっぱり払うと言い出しました。この政府には 肝の座った 泰然自若の人物は一人もいないのでしょうか。情けないことこの上ありません。
    政府の方から一方的に旅行しましょうと煽っておきながら 実際に利用する国民の事を一切考えていない事が本当によくわかるような実態が現在の所 繰り広げられています。今のところは このキャンペーンを利用しようとすると 各自が申請書に旅行したことを証明する書類などを添付して提出しなければならないようです。利用客も非常に面倒な思いをするし 宿泊施設も宿泊証明書などを発酵しなければなりませんから 煩雑な仕事が増えてしまいます。いずれは 旅行会社を通じて予約する分については 予めキャンペーン分の割挽きされた料金を利用客が支払えば済むように 手続きが簡略化されるらしい という噂があります。
    このキャンペーンは いついつまでに始めなければならない という制約は一切ないのですから どうして準備が全然できていない段階から 周囲の反対を押し切って始めなければならなかったのでしょうか。キャンペーンを始める前日になって ようやく宿泊施設に対する説明会が開かれましたが 具体的なことを質問されても 現在のところまだ決まっていない という返答の一点張りだったのだそうですから 無責任というよりもあまりにも無計画な政策だと思います。このキャンペーンで一兆円以上の税金がつぎ込まれるのです。息も絶え絶えになっておられる観光業の方々を救うために利用されるのですし 国民にもそれなりのメリットがある企画ですから 文句を言う人はあまりいないのかもしれませんが 税金の有効活用になる使い方を考えてほしいものです。
    私は 九月にプライベートの旅行 また大分県の移住先へ出かける予定があります。その時点までこのキャンペーンが継続されているのか その前に緊急事態宣言が発令されて 消滅してしまっているのかもしれませんが もし利用できるのなら利用したいと考えています。その頃には 一日二万円分しっかりと割引されるシステムが確立されていると嬉しいのですが こんな世間の評判に左右されまくって ふらふらしている政府が企画したキャンペーンですから 全くあてになりません。
    この連休中も うちは当然のように病院の仕事をしておりました。患者さんはそこそこお越しいただけましたが ホテルでお預かりしたのは ワンちゃんが二匹と 猫ちゃんが三匹だけと 寂しい結果に終わりました。旅行に出かけられた方にお伺いすると 大阪も感染確認人数が百人を超えているので 旅先であまりいい顔はされなかったみたいですし 普段通りに過ごされた方々は こんな雰囲気の中 旅行に出かけようなどとは全く考えなかった というご意見でした。関西の人間はもう忘れてしまっているのかもしれませんが 九州では今月上旬の大雨によって 家がつぶれ 職場がなくなり 絶望を抱えたまま避難所暮らしを続けておられる人たちが 山のようにいらっしゃるのです。そんな人々の気持ちまで考えたら のんびりと旅行できる気分にはなっていただきたくないし この四日間お天気が悪かったことが 逆の意味で救いだったように思えてしまいます。

  • 7月25日 安楽死について思う事

    コロナ禍のニュースばかりがあふれている昨今 ショッキングだったニュースが 筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性に対する嘱託殺人容疑で医師2人が逮捕された事件です。この病気については 現在の所 有効な治療が見つかっておりません。自分の体が思い通りにならないのですから 凄く肉体的にも精神的にも苦しいだろうし 周囲の負担になっていることに対する申し訳なさも痛感する毎日だと思いますから 死にたくなる気持ちは凄くよく分かるような気がします。私も還暦を通り越して久しいですから 自分の老い先について考えてしまうことがあります。私は どうしょうもない位に我儘で独善的な人間ですから 周囲の人間 奥様やあまり会う機会はありませんが 近所で暮らしている妹や父親 そして親戚筋 仕事で接触するペットの飼い主さんなどに 自分で思っている以上に迷惑をかけ 不快な思いをさせているのだと思っております。
    ですから 自分の死に際ぐらいは 出来るだけ身近な人 と言っても奥様だけですが これまで以上の負担はかけたくないと考えております。希望としては よくピンピンコロリと言われますが 前日までぴんぴんしていて 異変が始まったらあっという間に絶命するのが理想的だと思っております。無駄に延命するための治療などは一切したくありません。苦痛と周囲への迷惑を増大するだけだし 死に際の苦しみを長引かせるだけだし いらぬ治療費など使いたくありません。一円でも多く 奥様のその後の生活に役立ててほしいと思ってしまいます。葬式なども時間とお金の無駄だと考えますので 何だったら病院から直接火葬場へ遺体を搬送してもらっても 文句はありません。正直言えば 私の葬式なんて企画しても 誰一人として参列してもらえないのが 心配だからこんなことを考えているのかもしれません。
    日本では 安楽死を公式には認められておりません。これまでに安楽死を幇助した医師が 罪に問われなかったケースがないことはないようですが ごくまれな話みたいです。治療法のない病気に苦しむ患者の主治医が その苦痛を早く終わらせてあげるのが 本人にとっても家族にとっても最善の選択であると判断して 安楽死を幇助した事例が詳しいことはよくわかりませんけれど 過去にあったのだそうです。今回のケースは その時の事例と比較してみると 幾つか相違点があるみたいです。
    まずは逮捕された医師たちが 亡くなった方のこれまでの治療に直接関与していなかったことです。主治医であれば ひょっとしたら病気の始まりの時点からの 経過を熟知していて 本人の気持ちやご家族の意思を十分に把握できていたはずです。医者だって 治療をしていく段階で 今後どのようなプランで患者さんに対応していこうかと いろいろ考えながら仕事をしています。治療の効果が全く現れず 患者さんの苦痛を少しも安らかにしてあげられていない事が 分かっていれば 患者さんが安楽死を希望しても致し方がないのか否かについても 十分考える時間があるはずです。
    但し 本人の気持ちだけで 安楽死の方向に考えるのは 浅はかすぎます。患者の家族にしてみれば 普通一日でも長生きしてもらいたいと考えるはずですし 少しでも長生きしていれば 凄く運が良ければ 生きているうちに有効な治療法や治療薬が見つかるかもしれない と希望を持っておられるかもしれません。勿論 家族が本人の現在さいなまれている苦痛を本質的に理解できていない場合も多々あるのかもしれません。その点については 主治医から 実感しやすいような的確な病状の説明が必要であると思います。
    亡くなられた方のお父さんが インタビューに答えておられる映像をニュースで何度か見ましたが 少なくとも お父さんは 患者さんが安楽死を望んでいる気持ちには 全く気付いておられなかったようだし そこまで考えてしまうご本人の苦痛についても 十分には理解されていなかったように思います。苦痛にさいなまれ続ける患者さん本人は 安楽死を選択することによって 辛くてt真rない毎日から解放されて 楽になれるので 安楽死えを望まれてしまったのかもしれませんが ご家族の一日でも長く生きていて欲しい という気持ちが十分に伝わっていなかったのかもしれません。
    十分に大人の年齢に達しておられた患者さんですから 重大な決断を自分の意志で下すことは 当たり前かもしれませんが 残された家族の気持ちに対する考慮が不十分であったように思えます。かくいう私も 自分の意志通りに体がコントロールできなくなってしまったら 生きていたくない気持ちになると思います。その場合 私には家族が奥様しかいませんので 奥様に私の意志をきちんと伝えて納得していただければ 安楽死というのも 選択肢の一つに加えて対応を考えるかもしれません。
    仕事柄 ペットの安楽死と向かい合わねばならない場面に 一年に何度か遭遇してしまいます。当院で ずっと治療を頑張ってこられたのだけれども 万策尽きて 苦痛を引き延ばすだけにしかならない延命治療を続けたくない と望まれる飼い主さんがいらっしゃるケースが 稀にあります。かなりの苦痛を伴う治療を頑張って続けてこられたのにもかかわらず 明らかな効果が認められなければ 安楽死という選択肢が 飼い主さんの頭に思い浮かばれても 不思議ではありません。
    安楽死については 絶対に拒否される先生も珍しくありません。でも私は 十分に手を尽くしたうえで ペット本人が味わっている苦痛や 飼い主さんの心労を考え併せたら 究極の選択として 安楽死を断固拒否は出来ないと判断しております。当院で 治療していてその経過や飼い主さんのお気持ちが十分に理解できる場合には 強く望まれれば 実行する場合があることは事実です。ただ時々困ったケースに出会ってしまうことがあります。他の病院にかかって 治療を頑張ってこられたのですが ペット本人の苦痛は凄く大きいし 飼い主さんとしても現状が長引く事が辛くて 安楽死を希望したのだが その先生が安楽死を絶対に認めない立場の方であった時に 安楽死だけを求めて 当院に電話がかかて来たりすることがあります。
    そんな場合は まず診察させていただいて 必要と思われる検査を実施して その子の現状を十分に把握してから これまでの経過をお尋ねします。そのうえで 安楽死が適当である 他の選択肢が見つからない と判断せざるを得ないような状態の場合には 安楽死を実行する場合もないではありません。但し 勿論こちらとしては 非常に気の進まない 処置を執り行うわけですから その場合は費用をそこそこ高い目に請求してしまいます。私だって 病気やけがで苦しんでいる動物を助けたくって 動物病院を開業して 頑張って経営を続けているわけですから 動物を死なせる処置なんて 本当は絶対にやりたくはないのです。でも世の中には 私の気持ちに反する事でも 必要なことがあると考えて 泣く泣くその処置を行っていることをご理解ください。
    話を 今回のニュースに戻しますが 患者さんが安楽死について ご家族と十分に相談されていないことが とても残念に思います。そして当然主治医の先生に 安楽死を希望したけれど 却下された経緯があって 安楽死処置を幇助してくれる医師を恐らくネット辺りで求めたところ 逮捕された医師が名乗り出てきたのではないでしょうか。その医師たちと患者さんの関係がまだ明らかになっていませんが それ程密接なつながりはなかったように思われます。そのうえ 安楽死の実行の謝礼として かなりの金額の受け渡しがあったようなので どう考えてもこの医師たちが 小遣い銭稼ぎに 安易に安楽死を請け負ったかのような印象を持っております。
    だとしたら 明らかにこの医師たちが行った安楽死の幇助は 殺人と判断されても致し方のないことのように思われて 非常に不愉快な気持ちになります。治る見込みのない難病で苦しんでおられる不幸な患者さんの 死にたくなる気持ちに付け込んで 小遣い稼ぎをしたのだとしたら 厳罰に処されるべきだと考えます。コロナ禍のニュースだけでも 暗く悲しい気持ちになりますし 政府のあまりに無能であり無責任な政策にも 非常に腹が立っておりますが それ以上に残念であり悲しいニュースだと思いました。

  • 7月24日 やっと始まったテレビドラマについて思う事

    私が 春から始まると思って一番楽しみにしていたのは「アンサングシンデレラ」です。このドラマには私がこれまで見た女の子の中で一番可愛らしいと思う ナーちゃんこと西野七瀬が出演しているので とても楽しみにしておりました。これまで病院を舞台にしたドラマとしては スーパードクターを主役にしたドラマはたくさんありました。看護師さんを主演に据えて 描かれた作品も何本かありました。所がこの作品は 薬剤師さんが主役を務めるドラマ という事でどうなることやら 期待とともに不安を抱えながら 放送されるのを待っておりました。
    先週 第一話を見たら 薬剤師を話の中心に据える為に 案の定あり得ない展開が繰り広げられてしまい かなりガッカリしてしまいました。そもそも薬剤師さんが 患者さんとコンタクトを持つことなんて 絶対にないとは申しませんが 常識的にはかなり稀なケースと言えるように思います。急患が運び込まれる現場に 薬剤師がうろついているなんて まず考えられません。ましてや 症状などから病態や病名を ドクターに提案するなんて 絶対にありえない状況です。大体 一薬剤師が 一人の患者の状態の変化について 事細かに知りえるはずがありません。
    これが ドクター以上に患者と接触している看護師なら それなりに実践的な医学知識もあるし 病状の推移や検査結果の変化について詳しく知りえますから ひょっとして医師がうっかり見落としているかもしれない可能性に気づくようなことが あり得ないとは言えないように思いますが 普段患者さんと直接コンタクトがあるはずのない薬剤師が ドクターに提案等するのは 立場をわきまえていないとしか言いようがありません。正直言って ナーちゃんが出演していなかったら 二度と見ないドラマだと思いました。本日辛抱して第二話を見てみましたが 更にあり得ない展開に驚かされてしまいました。あろうことか勤務時間内に 許可も得ないで 患者の自宅まで押しかけて 更には普段かかっている病院を調べて そちらにまで押しかけて常用している薬剤を確認するなんて 現実にはどう考えてもあり得ません。ナーちゃんの大阪弁は とっても可愛らしいので 非常にチャーミングなのですが ナーちゃんの絶大なる魅力をもってしても 次回からこのドラマを私が見ることはないように思います。
    薬剤師を主役に据えたドラマ というこれまでにない新しい切り口に 不安はあるけれど期待していましたが 全く裏切られてしまったようで とっても残念です。薬剤師さんというお仕事は 勿論国家試験に合格しなければ 就けない難しくて大変なお仕事です。但しその仕事は ドクターが処方した薬を 絶対に間違えることなく患者さんやドクター 看護師に届ける事です。ミスが許されないし キチンとできて当たり前で 誰からも特に褒められることのない 地味な仕事ですが 病院の中でなくてはならない とても重要な役割を果たしていることは間違いありません。ただし 主役として活躍させたいディレクターの気持ちもわからないではありませんが 現実にはあり得ない状況の連続では 病院関係者でなくても 見ていて違和感だらけになってしまい 見る気を喪失させてしまうのは明らかです。ナーちゃんとしては 準主役クラスの配役ですし 台本を読んでも その不自然さに気づけないのでしょうから 仕事として受けてしまったことは 致し方ないのかもしれませんが 出来たらこの仕事は断って欲しかったです。来週から 幾らナーちゃんの出番がそこそこあるドラマであっても もう見たくありません。
    他に この時期に始まったドラマとしては やっぱり「半沢直樹」には期待してしまいますが 余りに敵役キャラが沢山いるみたいなので あんまりわざとなしくないストーリーであってほしいと思います。その他では あまり期待しないで見始めた「MIU404] がとても気に入っています。綾野剛さんと星野源さんがとてもいい感じで絡んでいるので あんまり可愛らしい女性が出演していない割には とても楽しみにしております。それから私は キムタクが大好きなので「BG]は楽しませていただいております。ストーリーが割と地味なのも かえって親近感が湧いてきますから 好印象です。いつもいつも大きな事件やピンチの連続よりも かえって面白く感じます。
    それから 本当に偶然見始めた「私の家政夫なぎささん」は最近始まったドラマの中で 一番お気に入りかもしれません。このドラマはなんといっても 女優さんの中で 土屋太鳳ちゃんの次に好きな 多部未華子ちゃんが主演しているからかもしれません。彼女も三十歳を超えましたし 結婚もしてしまいましたので さすがに少しだけオバちゃんが感じられないでもありませんが 決して美人だとは思いませんけれども 非常にチャーミングだと思います。演技も自然さを感じられますので 上手だと思います。結局私は 出演している女の子で お気に入りを選んでしまうのかもしれませんが ナーちゃんの出演作は 多分もう見ないと思います。比較的地味な存在である薬剤師さんとしても あれだけ本来の姿からかけ離れた姿を描かれてしまったら やっぱり不愉快さを感じてしまうように思います。ドラマは所詮作り物の世界ですが 最低限のリアリティが必要だと思います。

  • 7月23日 全国の約四割の海水浴場が 今年は開設されないのだそうです

    いよいよ暑くなってきて 海水浴場が賑わう季節になってきましたが 今年は感染症対策が十分に行えない という理由で 海開きをしないのだそうです。一応砂浜は 使用禁止の看板でもたてられて ロープぐらいは張られるのかもしれませんが 常時監視されているわけではないのでしょうから 海水浴場として今年は閉鎖されていることを知らずにやってきた利用客が 勝手に泳いだりするケースは かなり多いのではないでしょうか。禁止されている区域のすぐ脇から海に入って泳ぐ人も少なからずいるように思います。事前に確認せずにその地を訪れた人の不注意なのですが わざわざやってきたのに それもいいお天気だったりしたら 何もせずに帰れと言っても なかなかいう事は聞いてもらえないのかもしれません。
    但し 海水浴場がきちんと開設されている場合は 多分管轄する市町村が ライフセーバーを常駐させて 事故やトラブルに責任をもって 対応してくれるはずですが 開設されていない海辺では 困った時に助けてくれる人は 当然いません。毎年 殆ど全ての海水浴場で ライフセーバーが非常時に備えてくれているのに 数百件の海難事故が起こっているのですが 今年はライフセーバーさんたちの目の届かないところで 勝手に泳いだり遊んだりするのかもしれませんから いつもよりも沢山の事故が起こって 悲惨な結果になりそうで心配です。
    それに 本来海水浴場以外のスペースにそこそこの人数が集まってしまうと どうしても混みあう中 感染のリスクも高まるでしょうし ルールを守らずに遊ぼうとする我儘な人間の集団が出来るのですから 猶更けんかや諍いが多発して 楽しく遊ぶ場所で トラブルが頻発してしまうかもしれません。せっかく楽しみにして 出かけてきたのだから どうしても海に入りたくて 禁止された地域以外ででも 海に浸りたい気持ちは分からないでもありませんが きちんと下調べをしなかった自分の落ち度だと 素直にあきらめて帰った方が賢明だと思います。
    偉そうに言っておりますが 私が最後に海水浴に出かけたのは 四十年以上も前に 一つ目の大学に通っていたころ 所属していた理工学部化学科高分子学研究室のセミナーハウスが海辺にありましたので 夏休みにそのセミナーハウスに泊まり込みで遊びに出かけた時以来だと思います。就職が一応決まって 一安心出来た直後だったので 同じ研究室の仲間と 凄く楽しく海水浴をしました。誰が持ってきたのか知らないけれど 結構ちゃんとしたゴムボートがありましたので 乗り込んでうっかりかなり沖合まで出てしまったら なかなか砂浜に戻れなくなってしまい 相当に焦ったのを今でもよく覚えています。
    昼間は海水浴を思い切り楽しみ 夜はほとんど寝ないで麻雀に明け暮れていました。料理の凄く上手いメンバーがいましたので 豪華な食事が出されて とても楽しい思いをさせてもらいました。それ以後は 海水浴場に出かける機会さえなかったので それきりになっています。大分の移住先に考えている所は 数百軒の住宅地ですが プライベートビーチが 歩いて数分の所にありますから まさか海水浴はしないでしょうけれど 砂浜の散歩や 水平線に沈む夕日は 気軽に楽しめそうで 期待しております。
    大雨の影響で 今年は気温があまり上がらないのかと思っておりましたが ここ数日は例年通りに凄く暑くなっています。子供たちの夏休みもかなり短縮されるみたいなだし 開設される海水浴場がかなり少なくなってしまうらしいので いつも以上に混みあって事故やトラブルが頻発しないことを 心からお祈りいたします。せっかく楽しい思いをするために出かけてきて 辛く悲しい思い出につながるようなことにならなければ 幸いです。混みあってしまって 海水浴場が感染症の温床とならないことを 心より願っております。

  • 7月22日 小池さんと吉村さんの違いについて 思う事

    小池さんとは 勿論都知事の事だし 吉村さんというのは府知事さんの事を意味しています。感染確認人数が 東京は相変わらず本日も二百人を大幅に上回り 大阪もついに初めて百人をかなり上回ってしまいました。私は この都府の感染確認の人数が すごく増加していることについて 二人の知事さんの責任だとは 全く思いません。お二人とも 出来うる範囲の事を精いっぱい頑張っておられるように思っております。二人の主張で 共通していることも沢山ありますでしょうし 相反することも少なからずあると思いますが私が気になったのは 小池さんが明日以降の連休に不要不急の外出を出来るだけ控えるように 繰り返し繰り返し発言していたように思いますが 吉村さんは 外出を制限するような内容の発言は 殆どされていないように思いました。
    私は 大阪府民ですが 吉村さんの発言をそれ程細かくチェックしておりませんので たまたま私が拝見した記者会見の時だけかもしれませんが 外出の自粛を求めるような内容は ひとことも発言しておられませんでした。小池さんは それこそ繰り返し繰り返し ことあるごとに外出の自粛を求めていたように思います。吉村さんだって 感染確認人数がこれまでで最大になったわけですし キャンペーンが始まれば 大阪にもたくさんの観光客がやってくるのでしょうから 更に感染確認人数が増大するのは 間違いないのに 歯を食いしばって 外出の自粛を求めませんでした。
    大阪人が旅行に出かけて ウィルスに感染して大阪に持ち帰られることは勿論心配でしょうし 大勢の観光客によって持ち込まれることも心配だったと思います。でも吉村さんは 大阪の為 大阪府民の気持ちを考えて あえて外出の自粛を求めなかったのだと思います。ストレスがすごく溜まっているであろう府民に旅行を楽しんでもらいたい気持ちもあったかもしれません。苦しんでのたうち回っている 観光業や飲食業がいくらかでも潤ってくれることを期待して 府民の外出も 観光客がやってくることも 自粛を求めませんでした。毎日は自分が発表しなければならない 確認人数を少しでも減らしたければ どうしても自粛を求めたくなるのは当たり前なのに 辛抱しているように感じられました。
    それに対して小池さんは 外出の自粛を求める一点張りでした。東京はゴートゥーキャンペーンからは除外されましたが 別に旅行や外出を禁じられたわけではありません。都民が 他県に出なくても 泊りがけでなくても 都内で空いているかもしれない観光地に出かければ 幾らかでも観光業や飲食業の人たちを救えるかもしれないのに 緊急事態宣言が出ていた時と同様に 外出自粛ばかりを主張していました。小池さんは とにかく目先の感染確認人数を減らしたい という目標しか持ち合わせていないかのようでした。
    小池さんの使い古したキャッチフレーズに「都民ファースト」というのがありましたが あのおばちゃんは「何よりも都民の利益を優先し 都民の希望をかなえる」と主張して都知事に当選したように思います。だけど外出自粛を求めるだけでは 目の前の確認人数の事しか考えていないのは 明らかでしょう。外出自粛の声をきくたびに 都内の観光業や飲食業の人たちのはらわたが煮えくり返っていることに 気付かないのでしょうか。あえて見ない振りをして 毎日自分が発表せねばならない人数を減らすことしか考えないので自粛を求める主張を繰り返すのでしょうか。何が「都民ファースト」やねん。完全に「都知事ファースト、小池ファースト」しか考えていないやんか。
    そもそも小池さんのやることなすこと 全くオリジナリティがありません。なんちゃらファーストなんて 勿論アメリカのトランプさんからのパクリだし 東京アラートだって 完全に大阪の物まねだし この前の選挙の時の一番の主張である 東京版CDC(疾病対策予防センター)の創設だって もろにアメリカに既にある組織の模造品をつくろうという話であります。アメリカの感染症対策の中枢のそっくりさんを今頃作って何がしたいのでしょう。アメリカは先進医療が充実した病院をたくさん抱えた国なのに 感染者数 死亡者数ともに世界最大の国なのです。つまり感染症対策で一番失敗を重ねている国を模倣して 日本に 東京にどんな利益が期待できるというのでしょうか。そんな間抜けな主張をしていて 都民の生活を全く優先して考えない政治家にせっせと投票して 都知事に再選させてしまうのですから 都民はバカばっかりだと思いました。まあアベチャン率いる自民党にばかり投票している愚かな日本国民の一部なのですから しょうがないのかもしれませんね。
    大阪人としては 東京がどうなろうと知ったこっちゃありませんが 日本の中枢であることは間違いありませんから いい方向に向かってもらわないと 日本全体にも悪影響が出ることは間違いありませんから 都知事としてのお仕事である 都民の希望や利益につながる政策を考えてほしいと思います。それから 辛い立場にあるのに本当に懸命に頑張っておられる吉村さんを 心から応援したいと考えます。

  • 7月20日 例年なら 子供たちは終業式で夏休みが始まりますが 今年はいつもと違うようです

    今年は コロナ禍の影響で 春先から 長いこと休校が続きましたから 子供たちの夏休みが大幅に短縮されてしまうのだそうです。休みたくもない時期に 自宅に縛り付けられていて 暑い盛りに 登校しなければなりませんから 子供たちも可哀そうに思います。例年だと終業式だけですから 午前中に子供たちが嬉しそうな声を張り上げて下校していくのを 夏休みのない私としては 悔しい思いで眺めておりましたが 今年はまだ授業が続くのでみんなの気持ちが萎んでしまっているのではないかと心配してしまいます。
    今は 私たちの時代と違って 各教室にエアコンが設置されているみたいですからそれ程授業中の暑さは心配しなくてもいいのかもしれませんが 当然休憩時間はめいっぱい窓を開けて換気をするのでしょうから それ程涼しい環境で勉強できるわけではないのかもしれません。授業中も 相変わらずマスクを全員で装着させられているのでしょうか。教室内で授業を受ける場合 児童はみんな同じ前を向いて座っているわけだし 隣同士があまり喋ったりしないのであれば マスクを装着する必要はないように思います。マスクをしていると どうしても息苦しい分 集中力が低下してしまい 授業の内容の 理解や記憶の効率が悪くならないのでしょうか。
    それから 登校するのは 朝のまだ涼しい時間帯かもしれませんが 下校するのは昼からの一番暑い時間帯になりますから 熱中症の事を心配したら 出来たらマスクを外して帰った方が 安心できるように思いますが 子供同士が 大声で喋りながら帰るから といった理由で マスクの装着が義務付けられるのだと思います。誰かが 下校時に熱中症で倒れない限りは マスクを外せないのかもしれません。聞いたところによると さすがに体育の授業中は マスクを外しているのだそうですが だとしたら下校時のマスクの装着は 自由意思に任せるべきだと思いますが 如何でしょうか。
    私は 器の小さな人間ですので いつも終業式から帰る嬉々とした小学生の顔を見ると 夏休みが全然ない情けない自分が悲しくて とても悔しい気持ちになっておりました。でも今年は 今朝もいつもと同じように登校していく子供たちを見ていて 同情してしまいました。春の気候の良い時期に 学年が新しくなり 早く新しいクラスの仲間と授業を受けたり 遊んだりして仲良くなりたい時期に 自宅で大人しく宿題をさせられていて そのうえ一番の楽しみであるはずの夏休みを大幅に削られてしまうのですから 可哀そうだなあと思いました。
    今年は大雨の影響か あまり暑くない日が続いていましたが 今夜は仕事を終えて二階に上がったとたんにエアコンのスイッチを入れましたから 相当に暑くて熱帯夜は間違いなさそうです。今後本格的に暑くなっていくのとしたら 暑さで体力や免疫力が低下する上に ゴートゥーキャンペーンなんて めちゃくちゃな企画を 最悪の時期に強引に始めてしまいますから ほぼ間違いなく第一波と言われている感染者の増加の波よりも 振れ幅の大きな第二波が 直ぐにやってくるだろうと思います。遅かれ早かれ 緊急事態宣言が 再び発令されると思います。但し 一度目の時は 強制力のない自粛のお願いを 日本国民が律儀に守って 感染確認人数がすぐに減少しましたが 恐らく二回目は一回目ほどには極端に自粛できないでしょうから 感染確認人数が減少するのに時間がかかるでしょう。時間がかかればかかるほど 自粛活動に持ちこたえられない小規模な飲食業や観光業の方々が 力尽きて廃業せざるを得ないように思います。
    一旦潰れてしまった お店にあとから資金を注入しても 再生はしませんから 感染症で亡くなられる方の人数を 廃業して絶望して自殺される方の数のほうが上回ってしまうのではないかと 今から心配しております。それと個人的に気になるのは 九月に再び大分県に旅行に出かけようと考えていますが それまでには当然二回目の緊急事態宣言が発令されていると思います。だとしたらかなりお得に旅行できるはずのゴートゥーキャンペーンは 継続されてはいないのでしょうか。病院の仕事との兼ね合いもありますからどうしても旅行の日程は九月に入ってからにしか予定できそうにありません。安くなるといったって元々は私たちが納めた税金を皆で分け合うわけですから 僅かとはいえ納税しているものとしては 利用したいのですが 現実的に考えて 私がこのキャンペーンの恩恵に被れる可能性は 殆どないと覚悟しております。
    九月になれば 現在よりもコロナ禍の状況が 悪化しているとしか考えられませんから 日本という国が無事に存在しているのかさえ心配されます。のんびり旅行などしていられる情勢ではないのかもしれませんが 暑い中頑張って働いた分の自分へのご褒美にありつければ嬉しいです。