Dr.喜作のブログ

2014年11月 の記事一覧

  • 11月30日 1993年の本日オランダで安楽死法が成立しました

    日本では安楽死は法的に認められていません。世界でも勿論法的に認めている国の方が少ないです。人間には当たり前ですが生きる権利があります。生きる権利と表裏一体で 死ぬ権利もあるのかもしれません。自分の人生ですから どこまでも頑張っていきたいと思うのは自然な事だと思いますが、どのように生きてその人生を終わらせるかも 自分で決めたいと思う事はひょっとしたらごく自然な事かもしれませんん。

    私も60歳に近くなり 心臓の治療に病院に通っていますから 自分の死に方について 少しずつは考えています。私の最期を看取ってくれるのは 現在の奥様だと思っていますが これまでも散々我儘放題で生きて来て奥様に凄く迷惑をかけながら生きていることは自覚しているつもりです。勿論その分奥様に私が出来うる限りの愛情を注いでいるつもりですが 奥様は私の愛情表現が甚だ迷惑であるのかもしれません。

    私はなかなか不整脈が治まらず 糖尿病の兆候もありますから 恐らく死ぬ原因は 脳梗塞だと予想しています。心配なのは脳梗塞で一気に死んでくれればよいのですが 重度の障害が残ったまま生き永らえてしまう事です。これまでにも奥様に大きな負担をかけながら生きてきた私としては 死ぬ間際位は潔く綺麗に振る舞いたいのです。障害が残ってまで 奥様に介護の負担をかけてまで 生きていたいとは 全く思いません。その様な状態になってしまったら 奥様に無駄な労力と経済的負担をかけたくないので すっぱりと安楽死を希望したいと思います。

    これまでに起こった安楽死関係の裁判について振り返ってみますと 日本においては安楽死は法的に認められていなくて、刑法上殺人罪の対象となるらしいのです。1962年の名古屋高裁の裁判例により、以下の6つの要件を満たさない場合は違法行為となるとされている。
    1.死期が切迫していること
    2.耐え難い肉体的苦痛が存在すること
    3.苦痛の除去・緩和が目的であること
    4.患者が意思表示していること
    5.医師が行うこと
    6.倫理的妥当な方法で行われること

    1から3については あまり納得がいきません。死ぬ直前になって安楽死を認めても 無意味なように思います。苦痛には 肉体的苦痛と家族に負担をかけてまで生きていたくないという精神的な苦痛があると思いますが 精神的な苦痛については全く触れていないことがおかしいように感じます。安楽死と尊厳死とは 似て非なるものなのかもしれませんが 自分の尊厳を守るために 苦痛を伴わない死を選ぶ権利は 認めてもらいたいと思います。

    職業柄ペットの終末期に遭遇する機会は結構あります。人間と同様に癌の末期などは大きな苦痛を伴いますから 苦しんでいるペットを目の前にして 安楽死を希望されるケースはちょくちょくあります。闇雲に延命のための治療に拘る獣医師もいるみたいですが飼い主さんがそれまでに十二分に手を尽くされていて 動物本人の苦痛が大きいと判断した際には 私は安楽死を実施しています。勿論本意ではありませんが 飼い主さんとペットの苦痛を考慮したら 必要な選択肢の様に考えます。

    自分が場合によっては安楽死を希望するかもしれないから ペットの安楽死の処置を受け入れるのかもしれません。勿論飼い主さんが手を尽くされていないと判断した場合には 断固として安楽死を拒否します。よしんば受け入れるケースでも 苦渋の選択の結果ですから それなりに料金はたっぷりと請求いたします。

    私はこの文章で カッコをつけて奥様にこれ以上の負担をかけたくないので そのような状況になったら安楽死を選択すると書いてしまいましたが 臆病で根性なしの私ですから いざとなったら一日でも長い延命を希望してしまうのかもしれません。惨めで情けない人生の最後ぐらいは 華麗に締めくくりたいのですが 全然無理なような気もします。神様 私に最後ぐらいは勇気をお恵み下さい。

     

  • 11月29日 1934年の本日 日本初のアメフトの試合が行われました

    私はスポーツ観戦が好きです。一年で応援している期間が長いのは やはり長丁場のプロ野球だと思います。子供の頃からふとしたきっかけで好きになったドラゴンズを もう50年近く応援し続けています。但し落合監督を辞めさせた辺りから 選手は好きだけれども 球団が嫌いになりかけていますので ここ数年名古屋ドームへ応援に出かけることも無くなりました。

    野球の次に好きだったのがラグビーです。我が母校四条畷高校は 私が在籍していたころに考えてもかなり昔、即ち現在から考えたら大昔には ラグビー部が結構強くて 国体に出場して結構活躍した時代もあったみたいです。私のいた頃にはかなりの進学校になっていて 当然すべての運動部が弱体化していましたが ラグビー部はそんなに強くはないけれど一目置かれる存在でした。秋には体育の授業でラグビーをやりますから 三年生はクラス対抗戦を実施していました。優勝したクラスは 特典として先生のチームと対戦までしていました。

    昼休みに運動場で試合は行われていましたが どの試合も出場するクラスの女子は勿論ですが それ以外のギャラリーもかなり詰めかけていました。三年生の時うちのクラスは ラグビーの上手い生徒が集まっていたので クラスマッチでは優勝しました。私もフォワードのロックとして出場して そこそこ働いたつもりです。先生との試合を楽しみにしていましたが 主力の先生が転任してしまったみたいで 私たちの年は 行われませんでした。先生との試合は 全校生徒が注目していましたから 活躍すればしばらくは学校のヒーローでいられますから 試合したかったけれど残念です。それまでの年は 先生のチームが経験豊富で上手く試合をコントロールして楽に勝っていました。主力が抜けて戦力が低下したからと言って 試合をしないのはズルいと今でも思っています。

    そんなわけで ラグビーは自分も結構頑張っていたし 高校ラグビーが大阪の花園で行われていますから 尚更興味深くて 年末から正月にかけてはテレビ放送にかじりついていました。もう一昔前の時代になりますが 高校ラグビーで枚方が十年間に全国優勝を七回もしたころがありました。啓光学園と東海大仰星が強かった時です。十年間で全国優勝しなかった年が三回しかない位に圧倒的に強かったのです。落合監督が率いた八年間でドラゴンズは五回も日本シリーズに出場したのにも匹敵する大活躍ぶりです。その割に枚方市内ではラグビー熱が盛り上がっていたようには感じませんでしたが。

    大学ラグビーでは関西の大学が東京の対抗戦グループの名門校に歯が立たなくて ずっと凄く悔しい思いをしていましたが 同志社が連覇してくれた頃だけは 溜飲を下げました。現在でも 高校ラグビーは関西勢が凄く強いのに その上手な子たちがみんな関東の大学に進学してしまう為に 関西の大学は全く

    敵わなくなってしまいました。ある人に聞いたのですが 関東の大学でもラグビー部員の中では 関西弁が一番通じるのだそうです。

    私が通った一つ目の大学 立命館で同じクラスに アメリカンフットボールに 非常に精通している子がいました。その子と仲良くなったおかげで アメリカンフットボールのルールや戦法をテレビの試合をみながら 詳しく解説してもらいました。アメフトというのは体育の授業などで接することがなくて ちょっとなじみにくそうで ルールが分かり辛いイメージがありますが 簡単に言うとボールを使った陣地取りですから 本当はごく単純なスポーツなのです。

    簡単に説明すると 攻撃側[オフェンス)と守備側(ディフェンス)に明確に分かれます。完全に分業化されていて普通は一人の選手が一つのポジションにしか付きません。だからアメフトの試合場には十一人しか出場しないのに 何十人も選手が控えているのです。オフェンスがディフェンスサイドにボールを進めて 陣地を前進していきゴールライン上の面にボールを持って接触させればタッチダウンで得点になります。ラグビーのようにボールを地面にタッチさせなくてもOKです。

    以前にも書いたように思いますが 私がアメフトを好きになったのは オフェンスのポジションのうちガードとタックルの位置の選手は 球技をやっているのにもかかわらずボールに触れることが許されません。オフェンスラインの選手ですから ラン攻撃の時はひたすらディフェンスラインに穴をあけてランニングバックの通れる道をつくります。パス攻撃の時には またひたすらクオーターバックが安心してパスを投げられるようにディフェンスの選手の侵入を食い止めるのです。完全な縁の下の力持ちに徹しているのです。

    アメフトの試合で活躍が目立つのはパスを投げるクオーターバックやパスを受けるレシーバー 、時には華麗にそして時には力強く駆け抜けるランニングバックの選手たちですが その選手たちが華やかに目立てるのはオフェンスラインの選手たちがきちんと自分の役割を果たしているからなのです。

    もし私がアメフトをやるとしたらガードかタックルとして縁の下の力持ちに徹するポジションを希望すると思います。アメフトで目立つ動きをするクオーターバックやレシーバー、ランニングバックに一番能力の高い選手が配置されていると思われがちですが 実際に一番運動能力が高くて頭の回転の速い選手はディフェンスバックに起用されるのだそうです。

    要するにオフェンスの花形選手はあらかじめ決められた動きを実行するだけで頭を使う必要がないのです。クオーターバックは決められた場所にボールを投げるだけ、レシーバーも決められたコースを走ってボールをキャッチするだけ、ランニングバックも決められたコ―スを駆け抜けるだけが仕事なのです。どのような攻撃パターンを選択するかは 全てコーチが決めて指示が出します。自分で判断する必要はないのです。

    それに比べてディフェンスバックの選手は相手の攻撃パターンを読み取って瞬時に自分がどのように動くのか決めて反応するのですから 頭がよくなければ そして本当にアメフトをよく知っていなければ勤まらないポジションなのです。立命館の黄金時代(ライスボウルで連覇した頃)には東野という怪物クオーターバックが存在しましたが 強かった原因はディフェンスバックが凄く充実していたからです。相手の攻撃を抑え込んでしまい なかなかファーストダウンを許しませんでした。

    そんなわけで今現在は一番見ていて面白くて興奮するスポーツはアメフトだと思います。今年の関西学生リーグは残念ながらやはり関学が強くて立命館は及びませんでした。心配なのは一時は三強時代を構成していた京大が一部リーグから格落ちの心配があるそうです。強い頃は関西の高校を回りサッカー部やラグビー部、果ては柔道部の猛者たちにまで勧誘をかけて運動能力の高い学生をかき集めていたそうです。但し何しろ京大ですから飛び切りの秀才でなければ入学できませんので 苦労が多かったみたいです。勿論同様の勧誘活動は継続されているのでしょうが 優秀な選手がなかなか集まらないのかもしれません。

    今年も二週間後の甲子園ボウルを楽しみにしています。以前は昼間に生で放送していたのに 現在は深夜に録画で放送されていますから 以前に比べて人気が落ちているのかもしれません。うっかりニュースなどで結果をみないようにして深夜の中継を楽しみます。

    所で日本初のアメフトの試合は 観戦しているほうがどれだけルールや戦法を理解していたのか怪しいものなので 当然盛り上がってはいなかったと思います。それ以前に試合を応援に行く人がいたのかどうかも怪しいのかもしれません。でもその日から始まった日本のアメフトの歴史は現在まで続いているのですから 大切な第一歩だったと思います。学校の体育の授業でアメフトが採用されるともう少しルールなどが浸透して馴染みやすくなるのかもしれませんが 頭脳戦でありながら格闘技の要素もあって非常に面白いスポーツなのでもっと人気が出てきてほしいと思います。

  • 11月28日  Goose houseの「光なら」にハマりました

    つい最近Goose houseという音楽ユニットの存在を知りました。まだ詳しくは知りませんがどうやら男女七人のシンガーソングライターが ある家をシェアハウスのようにして寄り合って これまでの名曲をカバーしてはその映像と音楽をネットで流しているのだそうです。曲によって参加するメンバーの構成が変わりますから カバー曲をきくたびに新鮮に感じます。中高生を中心に人気があって アップされた作品の再生回数が二億とも三億とも 四億近くとも言われています。

    構成する現在のメンバーは男三人、女四人ですが これまでにもメンバーが出たり入ったりしているそうです。現在いるメンバーはどの人が誰なのかもわかっていませんが お兄ちゃんはシュッとしたのが二人と一人ぽっちゃり三が混じっています。お姉ちゃんは四人ともそれなりにチャーミングだと思います。

    何しろ知ったばかりなので情報が不足しています。基本的には各メンバーが独立した歌手でありソングライターのようですから個々に活動されているのかもしれませんし 各々がどのような作品を発表されているのかも全然分かりません。このユニットとしてはオリジナルアルバムを七枚もリリースされているみたいですがシングルとしてはつい最近発表された「光なら」が二枚目の作品のようです。アニメ「四月は君の嘘」のテーマ曲なのだそうですが 当然そのアニメも見たことがありません。

    ネットでこのユニットの情報を集めていると 私は素晴らしい存在だと思いましたし、素晴らしくなければその作品が何億回も再生されるわけがないと思いますが どこの世界にでも必ず「アンチ」を唱える人がいるものです。名前は出していませんでしたがはっきりと自分の顔を出して意見を述べているので それほど不愉快には感じませんでしたが「Goose house]の事をぼろくそにけなしている奴がいました。

    そいつのいう事にはこのユニットは確かに歌はうまいがそれだけで歌詞の解釈が全然できていなくて歌詞の内容を全然表現できていない最悪の歌手だと言っていました。高校生ぐらいの男の子で はっきりと自分の顔を出して意見を堂々と述べるのは 悪い事ではないけれど あまり的を得ていないし とても賢い人間の発言とは私には思えませんでした。確かに歌唱テクニックが素晴らしいのは私もそう思いますが 「光なら」を初めて聞いた時に 私は感動して涙を流しましたから、彼らの歌は決して表面的な達者なテクニックだけで歌っているのではないと思います。

    私は今年であった曲でベストワンは乃木坂の「気づいたら片思い」だと思います。このユニットの「光なら」はナーチャン初センターの乃木坂の名曲に 優るとも劣らない位に素晴らしい作品だと思います。何度も練習してカラオケに行けば一度は必ず歌うレギュラーソングの仲間入りをするであろう素晴らしい作品だと思います。U-チューブなどで簡単に聴けますから 是非一度試してみられることをおすすめいたします。

  • 11月27日 本日は「杉五兵衛」で小嶋先生とのお食事会でした

    本日は以前から行ってみたかった「杉五兵衛」で久しぶりに小嶋先生と先生の所の看護婦さん二人とのお食事会でした。勿論私は奥様と一緒に出掛けました。このお店はテレビでも何度も取り上げられるほどの枚方の名所の一つと言えると思います。かつては杉の相当な山奥に位置していましたが 今は新しく道ができたので随分行き易くなったみたいです。

    このお店はその周囲にかなり大規模な農園や果樹園を所有していて 殆どの食材が自分の所で賄っているので新鮮で安心なお野菜を中心のお料理が出てくるのが評判です。他にロバやヤギ、ウサギなどを沢山飼っていて その糞を肥料として利用しているのだそうです。「NMBのめっちゃバイト」でメンバー三人が訪れてロバの糞掃除などをさせられていました。

    お店は割と大きな道路から少し入っただけですが 凄く静かでした。階段を下りて半地下みたいなところにある部屋に案内されました。料理は予想通りお野菜を上手に調理されたものが少しずつ出されました。肉系は少なかったのがちょっぴり残念でしたが凄くヘルシーな献立でした。私としては もう少し一品の量が多い方がいいのにと思っていましたが 最後の炊き込みご飯を頂いた時には 御代り出来ますよと言われましたが 十分にお腹は一杯になっていました。

    とても静かで落ち着けるお部屋で 上手に調理されたお料理を十分にいただけたので なかなか良いお食事会だと思いました。小嶋先生がお店の方とお知り合いだったみたいで 食後にミカンの収穫体験を無料でさせてもらいました。私はぶどう狩りや梨狩りの経験はありましたが ミカン狩りは初めてでしたので嬉しかったです。

    ミカン畑に着くとハサミを渡されてミカンの取り方を教えてもらいまずは一つとって試食してみました。小粒のものを選びましたが 当然ですが新鮮で甘くて美味しかったです。レジ袋を各自に渡されて一人1.2キロまでお土産に差し上げますとの事でした。私は夢中になって試食ばかりしていましたが 小嶋先生は自分の家にミカンの木があるそうなので 素早く収穫して袋に入れてくれました。

    お土産にミカンまで頂いて 車に戻る途中で ロバのいる牧場を見学しました。人なれしているみたいで 頭を摺り寄せてきますので 可愛がってあげました。ちいさな子ロバがいたので撫でようとするとそばにいた恐らく母ロバがすごく怖い顔をして噛みつこうとしました。そんなに子ロバに触られるのが嫌なのなら人の傍に子供を近づけるなと思いました。母ロバが傍を離れたのでその隙に子ロバに触ろうとしましたが 慌てて母ロバが怖い顔をして駆け寄ってきたので 結局子供には触れませんでした。ちょっと心残りでした。

    車の所に戻って次は新年会という事で再会を約束して別れました。楽しくて充実したお食事会でした。

  • 11月26日 乃木坂がNHKの紅白からもれてしまいました

    めちゃくちゃ怒っています。全く納得がいきません。思わず「なんでやねん」と何度も大声で叫びました。AKBグループが四団体とも出場するのに どうして乃木坂が不出場なのでしょうか。今年のCD売上でも 本家のAKBにはさすがに及びませんが 乃木坂が出した三枚「気づいたら片思い」「夏のFree&Easy][何度目の青空か」は SKE,NMB,HKTが出したどのシングルCDよりも売り上げが多いのです。他に出場している紅組歌手でも 乃木坂に及ばない人が沢山います。

    勿論単純にCDの売り上げ枚数だけで 選出しているわけではないのでしょうが 歌手としての活躍度の一つの分かりやすい尺度であるのは間違いないと思います。毎週放送されているAKBショウも二か月に一度は乃木坂ショウになっており それなりにNHKの番組への貢献もしているはずです。サユリンゴの馬鹿やろうが ロチューの写真を週刊誌に暴露されてしまいましたが スキャンダラスなネタならAKBグループの方が質的にも量的にも事欠かないはずですから 乃木坂の方がよほどNHK好みの清純なイメージは保たれているはずです。

    私はここ数年 大晦日に紅白歌合戦を殆ど見ていませんでした。勿論AKBに全く興味がないわけではありませんので出番の少し前からチャンネルを合わせてはいました。以前は時代劇の大作や 格闘技などがあり 大晦日の夜をそれなりに楽しみにしていましたが ここの所さして興味を引く番組もないので 居眠りをしているうちに新年を迎えてしまうこともしばしばでした。

    所が今年は待望の乃木坂が紅白初出場となるはずでしたから 乃木坂のメンバーがバックダンサーや使い走りに何時登場するかもしれないので 録画しながら しっかりと番組を楽しもうと思っておりました。普段は紅白の出場者の発表も全然興味がないので後日ワイドショーなどで誰が落ちたの誰が出るのが不思議だ等の評判をみる程度でした。所が今年は早くから何時出場歌手が発表されるのか 待ち遠しくてネットで検索してみると 出場歌手の予想をしているサイトが結構あるのにまず驚きました。

    只 どのサイトの予想をみても 今年の乃木坂の活躍度とNHKへの貢献度を考慮すると ほぼ当確のしるしがついていていました。今年は絶対に間違いないと信じていました。別に紅白に出たから歌手としての箔がつくのかどうかも知りませんし 乃木坂はアイドルグループなので紅白出場の箔なんてどうでもいいのだとは思いますが、これで大晦日の夜が大いに楽しみになるはずでした。

    ひょっとしたらNHKのおバカプロデューサーあたりが 乃木坂はライバルグループだから一緒の楽屋にしたら喧嘩やいさかいでも起きることを心配したのでしょうか。仲の悪い高校同士が修学旅行で同じ列車に乗るわけではないのですから 揉め事など起きるはずはありません。楽屋に収容する人数的に限界であるのなら SKE,NMB,HKT三グループを一枠にして一グループ16人の選抜メンバーだけを呼べばすむことです。何にしても 乃木坂落選のからくりは そのようなわけの分からん原因があるとしか考えられません。

    こうなったらテレビ東京に頑張ってもらって「乃木坂ってどこ、大晦日三時間スペシャル」でも放送してもらわないと 私としては納得がいきかねます。お願いですテレ東さん、頑張ってください。しょうもないバラエティーをやるよりもよほど視聴率も取れると思います。

  • 11月25日 炬燵が壊れたので買い物に行きました。

    お昼から暇だったので 長年使っていた家具調こたつが 電源を入れてもほのかにしか暖かくならなくなってしまったので 十年以上愛用してきましたが さすがに寿命が尽きたのだろうと 電器屋さんに炬燵を買いに行きました。夏場は布団を外して食卓代わりにしますから 一応家具調こたつから選ぼうと思いましたが 現在売っている炬燵は全て家具調になっているみたいでした。

    一昔前までの冬の暖房器具としては 炬燵は結構重要な役割を果たしていたと思いますが 最近では住宅事情が変わってきているので 炬燵の人気はあまりないのだと思います。暖房器具を買う時期としては少し遅いからかもしれませんが 大きな電器屋さんでも炬燵を展示してあるスペースは非常に小さかったです。ヤマダデンキとエディオンの二軒を見て回りましたが 展示してある炬燵は極わずかでした。

    最近では床暖房がかなり普及していますし ホットカーペットも人気あるみたいです。それらで足元を温めたら 後はエアコンを暖房にするかストーブで事足りているお宅が多いのかもしれません。展示してある数少ない商品のメーカーを調べてみても 果たして日本のメーカーなのか中国産のものなのかもわからないような聞いたことのないメーカーでした。

    私が普段生活するスペースは病院の二階の部分です。風呂とトイレのスペースを除いて いわゆるLDKの部分で30畳以上もあります。暑い夏にエアコンを入れても涼しくなるまでかなり時間がかかりますから 結局面倒で扇風機のお世話になります。寒い冬も エアコンで部屋がぬくもるのを待っていても 凄く時間と電気代がかかるので 炬燵のスイッチを入れて潜り込むのが 一番早く温まれて 経済的なので 我が家では炬燵が必要不可欠な暖房器具です。

    基本的に一人ですし奥様がいても二人しか利用しないので サイズは75センチ×75センチで十分なので サイズが決まっていると殆ど選択の余地がありません。結局5000円位の一番安い部類の炬燵を購入しました。あと何年病院で仕事するのか分かりませんが その間は頑張って活躍してくれることを期待しています。安物なので 温度調節の摘まみが 炬燵の暖房する部分の近所についています。面倒かもしれませんが 我慢しようと思います。

  • 11月24日 本日の誕生花は「がまずみ」です

    「ガマズミ」と聞いてどんな花か想像できる方は 植物に余程詳しい方なのではないでしょうか。私はブログのネタ探しに「今日は何の日カレンダー」をよくひらいてみますが 誕生花にガマズミの名前を見て 懐かしくその花の名前を思い出しましました。私が小学校から帰る途中にある結構大きな一軒家の庭に咲いていました。

    その家の庭には 可愛い犬が何匹がいて いつもその犬たちと帰り道に遊んでいたので そのお宅の人とも顔見知りになり その大きなお庭に入れてもらって犬たちと遊ばせてもらっていました。その庭の片隅に 白くて小さな可愛らしい花が群生していました。花の名前を尋ねると 「ガマズミ」というききなれない名前だったので 余計に印象に残って一度で覚えてしまいました。結構立派な池があって 大きな鯉たちが泳いでいました。給食で残ったパンを与えるとむさぼるように食べるので 余計に楽しかったです。

    私は当時団地住まいだったので 犬を飼うことは出来ませんでした。でも犬が大好きだったので そのお宅で犬と思いっきり遊ばせてもらってから 家に帰りました。学校帰りにその家に寄り道をするのは 道草を食ったことになりますから 一旦家に戻ってから又そのお宅に伺えばよかったのかもしれませんが 何故かそれが凄く面倒だったので いつも寄り道をしてから家に帰りました。それまでかなり真面目一本だった私が 初めてルール違反をすることにかえって喜びを感じていたのかもしれません。

    中学一年生の時に引っ越しをしましたので その家との縁も切れてしまいましたが 大学生になった頃に久しぶりにそのお宅の前を通ると その宅は影も形も無くなってしまっていて 数軒の別の家が建っていました。何か子供の頃の大切な思い出を失ってしまったみたいでとても悲しかったです。

    ガマズミの花はそのお宅の庭で見てから 恐らく見たことも思い出したことも無かったように思いますが ふと「がまずみ」という名前を見て懐かしくそのお宅の優しかった御婦人の事まで思い出してしまいました。「がまずみ」という花がよく知られた花なのか 庭では珍しくもない花なのか全然知りませんが 私にはその寄り道をさせて頂いたお宅の広い庭の大切な思い出のワンピースです。

  • 11月23日  香港の雨傘革命はまだ続いています

    日本では安倍ちゃんのわけの分からんパフォーマンスである「アベノミクス解散」の為に すっかり忘れ去られていますが 香港での民主化を求めて起こったデモ騒ぎはまだ続いているのです。そもそも中国がイギリスから香港を返してもらった時にイギリスと交わした約束で一番重要であったことが「一国二制度」を向こう50年間守ることでした。つまり香港市民が当面 中国の共産党による支配を受けずにすむための約束でした。その為に香港特別行政区の代表を選ぶ選挙を2017年に行う予定でした。香港のこれからを決める人間を香港市民の意志で選ぶための選挙のはずでした。

    所が 自分たちにとって不利益である約束をやぶることを当然と考えている国 中国がそんな自分たちにとって不都合な約束をいつまでも守る訳がありません。香港の代表を選ぶ選挙で 自分たちの息のかかった人間 即ち共産党の言いなりになる人間しか 立候補できないように決めたのです。

    それに対して 香港の学生が 続いて一般の市民が立ち上がって抗議の声をあげてデモを起こしたのが「雨傘革命」なのです。香港市民を何でもかんでも言いたい放題やりたい放題が通用する日本人と勘違いしたらいけません。香港市民はもともとが 自分たちの利益だけを最優先する 同じ中国人なのです。

    香港の学生たちは以前に 教育のカリキュラムとして 何でもかんでも中国共産党ばんざい的な内容を 共産党がゴリ押しで強要してきた時に 断固拒否の姿勢で頑張り 結局突っぱねた経験がありますから。自分達の生活の根幹にかかわる選挙制度についての 共産党の無茶苦茶なごり押しを許しがたかったのだと思います。

    最初のデモが始まった時から もうかなり時間が経過してしまいましたから デモに参加している人間の肉体的な疲労の蓄積も半端なものじゃないでしょう。おまけに季節が真冬に向かっていますから 尚更デモの続行は難しくなってきていると思います。先行きの見通しとしては 取り敢えず中国共産党は自分たちの主張を全く変える気持ちがないのは明白でしょう。現在香港の代表を務めている役人も共産党の言いなりですから 当然同じように主張するでしょう。デモに参加している人たちは何も一つの組織にまとまっているわけではありませんから 断固自分たちの主張を通そうとする人たちもいれば どこか適当な妥協点を求めようとする人たちも出てくるかもしれません。

    現在は世界のマスコミも注目していて デモ隊の主張が 「中国共産党よ 約束を守れ、香港の自治を守れ」というごく当たり前の内容だけに 当然デモ隊に対して好意的です。共産党としても焦って 軍隊を送り込んだりしたら ただでさえ悪すぎる中国の評判を更に貶めてしまうので 静観しています。共産党にすれば三年先の選挙の事だから 当面静観していて デモ隊が疲れ果ててしまい 世界のマスコミもさすがに興味を失くしてしまうまで のんびり待機する作戦なのだと思います。

    一年以上放置すれば 恐らくデモ隊は自然に消滅するでしょうし マスコミもさすがにそのような結末は大々的に報道しないでしょう。私個人としては デモに参加している人たちは 自分たちの正当である権利を主張しているのであり、体を張って頑張っておられる姿は 凄く立派だと思います。しかし、このままではいずれ中国共産党の思い通りに事が運んでしまうのは間違いないと思います。

    私としては 約束を交わした当事者であるイギリスが 中国に対して約束を守るようにもっとアクションを起こすべきだと思いますし 何なら国連が国と国と約束を平気で破ろうとしている中国に対して 厳しい制裁を加えるべきではないかと思います、

    そして我が国日本は 尖閣諸島問題で日本の大切な領土領海領空を 中国に侵され放題だし、首相が戦争で亡くなられた兵士を祀ってある靖国神社にお参りしただけで 散々文句を言われっぱなしだし、日本の貴重な財産である赤サンゴを強奪され続けているのに指をくわえてみているだけだし、教科書のほんの些細な表現を変えただけで 自分たちはめちゃくちゃな反日感情をあおるための明らかに誤った教育を展開しているにもかかわらず 文句を言われ放題です。

    こんな情けない どうしょうもない 腰抜け野郎ばかりの国に対して 私は正直な所 あまり愛国心なんて湧いてきません。確かに平和であり 安全であり 安心できる ソコソコ豊かな素晴らしい国であることは認めますが 生まれ変わるならできたら別の国 もっと愛国心を持てる国の人間として生まれ変わってみたいと思います。

  • 11月22日 語呂合わせでいい夫婦の日なのだそうです

    現在の奥様と巡り合ってから もう十年以上の歳月が過ぎました。私の乏しい恋愛経験で これほど一人の人を思い続けたことはありません。何度も何度も書きましたが私は自分の外見に強いコンプレックスを持っています。勿論初めからそのような気持ちを持っていたわけではなくて 若い年代の頃に 普通に女の子を好きになって その気持ちを相手に伝えても 殆どその気持ちを受け入れてもらえませんでした。

    私は現在もそうですが 異性を見るときに相手の外見にはそれほどこだわりません。頭の回転が遅い相手とは話が合わない様に思いますから 機転がきいて楽しくおしゃべりできそうな女の子を好きになりました。外見にはこだわらないと言いながら 結構拘っていたのかもしれません。派手な顔立ちや服装 化粧の濃い女の子は 大嫌いでした。性格的には 出しゃばりの女の子は苦手で 大人しくて控えめな女の子が好みでした。

    ずっと振られ続けていましたから自分なりに慎重に女の子を好きになるようになり この子なら恐らく自分の気持ちを受け入れてもらえるかと期待して 思いを伝えましたがなかなか上手くはいきませんでした。いいお友達にはなんとかなれるのだけれども そこから先に進もうとしては失敗を繰り返しました。

    勿論私の人間性に嫌われる要素が少なからずあってのことだとは思いますが 若い頃にはそうとは考えられずに 全て外見の拙さに起因していると思い悩み 自分は一生女性とお付き合いなんかできないと思い込んで 果てしなく落ち込んでしまいました。そんな事で 二十歳を過ぎても悲しい童貞野郎でしたが ひょんなことから女性と付き合うことが出来ました。

    ただ正直に申し上げて 私はその女の子が心の底から好きではありませんでした。ただ女性の体の魅力に引きつけられて 暫くお付き合いを続けてしまいました。でも気持ちが伴わないお付き合いでしたから あっさりと別れる時が来ました。でもそのお付き合いをした経験で 女性についてかなり色んなことを学びました。

    どうやら残念なことに 本当に大人しくて控えめな純情そのものの女の子なんてこの世の中には存在しないらしいことも 何となく分かってきました。表面的には どんなに可愛らしい清楚な女の子も 一皮むけば ズルくて エロくて 自分勝手な存在であることが うっすらとではありますが 飲み込めてきました。勿論男だってそれこそ若いうちは 一日の大半をエロい事ばかり考えているし せこくて どうしょうもない位に情けなくて恥ずかしい存在なのですから 女性にだけ崇高な理想を求めても仕方がない事が理解できました。

    自分の存在を客観的に見直して 女性に過大な期待を抱かなくなってからは 女性の存在をかえって身近に感じられるようになり なんとか頑張れば女性とお付き合いができるようになりました。それでもやっぱり私が女の子に求めるのは 優しくて大人しくて控えめな事です。

    でも現実はそうはいかないこともよく分かっています。現在の奥様も 非常に頭の回転が速くて 話していてとても楽しいのですが 余りに口が立ちすぎるので 口げんかになっても必ず私が言い負かされてしまいます。外見は勿論年齢的に致し方のない事ですがおばさん体形であります。でもその笑顔は最高にチャーミングだとも思います。奥様はいわゆる口八丁手八丁で 口もたちますが 何をやらせても 人並み以上にできてしまいますから 明らかに私では太刀打ちできません。とても大人しくて控えめな女性ではありません。でも私のように腰抜けのダメ男にはもったいない位よく出来た奥様だと思います。ですからこれからもずっといい夫婦でいられるように頑張ろうと思います。

    この世の中に 大人しくて控えめで純情な女の子はいないと断言しましたが、乃木坂のナーチャンとマイマイだけは 大人しくて控えめで純情そのものの女の子だと 私は今でも固く信じています。

  • 11月21日 高倉健さんが亡くなられました

    日本の大切な掛替えのない宝を失ってしまったようで 非常に悲しいです。私の健さんのイメージとしては 後年の寡黙でダンディーな男性よりも やはり東映の任侠映画の主役を務めておられたころの方が鮮烈です。鶴田浩二さんや藤純子さんとヤクザなんだけれど 正義の味方を演じておられたころが大好きでした。当時は健さんみたいなヤクザになりたい若者は凄く沢山いたと思います。

    その後のヤクザ映画、例えば「仁義なき戦い」や「日本の首領(ドン)」のシリーズは それなりに面白くて好きですし ある程度こちらの方がヤクザとしてはリアルなのかもしれませんが やはり健さんのように 弱きを助け強きをくじくヤクザ映画の方が 安心してみていられて好きでした。我慢に我慢を重ねた健さんが 最後の最後に切り込みに行く場面、殆どの映画が似たような筋立てでしたが 最高にカッコよくてワクワクしました。

    その後 あれだけ任侠映画の主役を務めた健さんが 無口で不器用なのは変わらないけれど 何とも言えぬ暖かさと包容力を表現する役どころにに見事にイメージチェンジされたのは 凄いと思います。「幸福の黄色いハンカチ」や「遥かなる山の呼び声」では影のあるでもすごく優しい男を演じて日本アカデミー賞やブルーリボン賞の主演男優賞を受賞されて日本を代表する役者になられたのは ごく自然な流れのようにも思えますが 健さん本人の役者としての能力の高さの所以だと思います。

    健さんがその経歴からして 超一流の役者であるのは間違いのない事だと思いますが そのあまりに謙虚な人柄の為に撮影現場が戸惑い困ってしまったエピソードは幾らでもあるみたいですので 敢えてここではそこの部分には触れません。私は初めて見た任侠映画での健さんのあまりのカッコいい演技に惚れ込んでしまいましたので 健さんが男前なのかどうか さっぱり分かりません。常に私の中でカッコいい男のナンバーワンでした。

    私はこのブログでキムタクや福山君のような美男子が大好きだと何度も書きましたが 健さんが美男子なのかどうかは判断したくもありませんし好きな男性のナンバーワンのままお亡くなりになられたので 多分これからもずっと不動のナンバーワンだと思います。現在のところ女の子では 乃木坂のナーチャンが断トツのナンバーワンですが こちらは恐らく一二年で他の女の子と入れ替わると思います。

    健さんは結婚されて数年で離婚されて ご家族には恵まれなかったのかもしれません。一般論的には 離婚された奥様が典型的な悪妻だったと言われていますが 健さんはその奥様が亡くなられてからも お墓参りを続けておられたのだそうなので 健さんにとってはそれほど悪妻ではなかったのかもしれないと思います。

    私も一度離婚を経験していますが 現在の奥様と巡り合えて変則的な形ではありますがともに暮らせて それなりに幸せを感じております。晩年の健さんの周囲がどのような環境であったのかなど全く知りませんが 健さんがお亡くなりになられた時に 寂しい気持ちでなかったのならうれしいと思います。文末になりましたが 心より健さんのご冥福をお祈りいたします。