Dr.喜作のブログ

2015年11月 の記事一覧

  • 11月30日 1993年の本日 世界で初めて安楽死法がオランダで成立しました

    世界的に見て オランダに続いてスイスやベネルクス三国と言われた国々など 他にアメリカのいくつかの州では 安楽死が法律上認められています。安楽死と言えば 人間が終末期を迎えていて 苦しいだけの延命治療を本人が望まない場合だけの事例かと思っていましたが ヨーロッパなどではかなり若い年齢の方で安楽死をされているケースもあったようです。

    ベルギーでは29歳の女性が 既に癌の末期で余命半年と医者から宣告されたのだそうです。癌末のかなりの苦痛を伴う中で 何の希望もなく生きていくことよりも 安楽死を選択されたのだそうですが もし自分がそのような立場に置かれたとしたら 安楽死を選択する可能性は結構あるのかもしれません。まあ日本では安楽死は認められていませんし 下手に医者が関わると自殺を手助けしたと言う事で 大きな事件になり 殺人者扱いを受けてしまう可能性大ですから 現実的には難しいでしょうけれども。

    安楽死を法律で認めてしまうと 生きていくことに意義を見いだせていない若者が安易に安楽死を選択してしまう弊害は確かにあるみたいです。ベルギーやオランダでは 安楽死専門のクリニックも誕生していて かなりの数の患者が殺到しているのだそうです。判断が難しいのが 人生の終末期をすでに迎えておられる方は別として まだ将来が残っている方で安楽死を望まれる方のケースだと思います。

    誰だって自殺することをある程度真剣に考えたことはあるのかもしれません。私も正直な所 自殺を本気で考えたことが無いでもありません。誰しも苦痛や恐怖を伴う方法で死にたい方はいらっしゃらないと思います。苦痛や恐怖を伴わず 奇麗な死に様が約束されているとしたら 恐ろしいことですが自殺願望の方の数は急増してしまうように思われます。

    現在の私には ちっぽけですが夢があります。あと数年現在の仕事を頑張ってから ある程度リッチな老後を過ごせる目途が立ったら 奥様と二人でのんびりと楽しい老後をおくることです。その為には現在できることとして 仕事を頑張る事と 少しでも長生きしたいので健康に気を配る事を考えていますから 最近は自殺について考えることは全然ありません。但し無様な死に際は嫌だし これまでさんざん奥様に迷惑をかけてきましたから 延命治療を受けてダラダラ生き続ける事だけは断固拒否しようと思っています。

    自分の事はさておき 現在の動物病院の仕事でも 安楽死と直面することはあります。老齢や癌の末期で 余命が幾ばくも無いけれど だらだらと生きながらえるのは 動物本人の苦痛も計り知れないし それを看護する飼い主さんの辛い気持ちも凄く大きいようなケースです。私から積極的に安楽死をすすめることはありません。けれど飼い主さんからその希望があれば 治療しても回復の見込みが殆どなくて 生きながらえても動物本人と 看護をする飼い主さんの苦痛だけが大きいようなケースでは 安楽死の希望を受け入れる場合もあります。

    安楽死をする場合は その為の薬剤を静脈注射するだけで 実際にする作業としては簡単に終わります。しかしその薬剤を注射するときには 獣医師としてもそれなりに大きな苦痛を伴う処置ですから それなりに高価な料金を頂きます。あと数年でこの仕事をおしまいにするつもりですが あと何回ぐらいこの辛い処置を繰り返さなければならないのでしょうか。

    動物に関しては 飼い主さんの了解を頂いて 安楽死を実行するケースは時々ありますが 人間についての安楽死を認める法律は 日本では当分成立することはないと思います。日本と言う国は 物質的にはかなり恵まれている国だと思います。真っ当に生きていれば 飢え死にすることは考えにくいように思います。それだけに精神的に追い込まれた時に 自ら命を絶つ方向に考えてしまうケースはそこそこあるように思います。

    ちなみに人口比でみた自殺率でいうと日本は世界で十七番目であり かなり高いのです。安楽死が自殺の後押しになるとは限りませんが 法律で認められてしまうと 人が生きていくうえでの選択肢の一つになる事であるのは間違いありませんから 当分 少なくとも私が生きている間には 安楽死が合法化されることはないでしょう。

    ちなみに韓国は二番目と凄く高いのですが これは自殺をする方の高齢者の割合が相当に高いことからきているのだそうです。韓国では高齢者が安心して生活できる体制が不十分なために 生活不安から自殺されるケースが多いのだそうです。日本も年金問題などから考えると決して安心な老後を迎えられるとは限っていませんが 韓国ほど深刻な問題にはなっていないのかもしれません。

    私は現在 奥様との楽しい老後を夢見て頑張っていますから きっと幸せなんだと思います。この幸せが長続きするように頑張って生きていこうと思っています。

  • 11月29日 語呂合わせで いい服の日なのだそうです

    このブログには何度も何度も書きましたが 私は自分の見てくれに凄くコンプレックスを持っています。全く女性に好感をもたれるような顔立ちではないし 凄く太っていますから 自分の服装にも全く興味がありません。本当は見てくれが悪いからこそ その服装に気を使わねばならないのかもしれませんが 興味が全くないのでどうしょうもありません。

    何度か書いていますが 私は夏服と冬服のツーパターンしかありません。夏バージョンは 下着のシャツの上に半袖のポロシャツ、下はジーパンで裸足に突っかけです。冬は夏バージョンの上にトレーナーを着るだけです。外出するときにはそのままではさすがに寒いので そこそこ厚手のウインドブレーカーを着るぐらいです。

    ポロシャツやトレーナーは洗濯してくたびれてきて エリ周りに汚れが目立ったり 伸びてだらしなくなってしまったら 捨てて次の服を買い足します。お店で買うのは面倒なので 殆どが奥様にお願いして通信販売で済ませてしまいます。ジーパンは足が太いので 内またの部分が擦り切れて破れてしまったら 次のジーパンを買い足します。大体ジーパンは二本をローテーションしながらはいています。汚れたり臭いが気になったら 洗濯機に掘り込んで もう一本を履きます。ジーパンはだんだん太ってきてしまって 昔のものがきつくなって大きめのサイズに変わってきていましたから もう少し痩せたら 幾らでも以前履けていたもので結構新しめのものが利用できますから 頑張って痩せることが服代の節約にもなります。健康のためにも 服代の節約にもなりますから 頑張ってダイエットしようと思います。

    そんなことで自分の服を買う事にも全く興味が無い私ですから 奥様の服を買うためにお付き合いで お店をうろつくのが 退屈であり正直凄くつらい時間です。その為奥様の買い物に付き合う場合 駐車場に車を停めた瞬間から 欠伸が止まらなくなってしまい それだけで奥様を不愉快にさせてしまいます。不思議なことに買い物が終わって車に乗ったとたんに欠伸が止まります。

    よく女性の場合 好きな事、楽しいこととしてショッピングをあげられる方がいますが 私には全く理解できません。無論洋服は普通に生きていくうえで必要なアイテムではあると思いますが その買い物をするときに デザインや色合いで時間をかけて 悩んでいる人が理解できません。洋服なんて 用途に応じて選ぶのは当然ですが サイズと予算が合えば 後はその時に買うか買わないかでしょう。勿論買うためにわざわざ出かけて行っているのですから 四の五の言わずに買ってしまえばそれで御終いです。なぜそんな状況で 悩まなければならないのか 微妙なデザインの違いなんて 生きていくうえでは どうでもいいことのように感じる私がおかしいのでしょうか。

    まあ、私自身は自分の見てくれに自信がありませんから 清潔でありだらしなく見えない服装であれば それで充分なのです。但し奥様には それなりに上等であり 可愛らしくて ご本人の好みに合う洋服を買って差し上げたいと 心底思っていますから なるべく奥様の買い物には 財布だけお預けして 私はその現場にお付き合いしない方がいいのかもしれません。駐車場に停めた車の中でスポーツ新聞でも読みながら待っていることもあります。

    基本的に私は貧乏人根性が抜けないので 自分の服を買うときにはその価格に注意を払います。似たような服があればなるべく安いものを購入するように心がけします。しかし奥様の服を買うときには 出かける前に十分な金額を財布に入れておいて その財布を奥様に渡してしまいますから 財布に入っている金額で足りるようであれば 出来るだけ上等の服を買ってもらいたいと思っています。

    奥様は見てくれの凄く悪い私といつも嫌そうな顔をしないで一緒にいてくれますから そのことへの感謝の気持ちも込めて 私に許される範囲は 決して大したことはありませんが 出来るだけ奥様には欲しい服を着たい様に来ておしゃれを楽しんでもらいたいからです。そういえばこの前旅行に出かける前に奥様に洋服を買って差し上げていませんでした。

    世の中の不思議な事の一つに 女性は旅行に出かけることを理由に洋服を買われることがあると思います。まあ男性の場合はスーツは仕事着でありますから 何か仕事上の大きな行事でもあって 晴れ舞台に立つような切っ掛けがあれば それを機会にスーツを新調することはあるのかもしれません。女性特に専業主婦の方の場合は 洋服を新しく購入する機会なんて日常生活の中では 現実的に殆どないのかもしれませんから せっかく旅行に出かけることを切っ掛けとして 洋服を購入されるのは致し方の無い事かもしれません。

    私は奥様が洋服を購入したいと自ら申し出された時には何時でも無条件で それなりに中身を詰めたお財布を渡して 好きな時に好きなものを買っておいでと申し上げますが 奥様は結構謙虚な方なので あまり自分から服を買って欲しいと申し出られません。先日は旅行先にアウトレットショッピングセンターがありましたし そこに出かける時間的な余裕はありました。勿論旅行に出かけるのですからお小遣いもたっぷりと持参していましたけれど 奥様からそのような申し出があればいくらでも買って差し上げたのですが 申し出が無いのでそのままになってしまいました。

    申し訳ないので 今年はクリスマスのプレゼントに少し上等の洋服をプレゼントしようと思います。私の望みどおりに奥様が遠慮なく希望の服をリクエストしてくれると嬉しいのですが 奥様はかなり謙虚な方なので なかなか上等の服は要望されないのかもしれません。私には女性の洋服を選ぶセンスなど全くないので 勝手に見繕ってプレゼントするわけにもいきません。奥様の女性の友人に選んでもらうのもいい方法かもしれませんが そんなことを頼めるような友人の知り合いもいません。

    時間をかけて奥様を説得するしかないのかもしれませんが 根本的に私が仕事を頑張っているのは 奥様と楽しい老後を過ごすためであり 奥様に喜んでもらえるプレゼントをするためですから 何とか頑張って説得しようと思います。

  • 11月28日 合唱団の練習する曲目が面白くありません

    本日は土曜日なので 昼から合唱団の練習に参加しました。合唱祭が十一月に無事終わりましたし 当面演奏会の予定もありませんから 練習も割とのんびりとした雰囲気で 和やかになされているように思います。団の行事としては十二月に役員さんを決めたりする総会が開かれるみたいです。更に練習を早めに始めて早目に終了して 19日の最後の練習後に忘年会が行われるみたいです。

    私はこの合唱団に参加する主たる目的は 友人を増やすことと掲げていました。練習にはこれまでに二回欠席しましたが 後は頑張って参加しています。所が 学生の様に暇を持て余している人たちの集団ではありませんから 練習時間にその日の練習場所に集合して 二時間歌を歌ったら 直ぐにそのまま解散してしまいますから なかなか個人的なお付き合いのできる友達が出来ていません。勿論顔とお名前は何とかある程度の人数覚えていっていますが 個人的なつながりは全然できていません。

    勿論私と奥様も 午前と午後の仕事の合間に参加していますから そんなに時間的余裕があって のんびりと出来るわけではありません。でも合唱をするために集まってくる人たちですから 奥様と二人っきりで出かけているカラオケに付き合って下さる方なら探せばきっと見つかると思います。残念ながらそんなお声掛けすら全然できていません。今度の忘年会も三時に練習が終わってから 三時半スタートなので 奥様はともかく私は四時半には帰途につかねばなりません。奥様に頑張ってもらって きっとカラオケ友達位は作ろうと思っています。

    さてその忘年会では時期的にクリスマスの少し前なので 食事の合間に皆でクリスマスソングや賛美歌を歌う事になりそうで 最近の練習はもっぱらその類の曲目の練習に終始しています。私は基本的に無神論者ですから キリスト教が嫌いだとか仏教に興味があるわけではありませんが 同じようにキリスト教信者でもない一般的な日本人が クリスマスと言う行事に 無条件に参加したがることには 納得がいきません。

    そして正直な所 クリスマスソングや賛美歌の類も 別に嫌いと言う訳ではありませんが 歌っていて楽しいとは思えません。ですからここの所の練習メニューには 辟易としています。取り敢えず年が明けてしまえば 練習する曲の雰囲気も変わるとは思いますので 早く新年を迎えたいと思っています。

  • 11月27日 杉田かおるさんの49歳のお誕生日です

    杉田さんと言えば 子役としてホームコメディードラマに 数多く出演していたように思っていましたが 実際にはその類のドラマにレギュラー出演していたのは 「パパと呼ばないで」でのチー坊役と 「雑居時代」での あまりちゃん役の二つしかないので驚きました。相手役の石立鉄男さんが 似たようなドラマにたくさん出演されていましたから 杉田さんまで沢山のドラマに出演されていたように勘違いしていました。それだけ[チー坊]と「あまりちゃん」の印象が強烈だったのかもしれません。

    その後もいろんなジャンルのドラマにゲスト出演されていましたが 殆ど印象には残っていません。強烈なインパクトがあったのはやはり金八先生での十五歳の母役の時でした。中学生になっても チー坊の印象のまま少女になっていて 取り立てて違和感は感じませんでした。その後の印象に残っている役どころは「池中玄多80キロ」での長女役辺りかもしれません。

    杉田さんの人生を紹介されていましたが 幼いころから役者として成功していましたが 結構借金を抱えて苦労されていたみたいで 意外でした。一度はかなりのお金持ちと結婚されてお金の苦労とは縁が切れたのかもと思われましたが 大方の予想通りと言うか 直ぐに離婚してしまいました。

    私はあくまでチー坊の時の純真な女の子のイメージが強く残っているので 男女の肉体関係や お金関係の聞き苦しい話をずけずけとされる杉田さんを見かけると がっかりしてしまいます。まあ杉田さん位に 色んなご苦労を経験されてしまうと 男女関係や金銭の薄汚い話が 極普通の日常会話の様になってしまわれているのかもしれませんが ファンとしては残念なので その方面のお話は控えて頂けたら嬉しいです。

    久し振りに むかしの杉田さんが出演したドラマを思い出してしまいましたから インターネットで見返してみようと思います。数十年も前のドラマが 簡単に視聴できるのですから インターネットとは有り難い便利なものだと思います。私が中学生から高校生の頃に放送されたはずですので その時代のドラマを見返すと 自分もその時代に戻ったような気持ちになります。私も そこそこ男女関係や金銭問題では 薄汚れてしまっているのかもしれませんから せめて気持ちだけでもリフレッシュしてみようと思います。

  • 11月26日 乃木坂の紅白初出場が決まりました

    昨年も下馬評ではほぼ当選確実と言われていた乃木坂でしたが 恐らくは発表の直前に発覚してしまった サユリンゴの不祥事が原因で落選したのだろうと思います。乃木坂は男関係でしょっちゅう問題を起こしているAKBグループと違って 清楚であり純白のイメージで売っていましたから 猶更サユリンゴ事件の影響が大きすぎたのではないでしょうか。

    昨年落選を知らされて 一番悔し涙を流していたのが生駒でした。生駒は今年の正月から 目標としてはっきりと紅白への出場を掲げていましたから 初出演の歌手が集められた記者会見で泣いているのを見て 正直私は生駒の様にはっきりと自分の意見を主張できる女の子は立派だとは思いますが 絶対に好きにはならないけれど 凄く愛おしく感じました。

    この一年間にも ほとんど話題にはなりませんでしたが 未成年での飲酒などの問題を起こして乃木坂を去ったメンバーは数名いました。けれどもグループのイメージを根本的に損なってしまう 男関係の問題は一切起こっていなかったように思います。勿論私が知らないだけの事かもしれませんが 乃木坂に関してはかなりアンテナを広げているつもりの私に その類の情報は入ってきませんでしたから 何もなかったのだと信じたいです。

    本番で歌う曲としては 生駒がセンターの「太陽ノック」よりも マイヤンとナーチャンのダブルセンターの「今話したい誰かがいる」の方が見栄えもいいし 楽曲としても魅力的だと思いますから「今…」の方だと嬉しいです。あまりテレビに登場できていない二期生も全員で頑張ってステージを盛り上げてほしいと願っています。

    歌う順番としては 中学生もいますから 早い時間帯でしょうが 出来たらインパクトのあるトップバッターを務めて欲しいと思います。どうでもいいことですが  AKBグループから SKEと HKTが落ちて 何故か一番人気もないし 可愛い子もいないNMBだけが出演することになったのが 凄く不思議です。

    SKEは 総選挙での当選者の人数でAKBを上回ったほどに勢いがありましたし 当然人気も伴っていたはずです。 HKTは現在一番可愛らしい女の子が揃っている団体のように思いますから 人気も勢いも可愛い女の子もいないNMBだけがなぜ出演するのか訳が分かりません。松井 珠理奈にすれば はらわたが煮えくり返っているのかもしれません。

    誤解の無いようにお断りしておきますがHKTが一番可愛らしい女の子が揃っている と言うのは あくまでAKBグループ四団体の中で と言う意味でありまして 乃木坂と比較したら 段違いに乃木坂の方が上だと思いますので よろしくお願いします。

    たかが紅白歌合戦 されど紅白歌合戦です。ここ数年ほとんどまともに見ていませんでしたが 今年は乃木坂が出演しますから オープニングからしっかりと録画してじっくりとみようと思っています。今から大晦日が楽しみでなりません。よかったよかったと言う事で平和にこの一年が締めくくれそうなので とっても嬉しいです。お酒を飲む方なら当然祝杯をあげるのでしょうが 甘党の私ですから ケーキでも買ってお祝いをしたいと思っています。

  • 11月24日 領空を侵犯したロシア軍機を撃墜したトルコについて思う事

    私はあまりこの事件について情報を持ち合わせていないので ロシアとトルコのどちらの言い分が正しいのかよく分りません。でも常識的に考えて ロシア軍機が領空を侵犯していたからこそ トルコが十分に警告を繰り返したうえで 撃墜したと考えるのが 無理のない解釈のように思います。

    客観的に見て 国力を比較するとトルコとロシアでは 国の面積や人口 経済力や軍事力などで大きな違いがあるのは誰が見ても明らかに思います。もしロシア軍機が本当に領空を犯していないのにトルコ軍機が撃墜したとしたら 圧倒的に立場の弱いトルコの方からロシアに喧嘩を売ったことになります。正当な理由もないのに負けると分っている喧嘩は吹っかけないでしょうから 恐らくトルコ側の言い分の方に正当性があるのではないでしょうか。

    まあこの問題は基本的にロシアとトルコの問題ですから アメリカあたりが上手に橋渡しをして それこそ戦争なんてことにはならないような解決に向かって欲しいものだと思います。ただ私は今回のいざこざで 大国ロシアに対して きちんと自分たちの取るべき行動を取ったトルコと言う国は素晴らしいと思います。降りかかった火の粉を叩き落として その後も悪びれることなく きちんとした解決に向かって正々堂々とした態度で臨んでいる大統領には 拍手をしたい気持ちです。

    何が言いたいのかと言えば 日本のあまりに腰抜けな対応が腹立たしくてならない と言う事です。日本は中国や韓国にもう長いこと領空、領海 どころか領土まで散々踏みにじられているのです。日本は確かに第二次世界大戦において アジアの諸国に多大なご迷惑をかけてしまったことは紛れもない事実だと思いますから そのことについては目を背けずに対応して 決して風化させずに心に刻み込むことは大切なことだと思います。

    しかし世界の歴史を紐解けば 侵略戦争を起こしたのは日本だけではありません。世界のどの地域でもどの時代でも 国力の充実した国が周囲の国に対して 侵略の手を伸ばした出来事は それこそ日常茶飯事のようなものだと思います。日本はきちんと反省すべきことは反省しなければなりませんが だからと言って独立国である日本に認められた当然の権利であるところの領土であり領空であり領海を守るために行動するのは 必要不可欠な行為だと考えます。中国や韓国は 日本がきちんとした対応をしないので のさばり放題 やりたい放題の態度に出ているのです。

    集団的自衛権についての議論など私にとってはどうでもいいことです。独立した国家に当然すぎる事として認められた 個別的自衛権をきちんとした形で 毅然とした態度で行使してほしいと切に望みます。自衛隊は日本の国を守るために存在しているのですから思う存分そのために働かせせるべきではないでしょうか。

  • 11月23日 間もなくCOP21会議が始まります

    温室効果ガスの各国の排出量に関しては そもそも1997年にできた京都議定書 正式には気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書がありました。その時に日本を含めた先進国が2008年から2012年までに 1990年に比べて数パーセント(日本は六パーセント)減少させることを目標に掲げました。但しその目標を達成できなかった場合の罰則があいまいでしたから 目標を各国が達成する可能性は その時点で非常に薄かったのかもしれません。アメリカやカナダのようにこの決まりから離脱してしまった国もあるぐらいですから。

    残念ながら 勿論日本も目標を達成できてはいません。達成できていない国に対するペナルティは 更に厳しい削減を求められますが 猶更達成できる可能性はなくなってしまうでしょう。その国に実質的な苦痛を伴うペナルティを課さないと 本気で温室効果ガスの排出量を削減する努力をする国なんてないでしょうから 基本的にこの議定書は絵に描いた餅に過ぎなかったように思います。

    間もなくパリで始まるCOP21会議がまた有名無実な絵に描いた餅に終わらなければよいと願いますが 現在一番力を持っている国アメリカと最も勢いのある国中国が削減に対して 極めて消極的ですから この会議が開かれて 何らかの方向性は打ち出されるのでしょうが 現実的に温室効果ガスの排出削減に 真剣に取り組む国が日本を含めて考えても 果たして存在するのかどうかも疑問に思えます。

    大体 温室効果ガスの排出量を現在よりも少しだけ減少させよう等と言う 次元の低い目標では 地球の温暖化に対する根本的な対策には全くなっていないように思います。温暖化のスピードをほんの少しだけ遅らせることにしかならないのです。極論すれば 化石燃料を燃やしてエネルギーを得て生活していくことをやめる覚悟が無ければ地球の温暖化に歯止めをかけることは出来ないはずです。

    しかし化石燃料を燃やしてエネルギーを得ない生活とは 電気も使えないし 勿論車にも乗れませんから そのような生活を送るのは現代人には不可能でしょう。私の人生はまあ長く見てもあと二十年あるかないかでしょうが現在のお若い方々の未来はあまり明るくない覚悟をしなければならないように思います。

    恐らく中国も一応対面がありますから 削減目標を掲げることは掲げるように思いますが あの国位自国の利益しか考えない国が 世界の為 強いては地球の為に掲げた目標を 果たそうと努力する事など全くないでありましょうから 今回の会議が残念ながら 京都議定書の二の舞になることはほぼ間違いないと思います。人類が真剣に地球のために行動するのには もっと人類が追い詰められなければ期待できないのかもしれなくて 悲しいですがしょうがないのかもしれません。

  • 11月22日 語呂合わせで いい夫婦の日なのだそうです

    時々考えますが いい夫婦とはどのような夫婦の事を意味するのでしょうか。私はこのブログでは何度も書いていますがいわゆるバツイチの状態です。病院を開業してその翌年に小学校の時の担任の先生の紹介でとある女性と結婚しました。これまたこのブログでは何度も書いていますが 私は一度大学を卒業して就職してから もう一度獣医さんになるために大学に通い直しました。

    普通の人よりも約十年ほど回り道をしてしまいました。勿論回り道をした十年が無駄であったとか 損をしたなどとは全然考えていません。一つ目の大学で出会った友人が 私の現在友人と呼べる人たちの中で一番多いからです。でも開業して自分の病院を始めた時には 仕事を独立して始めたばかりなのだから当然かもしれませんが 私は普通の人よりも回り道をしてきた分 焦っていたのかもしれません。順調な結果を欲しがり過ぎたのかもしれません。

    動物病院の経営なんて 一旦順調に事が転がりだせば 後はそれほど苦労しなくても良いのかもしれませんが 焦っている人間、良い結果ばかりを望んでいる人間にとっては なかなか順調に事が転がりだしてくれません。仕事への焦り苛立ちが 私は小さな人間ですから 当然自分に向けるべきであるのに 結婚したての奥さんに向けられてしまったのかもしれません。

    その奥さんはかなり優秀な幼稚園の先生だったのだそうです。私が上手にアドバイスをしてあげられれば きっと病院を経営していくうえでも良きパートナーになってくれたのかもしれません。しかし仕事上のストレスを私はその奥さんにぶつけてしまったために とても良い夫婦関係は築いていけませんでした。

    そんな日々が続けば当然別れの日がやってきました。勿論私だけが悪かったわけではないのかもしれませんが 二人がうまくいかなかった原因の大多数は私にあると思っていました。一人目の奥さんには本当に申し訳ないことをしでかしてしまったと今でも思っています。そして素晴らしい女性でしたから 今頃は幸せをつかんでいらっしゃることを願っています。

    それから独りぼっちになって数年が過ぎました。ようやく病院の仕事はある程度軌道に乗ってきましたし 精神的にも落ち着きを取り戻しましたので やはりどうしても人生のパートナーが見つけたくて 諸々の活動をしてみました。そして現在の奥様と巡り合う事が出来ました。

    現在の奥様は 本当に私にはもったいないぐらいに素晴らしい女性です。見た目は普通ぐらいだと思いますが 非常に頭の回転が速くて 手先も器用であり 何をやらせても要領よくこなせる 本当に万能の女性です。料理や掃除などの家事もテキパキとできますし 病院の仕事も直ぐに理解して正確に記憶されていますから 正直な気持ち 避妊の手術位なら 私よりも上手にできるのではないかと思ってしまいます。

    現に犬のカットなども最初は何人かちゃんとその筋の学校を卒業したトリマーを雇っていましたが ある時突然分けの分らない理由で退職してしまった時に 私が慌てて次のトリマーを雇おうとしたときに 奥様がこれまでのトリマーさんのやり方を見てきたので 道具さえ揃えてくれたら自分が出来そうに思えると言ってくれました。普通トリマーさんになるのには一年以上高い月謝を払って学校に通う必要があるので そんな見よう見まねでできるのかと不安でしたが 奥様は見事にカットをしてくれました。たまに初めての犬種であったり ちょっと変わったスタイルのカットであったりに出くわすと 困っておられますが インターネットでその犬種のオーソドックスなカットや珍しいスタイルのカットの写真を見つけ出して 後は自分の想像力で仕上げておられますが それで殆どクレームがついたことはありませんから 奥様の能力の高さにはほとほと感心させられます。

    ですから避妊の手術なんて お腹を開けて子宮と卵巣を摘出するだけであとは縫い合わせるだけの簡単な作業ですから 恐らくなん百回もその手術を見ている奥様なら 私よりも手際よく手術できることは間違いないように思えます。それほど奥様は優秀な人間ですから 私は殆ど奥様に頼り切った生活を送っています。

    大事なもの なくしたら困るものは全て奥様に預けますし 忘れる事の許されない大切な約束事や提出期限のある重要な書類なども全て奥様に任せてしまっています。とにかく何か困ったことや 探し物が見つからないときも全て奥様に相談すると たちどころに解決して頂けます。ですから 現在の私は奥様がいらっしゃらないと何にもできない木偶の坊です。

    でも私と奥様は正式に結婚をしていません。一時期一緒に暮らしましたが 奥様には連れ子がいてその子と私の関係がうまくいかなかったからです。大人と子供の関係ですから大人である私が上手に対処すれば何とかなったはずであるのかもしれませんが 一旦こじれてしまった人間関係の修復は非常に難しいみたいで 残念ながら奥様と一緒には暮せないという結論に至ってしまいました。しかしお互いに人生のパートナーとしてはお互いを必要不可欠であると考えましたので 現在は病院の近所で別居しながらともに人生を歩んでいこうと言う事になり現在に至っています。

    その為に奥様と私はいわゆる内縁関係とも呼べない関係かもしれない状態を継続しています。勿論お互いに老後は一緒に暮らすつもりで人生設計を立てていますし 私の全財産は奥様に譲るつもりなので 何時どんなことがあっても安心なように その旨をしたためた遺書は既に奥様に預けてあります。

    兎に角私は奥様と一緒にいないと 美味しいものを食べても美味しさを感じられないし どんなに楽しい場所に出かけても全然面白くありません。逆に奥様と一緒にいられれば どんなに退屈な時間でも笑っていられます。微妙でありはっきりとしていない奥様との関係ですが 少なくともお互いの気持ちの上での信頼関係は しっかりとしているつもりですから これからもこれまで以上に奥様を大切にしていこうと考えています。

  • 11月20日 父の主治医の先生から病状説明を受けました

    父が入院して結構日数が過ぎていますが 私が旅行に出かけていたので 本日になってしまいました。一時に面談を始める約束になっていましたので十二時五十分位に病院へ駆けつけました。所が 急患が入ったらしくて 先生が診察に入ってしまったらしくて 約束の時間に面談を始めることが出来なくなってしまったのだそうです。約束したとはいえ 急患が来たのなら致し方の無い事なので 診察が終わるのを待たざるを得なくなりました。私と妹で先生の話を聞くつもりでしたが 二人とも待ちぼうけを喰らってしまいました。

    しょうがないので病室で雑談をしていましたが 二時になってしまったので 妹が都合があるので帰ってしまいました。私は特に用事が無かったので コーヒーでも入れようとしていたら 先生が病室に顔を出されました。私はもう少しなら時間がありましたので 早速面談をしてもらいました。

    面談室でここ数日の検査結果や心電図を見せてもらいながら 父の病状について説明を受けました。入院した時には 心不全の状態がかなり悪くて 心拍の二回に一回が 正常ではない拍動でした。ただここ数日は内服薬と点滴に加えた心臓の薬がよく効いてくれていて かなり異常な拍動の頻度が下がってきていることを説明されました。異常な拍動とは具体的には拍動が心房から始まり心室に連動するはずの所が心房から心室への連絡がうまくつながっていない状態を房室ブロックと言うのですが 房室ブロックに対する薬がよく効いてくれているので 心拍出量がかなり増大しているし 心拍数自体もかなり正常値に近づいているとのことでした。

    以前に書きましたが 交野病院の先生が同様に心電図を使って説明しましたが 私にはほとんど理解できなかったのに対して こちらの病院の先生は 少なくとも私に心電図を理解させようとして説明してくれているので 勿論百パーセントではないにしても かなりの内容は理解できたつもりです。当然こちらの先生の方が 信頼できますし 安心して父を任せておけるように感じましたから 転院させてよかったと思います。

    心不全と同時に肺炎もかなり進行していたようですが こちらも消炎剤や抗生剤がよく効いてくれているみたいで 炎症の程度を表す数値も確実に下がってきているとのことでした。但し88歳と高齢であるし 心不全と肺炎を併発しているわけですから 依然として楽観できる状態ではないので 引き続き慎重に治療を継続する必要がある とのことでした。

    取り敢えず治療の効果は上がってきているので 一週間後には 今後の具体的な見通しが立つであろうと言う事で 来週の金曜日に再び面談をすることを約束して本日の面談は終わりました。早速妹に電話で面談の内容と来週の面談の予定を知らせました。少なくともいい方向に向かっていることが確認できましたから ホッとしました。病室に戻り父にも面談の内容を報告してから 帰りました。

  • 11月19日 1980年の本日山口百恵さんと三浦友和さんが結婚されました

    もう35年も前の事ですから私も年を取ったものです。このニュースは 「今日は何の日カレンダー」から引用してきましたが 当然のように奥様の百恵さんの名前が先に表示してありました。確かに「ももえともかず」と言うのがお二人のカップル名みたいなものですから 百恵さんの方が先に表示されても仕方がないのかもしれませんが 三浦友和さんと言えば 私たちの世代でいうと一番の端正な顔立ちの男前の役者さんです。

    俳優さんとして コンスタントにテレビや映画 お芝居などで活躍されている 一流の俳優さんです。なのに今ですら三浦友和さんと言えば「百恵ちゃんのご主人」と表現されてしまいますから 可哀そうであり大変失礼なことではないかと思います。あまりに百恵さんが偉大なスターだったと言う事かもしれません。私の妹が百恵さんの大ファンで部屋にポスターを貼ったりして 映画館に主演映画を観に出かけていました。勿論レコードも買い集めていたように思います。

    この前久し振りに百恵さんの歌がラジオから流れていましたが 歌手としては決して歌のお上手な方ではありませんでした。殆どの音が外れるギリギリ位にピッチが低くて 私には若干ですが耳障りに聴こえてしまいます。まあ当時のアイドル歌手と言うのはみんながみんな下手糞の極みみたいなものでしたから 百恵さんを取り立てて批判するつもりはありません。当時私が一番大好きだったのは 浅田美代子さんですから 浅田さんよりは百恵さんの方がずっとお上手だったように思います。

    まあピッチが低めではありましたが その歌を多くの方が受け入れて称賛していたのですから そのことが百恵さんの歌手としての実力を示しているのかもしれません。かといって演技力もそれほど優れているようには感じられませんでしたが 主演の映画やドラマが立て続けにヒットしていましたから やはりそれなりの実力を伴った女優さんであったと言う事になるのでしょう。

    そんな事よりも 私が百恵さんを偉大だと思うのは 結婚する前に結婚を機会に芸能界を引退することを宣言されていましたが 見事にその宣言を実行されていることです。家庭にはいって 奥様として友和さんを支えることが夢だと語っておられましたが 全くぶれずに奥様業に専念されていることが素晴らしいと思います。

    百恵さんの芸能界復帰を望む声は いまだに根強いみたいです。昔アイドルだった女性たちが 結婚してそれなりに家庭を築いてから 芸能界に復帰して おばさんタレントとしてそこそこ活躍されている方が何人もいらっしゃいます。数年前にテレビの検証番組で もし百恵さんが芸能界に復帰して CM一本に出演した場合の ギャラを算出していました。現在日本人のタレントやスポーツ選手のトップクラスで一本一億円ぐらいと言われているみたいですが百恵さんのギャラとしては その十倍ぐらいになるのではないかと予測していました。

    もし百恵さんが何らかのCMに出演するとしたら 単独の商品ではなくて トヨタやパナソニックのような日本を代表する企業のイメージを宣伝するCMになるであろうと予測していました。もし百恵さんの出演するCMがテレビで流れるとしたら テレビのワイドショーやスポーツ新聞が黙ってるわけがありません。何日何曜日の何時からのどの様な番組で 何回位 それくらいの長さのCMが流れるのかなど あらゆる情報が事前に飛び交うであろうと予測していました。

    そのような現象が起こってしまえば 例え十億のギャラを払っても その企業の宣伝効果は計り知れないものであるであろうと予測していました。まあそれだけのCMを撮影するからには一月位は拘束されるのかもしれませんが一月働いて 十億円稼げるのであれば普通の感覚の人間なら飛びついてしまうように思います。

    しかし百恵さんは決して芸能界には復帰されないでしょうし そのような百恵さんに支えられている友和さんはこれからも渋い役者さんとして 活躍を続けられるのだろうと思います。私たち貧乏人からすれば 十億円が目の前にぶら下がっていれば飛びついてしまいそうですが 百恵さん友和さんご夫婦は これからもこれまでと変わらずに幸せに暮らしていかれることと信じております。