Dr.喜作のブログ

2016年5月 の記事一覧

  • 5月31日 私は錦織圭君の全仏での活躍が喜べません

    誤解を招かないように 最初に申し上げておきますが 私は取り立ててテニスと言うスポーツに興味がありません。錦織選手が 日本のテニス史上でも最高の成績を上げている 素晴らしい選手であることぐらいは 勿論認識していますし 日本人としては応援する気持ちもあります。しかし今回の全仏オープンでの活躍は 正直応援できません。勿論錦織選手に責任があるわけではありませんが テレビ東京が 全仏オープンの錦織君の試合を生中継することに決めたのがいけませんでした。

    日本でいうと 丁度日曜日の深夜 と言うか月曜日の早朝に 丁度錦織君の試合が組まれていたために 私が一週間で一番楽しみにしている番組「乃木坂工事中」と「欅って書けない」と言う番組の放送が 二週間吹っ飛んでしまったのです。「欅って書けない」と言う番組は関東ローカルですから 勿論関西では放送されていませんが 月曜日の朝にはユーチューブでアップされていますから 関西でもその番組は視聴できるのです。

    正直な気持ち 五年目を迎えた乃木坂の番組「乃木坂工事中」は はっきり言ってマンネリ化していて 以前ほどには楽しめなくなっていますが それでも大好きなナーちゃんやもうすぐ卒業してしまうマイマイが見られるので 依然として非常に楽しみにしている番組であることには間違いありません。姉妹グループである欅坂の冠番組「欅って書けない」は デビュー直後の初々しいメンバーのかなり素に近い表情が楽しめますから 月曜日の朝インターネットのユーチューブをチェックするときが 私にとっては至福の時間でした。

    所が 錦織君が全仏で頑張っているために テレ東が生中継を決行するという愚かな決断をしたために 乃木坂、欅坂ファンの最大の楽しみを奪ってしまっているのです。私としてはテレ東の番組編成の決定権を持っている人間に きちんと謝罪してほしい気持ちです。お詫びをしたうえで この二週分の放送をどこかに枠を取ってきちんと放送すべきだと思います。

    たかが深夜に放送している番組ですが その放送を非常に楽しみにしている人間が 相当数いるのは間違いありません。乃木坂のコンサートのチケットもかなりプラチナ化していて入手がかなり難しい状況ですし、欅坂のデビュー曲は 発売一週間で二十万枚以上も売れたのです。「乃木坂工事中」と「欅って書けない」と言う番組を制作して放送してくれているテレビ東京さんには非常に感謝していますが それらの番組を非常に楽しみにしているファンの気持ちを踏みにじるような番組編成は今後二度としないように 強く望みます。栗太郎の笑顔を見ないと 仕事に対する意欲が低下してしまいますから。

  • 5月30日 1868年の本日 沖田総司が25歳で亡くなりました

    明治維新の時期の 幕府側の数少ないスターの一人と言えるのかもしれません。私たちは後世になってから振り返りますから 長く続いた江戸幕府が倒れ 新政府が出来上がるのは当然の流れと思ってしまいます。当時は尊王の気持ちと攘夷の気持ちは 日本人としては持っていても当然なのかもしれませんけれども 倒幕の思想が新撰組の人たちにとって 現実的ではなかったのも致し方の無かったことかもしれません。

    江戸の片隅でくすぶっていたのが 浪士隊結成と言う機会に遭遇し上洛して 運よく会津藩の後ろ盾を得て 新撰組の一番隊組長となりました。上洛する機会がなければ 単に田舎の剣の達人で一生を終えていたのかもしれません。新撰組は幕府に敵対する勢力を排除するために結成されましたから その目的に従って 優秀な剣士として仕事に励んでいたのだそうです。

    テレビドラマや映画では 若くて明るい性格で剣の達人であり 早くに病死する いかにも女性の喜びそうなキャラクターですから 若くて男前の俳優さんが演じられることが多いようです。まあ実際には 残されている資料によると それほど男前ではなかったようです。後世にまで かなり良いイメージで名前が残っているのですから 若くして亡くなられた割には 羨ましい存在ではありますが その生き方は自分で選んだものかと言うと 若干疑問です。九歳の時から 近藤勇の道場である 試衛館に入門して その道場全体で 浪士組に参加するべく上洛しました。自然の流れで 新撰組の一番隊組長を務めるようになりましたから 勿論本人の意思で上洛し 組長を務めたのでしょうが 確固たる信念があって そのような道を選んだのかどうかはよく分りません。

    剣の達人が集まった新撰組でも その技量は一番であったろうと言われていますから 天賦の才に恵まれていたのかもしれません。ただ若くして結核と言う当時としては不治の病に侵されましたので 残念ながら短命に終わられました。幕末と言う 世の中の変革が日本の歴史的にも 一番の激動期でしたから どのような形で近代の日本が出来上がっていくのかを 見定めるぐらいまでは生きていたかったのではないでしょうか。

    新撰組と言う 消滅していく徳川幕府を支えるべく結成された組織で 懸命に生きた方でしたが 剣士としては病に倒れるのではなくて 戦場での死を望まれたのかもしれません。あまりに短すぎた人生でしたけれども 人気のあるキャラクターとして名を残したことは見方によっては 幸せだったのかもしれませんが 自分の事としては似たような人生は 到底望めません。どうぞ安らかにお眠り下さい。

  • 5月29日 オバマ大統領の広島訪問について思う事

    オバマ大統領が 広島を訪問してくれたことは 取り敢えず大いに評価すべきことだと 私は思います。演説の内容はどこか具体的でない雰囲気でしたし 謝罪のしの字もなかったように思います。日本は立場的に世界で唯一の被爆国であり 原爆を投下されたことで甚大な損害 被害をこうむったのですから アメリカに謝罪を求めたくなる気持ちも分らないではありません。

    しかし客観的に考えれば 当時日本とアメリカは戦争をしていたのです。その状況の中で たまたま完成した新兵器をアメリカが使用してしまった と言う事に過ぎないのかもしれません。互いに相手国を倒すために死力を尽くしていたのです。その状況の中で 偶然に核兵器と言う恐ろしい兵器が完成してしまったのですから アメリカがその武器を使用してしまったとしても 一方的に攻められることではないように思いますし、その武器を使用したことについての謝罪を求めるのは 何となく筋違いなのではないかと思ってしまいます。

    唯一の被爆国である日本にしたら 現在でも被曝によって苦しんでおられる被害者の方がいらっしゃるのですから どれだけ時が流れても 原爆を使用したアメリカに対する憎しみや敵意が消えないのは 致し方の無い事かもしれません。アメリカに住んでいる日本人が たまたま会話の中でヒロシマと言う地名が出てきただけで「ヒロシマの責任を問うのなら、パールハーバーの責任はどうなるのだ」等と議論を吹きかけられることが少なくなかったのだそうです。アメリカ人が「ヒロシマ」と言う地名に過敏に反応してしまうのは ひょっとしたらほんの少しは原爆を使用してしまったことに 罪の意識があるのかもしれません。でもその意識を素直に肯定できないので 日本が宣戦布告前に真珠湾攻撃をしてしまった と言うルール違反の責任とすり替えてしまっているのかもしれません。

    現にオバマさんから謝罪の言葉を日本が期待している と言ったニュースがアメリカに流れたことで 激怒しているアメリカ人が少なからずいることが 報道されていました。現在でもアメリカでは戦勝記念日に お祝いの行事が続いているのだそうです。オバマさんとしても原爆を投下したヒロシマをわざわざ訪問すること自体 かなり敷居が高かったはずです。訪問して前向きの演説をしていただけただけでも これまでの原爆に関する日米関係から見れば 大きく前進できたように思います。

    更に当時の日本国民の感情を考慮すれば 被爆したことによって 軍部も政府も天皇陛下も敗戦を覚悟できたのかもしれません。被爆していなくて戦争が続いていたら 沖縄が占領されたからには 日本本土が戦場と化する可能性があり 日本の被害はさらに甚大になっていたかもしれないのです。日本が初めて経験する敗戦を思いきらせてくれたのはある意味原爆であったのかもしれません。これ以上書くと 被爆された方に申し訳ありませんので これで終りにしますが 取り敢えず初めてヒロシマに来てくれたオバマ大統領には 拍手を贈りたい気持ちです。

  • 5月28日 年をとると言う事

    本日 ホテルでかなりの高齢犬(17歳)をお預かりしています。人間でいうと90歳近いご高齢ですから 慎重に丁寧に扱う必要があります。若い頃から来院して頂いている患者さんなので お預かりしていますが 年をとってからは かなり面倒な存在になっています。年をとっていますから 目も殆ど見えていない様子だし耳もあまり聞こえていなさそうです。筋肉も衰えてしまって ふらふらしながら立ち上がるのがやっとです。その上頭までボケてしまっていますから 迂闊に頭の辺りを触ろうとすると そういうときだけは素早く反応して 咬みついてきます。

    正直申し上げて 非常に扱いづらい存在になってしまっています。当然ですが若い頃は 元気だしボケてもいないので それなりに懐いてくれて 可愛らしく思える犬でした。所が 現在はかなり困った存在になってしまっています。以前はお預かりした時に いつもシャンプーをしてきれいにしてからお返ししていました。所が現在では 下手に触ろうとすると やたらと咬みついてくるので さすがにトリマーさんがねをあげて もうシャンプーするのは無理だと言われました。

    私も正直 ホテルの予約が入れば 有難いことだと感謝しますが この子の時だけは 面倒だと思ってしまいます。別に預かっている間は朝夕に裏の運動場にだして 暫くつないでおいて排便排尿をさせる事と餌、水を与えるだけですから それほど面倒なことはありません。しかしこの子は 運動場に出すまでがよろけてしまって一苦労だし、ボケているので排便排尿のタイミングがずれていて 犬舎の中でされてしまうことがしばしばです。更にエサや水を与えても多少は飲んだり食べたりしていますが 半分以上は器ごとひっくり返して散らかしてくれます。

    まあ犬も人間も確実に年は取るわけですし 私自身もかなり年をとってきています。髪は真っ白になっていますし そのボリュームもかなり寂しくなってきています。目も見えづらくなっていますし 耳も確実に遠くなっています。ちょっとした階段を駆け上がればすぐに息が切れます。いずれは私も奥様に相当なご迷惑をかけることになるのかもしれません。その場合 自分が邪険に扱われるのが嫌なので このご高齢の犬に対しても 出来るだけ優しく丁寧に扱うように心掛けています。

    私の場合は かかりつけの先生から 死ぬとしたら脳梗塞だと思っていてください、と言われております。非常に優秀な先生ですから 恐らくその予想は当たるだろうと思っています。脳梗塞とは 血液に塊が出来て それが脳の血管に詰まってしまって 起こる病気です。その為にワーファリンと言う血液をサラサラにする薬を飲んでいます。その薬を飲んでいるので 納豆や青汁は禁止されています。青汁はまあいいのですが 納豆はときどき無性に食べたくなることがあります。

    兎に角脳梗塞で一気に死んでくれたらいいのですが 予想よりも軽く済んでしまって 障害が残ったまま生き残ってしまった場合が心配です。何しろ脳の血管が詰まってしまった後の障害ですから 体が思うように動かなくなったり 記憶のある部分が飛んでしまったり、まともに喋れなくなってしまったりすることが予想されます。私はまともに生きている現在でも 奥様に大変な迷惑や面倒をかけながら過ごしていることを自覚しています。

    ですから人生の終わり際にまでなって 更に奥様に迷惑をかけることを潔しとはしません。かといって生き残ってしまってから 自らの人生を終わらせるだけの勇気も持ち合わせていないことは間違いありません。なので もしある程度年齢が進んでから 脳梗塞を発症した時には 一切治療を希望しません。障害が残りながら生きながらえても 自分が苦しくて惨めなだけですし 更に奥様に余計な負担をかけてしまうだけだからです。

    なるべくそんな時が来ることは 先の話になってほしいのですが いずれそのような時が訪れるのは間違いないことですから その辺りの事を奥様や周囲の人間と十分に相談しておこうと思っています。人一倍怖がりな私ですから そんな日が来ないことを望みますが 何時か間違いなくそんな日はやってきます。人間生き様も大事ですが 見苦しくない死に様も大事だと思っています。

  • 5月27日 1235年の本日 小倉百人一首が 完成したのだそうです

    完成したと言いましても もともとある和歌から 藤原定家が百種を選び終わったのが本日なのでしょうか。それとも現在のかるた競技のように上の句を読んで下の句の書いた札を取り合う形式が完成したのが本日なのでしょうか。小倉と言う名称になっているのは 京都にある小倉山の山荘に 定家がこもって和歌の選定をしたからなのだそうです。恥ずかしながら子供の頃の我が家には 百人一首と言う高級なかるたは存在しませんでした。日本昔話を題材にしたカルタや アニメのキャラクターが登場する子供向けのカルタは正月などに家族で遊んだ記憶があります。

    百人一首のカルタに触れたのは 祖母ちゃんの家に帰省した時に 従妹たちと坊主めくりをした時ぐらいのものでした。ルール自体があやふやだったのでネットで検索したところ どうも私が遊んでいた坊主めくりは ローカルルールがかなり幅を利かせていたようで 一般的なルールとは異なっていたのかもしれません。まあ何にしても百人一首なんていう高級な遊びとは 全く無縁の生活をしていました。

    中学に入ったころに 上の句を読み上げられて 下の句の書いた札を取る 難しいカルタ遊びがあることは知りましたが 勿論和歌なんかに全く興味がない私はただの一首も知りませんでした。高校に入ってから 国語の授業で百人一首を教材として取り上げられたので 仕方なしに副教材である歌集を手に取って 初めてその和歌たちと出会いました。百人一首の授業が終わった時期に 国語の授業時間に畳の部屋に集合させられて クラスで百人一首のかるた大会が行われました。

    私は殆ど初めて百人一首の和歌に接したわけで 気に入って覚えた和歌がほんの五首位のものでしたし 上の句を最後まで言わないと下の句が出てきませんから 一枚も取れませんでした。五六人のグループに分かれて カルタ取りをしました。読み上げはテープの録音を再生して 各グループ一斉に始まりました。各グループに一人二人は 結構早いタイミングで札を押さえていました。やはり経験者にはかなうはずもないので 全然取れなくても別に悔しくもありませんでした。

    各グループの一位の人が集まって 決勝戦が行われましたが 一人だけ抜群に強い人がいました。誰あろう 私の自慢の同級生 井田由美さんでした。井田さんは 「今日は何の日カレンダー」のお誕生日の欄に登場していましたから 正真正銘の有名人だと思います。日本テレビのアナウンサーとして 夕方や夜の報道番組で メインキャスターを務めていて 私と同じ年ですから勿論現場には登場しませんが 日本テレビアナウンス部でも上から何番目かの役職について活躍されているはずの方です。

    井田さんは とにかく美人で頭が良くて お上品でしたから クラスでも特異な存在でしたので 私は井田さんの事をはっきりと覚えています。勿論あちらにしてみれば 私は平凡な同級生の一人にすぎませんから 私が二学期に書記と言う彼女と同じ役職について 一緒に書記の集まりに参加したことまではっきりと覚えていますが 彼女にしてみれば 全く記憶の片隅にも残っていないと思います。何しろ美人として有名な井田さんが乗る車両は 男子学生が詰めかけるので 混み方が違うとまで言われたほどの 方でしたから 私は彼女の事はかなり鮮明に覚えています。

    私が百人一首をカルタ取りとして 遊んだのは後にも先にもその時だけでしたから 結構はっきりと覚えていました。やっぱり育ちの良いお嬢様は 私たち庶民とは 遊ぶカルタでさえこれだけ違うのだと痛感しました。一般教養的なたしなみとして 代表的な歌だけでも 覚えておこうと努力した時期もありましたが 根本的にサッパリ興味がわかない事なので 現在では全く身についていません。どうせあと何年かしたら 頭が薄くなって坊主になるのでしょうから せめて坊主の読んだ歌位は覚えておきたいのですが まあ無理でしょう。

  • 5月26日 やっぱりと言うか 案の定と言うか 予想通り アベチャンが消費増税見送りを言い出しました

    私にしてみれば 分り切っていた子どですが アベチャンがリーマンショッククラスの経済危機が来なければ消費税を約束通りに増税する と繰り返し発言していたことは どなたもよくご存知だと思います。つい先日GDPが半年ぶりに若干プラスに転じたことを 得意そうに発表していましたから不思議に思っていましたら その舌の根も乾かないうちに 散々探し回って やっとこさ見付けたリーマンショックに匹敵する景気低迷の材料として 消費者物価の変動が リーマンショックの時と似たような変動をしていることを理由に 増税を再延期するらしいのです。

    前回 消費税の増税を延期したのも選挙の直前でしたが 今回の再延期もまた参院選の直前です。消費税の増税するスケジュールは 国会で国会議員が議決した事ですから 日本で一番重大な決定事項のはずです。それもアベチャン自身が増税に賛成して決まったことのはずです。民主党、自民党、公明党議員によって賛成多数で決定された 非常に重要な事案のはずです。

    そんな重大事案を アベチャンの都合 と言うか選挙を自民党に有利にするため 等と言う私利私欲のために 勝手に再延期しても良いのでしょうか。それもタイミングを計ったようにサミットが始まろうとしたときに 言い出したのです。各国首脳から 再延期もやむを得ないだろうという援護射撃でも期待しているのでしょうか。恐らく首脳たちがリーマンショックに匹敵するような経済危機 等と言う絵空事に 失笑するだけで終わると思います。

    日本人はおろかですから 本当に目先の事しか考えられない悲しい人たちです。取り敢えず消費税の増税の見送りを決めてくれたのはアベチャンだから 今度の選挙もアベチャンの自民党に投票しようと 短絡的に考えてしまう人が少なからずいるはずです。しかし、落ち着いて 冷静になって よーーく考えてみれば アベチャンが推し進めてきたアベノミクスと言う経済政策が 大失敗であったことを 国民が気づいて それから本人が認めるべきだと思います。認めるだけではなくて 国民をだまくらかして 結局は期待外れに終わらせたのですから 国民に対して 十分な謝罪をするべきだと思います。謝るだけではなくて アベノミクスが始まってから 皆その言葉の心地よい響きに耳を奪われている間に 現実には諸々の税金が 上がっていますし 年金の支給額や色んなサービスの質が確実に低下していますから それらの改悪を元に戻す努力をするべきだと思います。

    前回の繰り返しになりますが 消費税が上がれば それを財源として 国民へのサービスが始まる予定になっているのです。増税が見送られれば 国民が受けられるサービスも見送りになってしまうのです。愚かな人たちは 目先の増税が無くなることには喜ぶけれども それによって受けられなくなるサービスには全然気づかないのです。そもそもがアベノミクスで起こったことは現実的には 円安に誘導した事だけと言っても過言ではないと思います。

    円安誘導は歴代の首相たちがやりたくてもなかなか実行できなかったことですから それを成し遂げたことは評価されるべきなのかもしれません。でもこの円安への誘導が本当に日本にとってプラスになったのかどうかと言うと 私は大いに疑問を感じます。日本は資源の乏しいちっぽけな国ですから 基本的に資源を輸入して 加工して付加価値を高めて 輸出して稼いでいる国です。ですから 円安になれば 相対的に外国での販売価格が安くなるので売れやすくなるし 目先の事だけを考えると輸出に頼っている日本にとってはありがたいことが多いように見えます。

    しかし冷静になって考えれば 円の価値が十パーセント以上も下がったと言う事は 日本の所有するすべての財産の価値も 十パーセント以上下落したことになるのです。日本と言う国の価値が十パーセント以上も低下してしまったのです。この現象を客観的に見て喜んでいていいのでしょうか。理詰めにものを考えられるドイツ人たちは マルクが切り上げられると 勿論輸出をすることに関しては苦しくなるけれども 自分たちの所有している財産の価値が上昇したことを喜んで 乾杯するのだそうです。

    日本人も もう少しでいいから 目先の出来事にとらわれ過ぎないで 冷静になって先を見通して行くことを心掛けるべきではないでしょうか。偉そうなことを申し上げている私も 新聞やテレビのニュースで聞きかじった 浅くて軟弱な知識で発言しているだけですから 説得力に欠けるのだと思います。世の中には 私よりもずっと賢くて 未来を予見できる方たちが 沢山いらっしゃると思いますから 明るい日本 住みやすい日本へ導いて下さることを心から期待しております。

     

  • 5月25日 お給料日の定番は今でも25日なのでしょうか

    フィラリアの毎月の投薬日を決めるのに 今頃になると「お給料日で忘れにくいから25日にしましょう」と飼い主さんに提案することが多いのですが 果たして現在でもお給料日と言えば25日の場合が多いのでしょうか。何しろ 自分が開業してからは どちらかと言うとお給料を支払う立場になりましたから その日が楽しみにならなくなってしまいました。これまで当院で働いていただいた方は 結構いらっしゃいましたが 全て時間給で支払っていましたので 殆どの場合月末で締めて その時間数から支払う金額を計算して 翌月の始めに支払っていました。

    奥様には 生活費として決まった金額を大体二十日前後にお支払いしていますが 時々ウッカリして支払いを忘れていて 請求されてから慌ててお支払いする場合もあります。自分の分の生活費は 一応申告するためには 月々決まった金額を受け取っていることになっていますが 適当に必要に応じて病院にあるお金を使っています。私は凄く文化レベルの低い生活をしていますから 自分の出費の大部分が食費です。恥かしい話ですが エンゲル係数が凄く高い生活をしています。

    私の場合 趣味と言っても たまに奥様と二人で時間の空いた昼間に料金設定の安いカラオケ屋さんに通うぐらいのものです。それ以外にお金のかかる趣味は全くありません。大学生の頃には 学生同士で僅かなレートの賭けマージャンをやった記憶はありますし、パチンコをしてチョコレートでも沢山獲得して 所属する合唱団の女の子に配って人気取りをしようと頑張ったことはあります。しかしパチンコはあくまでも時間つぶし、+αとして女の子の関心を引こうとしてのチョコレート狙いでしかありませんでした。その後パチンコでスリーセブン等の機種が登場してからは 当たれば一攫千金 当たらなければすぐにお金と玉が無くなるようになりましたから 興味を無くしてしまい それ以来一切手を出していません。麻雀も相手をしてくれる友達がいませんから もう何十年もやっていません。

    ギャンブルと名のつくものは 競馬も競輪もボートレースも 全く興味がないので一切やったことがありません。中学生の頃に競馬に憧れて テレビで放送する大きなレースの予想を懸命にやってみた位で 実際に馬券を買ったことはありません。お酒も凄く沢山飲んでいそうな体型をしていますが 正月のお屠蘇ぐらいしか嗜みません。自慢じゃありませんが煙草も吸ったことがありません。

    別に品行方正な真面目なお坊ちゃんを目指したわけではありませんが ギャンブルなんてトータルして考えれば大部分の人が大きくマイナスしているはずです。勝った時の自慢話は人にするけれど 誰も大損した情けない話はしていないだけだと思います。そうでなければパチンコ屋さんがあれだけ大儲けしているはずがありません。お酒は気が滅入った時など 飲みたくならないでもありませんが 情けないことに体質的にアルコールを受け付けないみたいで 酔っぱらって気分が良くなる前に 確実に気分が悪くなってしまうのです。たばこなんて百害あって一利なし と若い頃から思っていましたから 周囲の人間がカッコつけて吸い始めましたが 愚かな行為だと腹の中で笑っていました。

    他にも金のかかりそうな趣味は殆どなくて テレビの番組を ブルーレイプレイヤーが勝手に私の興味のありそうな番組を録画してくれるように設定してありますので せっせと見ては消去するぐらいです。後は時間が余ったら ユーチューブで昔のテレビドラマや 吉本新喜劇などを見て笑っています。この二三日は「パンクブーブー」の漫才、コントを見て大笑いしていました。そんな悲惨な生活ですから 食費以外は殆どかかりません。水道光熱費や家賃は毎月支払っているわけではありませんし 洋服なども自分の分は殆どかったことがありません。だからエンゲル係数が凄く高い生活なのです。

    お給料日の話から脱線してしまいましたので 元に戻しますと 民間の会社が25日にお給料日を設定している場合が多いのはなんとなく理由が見当がつきます。家賃やローンの支払いなどが 月末に多いはずですから その前に給料を振り込んでおくことが望ましいからのように思います。私が勤めた塩野義製薬の場合は 何故か十日締めで二十日払いでした。まあお給料日と言っても自分の書類入れに 事務の女の子が 明細書を入れておいてくれるだけの 銀行振り込みでしたから 有難味も何にもありませんでした。

    私は立命館大学を卒業してからのほんの数年を塩野義製薬でサラリーマンとして過ごしましたが 今考えると会社にご迷惑をかけてばかりおりました。基本給は 製薬業界では平均的な金額だったと思いますが それ以外に食卓費と言う名目で外ではたらいた時間数に応じて 一日四千円ぐらいもらっていました。食卓費だけでも月二十万円ぐらい頂いていました。外勤手当と言う名目にしてしまうと課税対象になるので 食卓費と言う名目にしてあるのだと聞いていました。その上独り者の一年目のペーペーでも2LDK位のそこそこのアパートを借りてくれていて 家賃も会社が払ってくれていました。車もカローラでしたが 殆ど新車を与えられましたし ガソリンもカードで全額会社が支払ってくれていました。

    仕事は相当にしんどかったですが 凄く恵まれた環境を提供してもらっていました。なのに私はこんな仕事を一生続けるのは嫌だという理由で ほんの二三年で辞めてしまってまた大学に入り直すのですから 会社にすれば迷惑のかけられっぱなしだと思います。本当に申し訳ありませんでした。またまた話が脱線していますが お給料日に戻しましょう。公務員の方々は 何故か月の半ば十五~十八日ごろが多いのだそうです。公務員にはなろうと思ったこともなろうとしたことも 今後なることも全くありませんから どうしてそんな月の半ばにお給料をもらうのか 見当もつきませんし 殆ど興味もありません。

    アルバイトをしているフリーターと言う方も 相当数おられるみたいですが 基本的には二十五日が多いのだそうです。現代では少なくないはずの派遣社員の方も同様の場合が多いみたいですから 二十五日をお給料日として捉えるのは 今でもあながち間違いではないようです。よくテレビドラマで お給料日にはすき焼きやステーキ と所謂ご馳走に決まっているおうちが描かれていることがありましたが 我が家も典型的なサラリーマンの家庭でしたが 何時が父のお給料日なのか など全く気付かずに生活していました。お給料をもらったからと言って別に晩御飯のオカズが豪華になることもなければ お給料日前になると オカズが質素になることもなかったのは 母親が計画性があったからかもしれません。

    私がお給料をもらう事はもうないはずですが 現金のたっぷりと入った給料袋を 会社の上司から受け取るのも悪くはなさそうなので 一度経験してみたかったです。

  • 5月24日 お店のレジの女性について思う事

    スーパーやコンビニで物を買うと 当然ですが レジで代金をお支払いします。その時に応対してくれる女性について いろいろと思う事があります。応対してくれる女性は 近所のスーパーの場合は おばちゃんも多いのですが 若いお姉さんが応対してくれる場合が多いように思います。私も男性ですから 出来たら若くて可愛らしい女性が応対してくれる方が 正直嬉しいのですが 若い女性たちの言葉遣いがいつも気になってしまいます。

    今どきの若い方は レジで代金を受け取るのに 殆どの場合「お預かりします」と言う表現を使っているように思います。接頭語の「お」を付けているから 丁寧な言葉遣いをしているつもりなのかもしれませんが 言葉の意味を取り違えています。預かる と言う動詞は 基本的に返すことを前提として 一時的に自分の手元に置きます と言う意味合いの言葉だと思います。

    こちらは買い物の代金として 支払っているのですから 勿論いずれ返してもらうことなど期待していませんが 預かると言ったら 「いずれは返してもらえるはずじゃないのか」と言いたいのです。「頂く」とか[頂戴します」と言う動詞を使うべきであると思いますが なぜ今の若い方たちは「お預かりします」等と言う間違った言葉をいつどこで学習したのでしょうか。

    恐らくは お若い方たちが子供だった頃からレジで「お預かりします」と言う言葉をさんざん聞いて育ったのかもしれません。ですから自然とそのような状況では そのような言葉遣いをするものなのだと いつの間にか思い込んでしまったのだと思います。だとしたら 我々年配組にも責任があるのかもしれません。勿論言葉が時代とともに変化していくことは 必然的な事だと思いますが 若い方たちが明らかに間違った使い方をしているのに きちんとそれを正そうとしないでいて いつの間にか間違った使い方を用いる人間が多数派であるからと言って その誤った近い方を正しいと解釈されるようになってしまうとしたら 徐々に日本語が崩壊していくようで心配です。そもそもこんな小さな言葉遣いが気になってしまうのは 私の感覚が現代にマッチしていないからかもしれませんが たまにはこんな頑固ジジイがいてもいいのではないでしょうか。

    次にレジでのやり取りで気になるのが つり銭やレシートの渡し方です。女性から見れば こんな醜く太った気持ちの悪いジジイに 触れたくないのは仕方の無い事かもしれませんが 私の掌に放り投げるようにつり銭とレシートを渡す女性がたまにいますから 非常に不愉快になります。逆に極たまに 空いている手を私の掌の下に添えて丁寧に渡してくれる女性もいます。女性の柔らかい掌の感触が 味わえて 別にスケベな意味ではなくて とても嬉しくなってしまう事があります。つり銭がこぼれないようにと言う ほんの小さな心遣いなのだと思いますが そんな風に応対してもらえると 男は本当に単純ですから 明日からまた元気に生きていこう と言う明るい気持ちになるのです。

    些細な事ですが レジ待ちの行列が何列かある時に 普通は一番ならんでいる人数の少ない列に並びますが レジ打ちをしている女性の能力には当然個人差がありますからスムーズに進んでいく行列もあれば もたついて全然進まない行列もあります。主婦の方で 頻繁にそのお店のレジに並んでいる人なら レジ打ちをしている女性の能力を把握できていて 上手にスムーズに進んでいく列に並ぶみたいです。もたついても 時間にしてほんの数分余計に待たされただけなのですが 何故か凄く不愉快な気分になるのは 私の器が小さいからなのでしょうか。もたついているのが まだ慣れていない様子の若い女性なら まだ多少は気もおさまりますが 単にどんくさいだけのおばちゃんだったりすると 何故か人生の大切な時間を無駄遣いしてしまったようなとっても残念な気持ちになる時があります。

    こんな細かいことが気になってしまうのは 私が口うるさいジジイになりつつあるのかもしれません。若い方から なるべくならあまり嫌われたくないので 余計なおしゃべりは控えた方が賢明なのかもしれません。ですが やっぱり間違っていることは間違っていると 文句を言う人間も世の中の為には必要なんじゃないかなあと思ってしまいます。

     

  • 5月23日 59歳の誕生日を迎えました

    あと一年すれば 還暦ですから 正真正銘の 押しも押されぬジジイになってしまいます。ですから嬉しい等と言う感情は全然ありませんが 奥様が忘れずにプレゼントを用意してくださったことだけが 唯一喜ばしいことなのかもしれません。私が普段使っている財布が 多分二三年前のやはり誕生日のプレゼントに頂いたものだと思いますが いつもジーパンのお尻のポケットに突っこんでいますから かなり変形してしまって 擦り切れてしまって 小銭入れのホックもきちんと閉まらなくなっていました。

    以前あまりにみすぼらしいので 買い替えることを奥様から提案されましたが 私としては確かに見てくれは悪くなっていますが 最低限財布としての役割を果たしてくれていると思いましたので そのまま使い続けていました。奥様が仕方なしに誕生日のプレゼントとして デザインなどは殆ど変りませんが 新しいものを贈ってくださいました。確かに新品と見比べると 今までの財布のボロさが際立ちましたから 私としても納得して古い財布を捨ててしまう決意をしました。新しい財布を大事に使っていこうと思います。

    それにしても 自分がもっと若い頃には 還暦を迎えるなんて考えたことがありませんでした。早い方は私と同期でも来年には定年を迎える方がいらっしゃるのかもしれません。但し年金を受け取れるのはまだ先の話みたいなので 当面は体が元気であれば 働けるうちは働いて少しでも稼いでおこうと 考える方が多いのかもしれません。私は自営業者ですから 基本的に国民年金しかもらえません。それも人よりも回り道をした分掛け金を支払った年数が少ないので ほんのお小遣い程度もらえるかどうか と言うのが実情みたいです。なので退職後の生活資金は 基本的には蓄えから切り崩していくことを考えていますので せっせと貯蓄に励んでいるわけです。

    奥様と二人で 南の島に移住して ペンションの経営を始めます。勿論ペンションで稼ごうなんてサラサラ考えてはいません。ただ病院の仕事を辞めた時には 一時的にかなり高額の収入が見込まれますので その収入を次の仕事への投資に回せば 課税対象から外れるのだそうです。ですから名目としてペンションを経営するために土地を購入して 家を建てて ペンションで利用するために車やクルーザーを購入すれば 課税対象となる収入がかなり少なくなると計算しています。但しこの情報はかなり昔に仕入れましたから 現在でもそのまま通用するのかわかりません。友人に経営コンサルタントのような仕事をしている方がいますので 今度機会を作って相談してみようと思っています。

    私には子供がいませんので 病院を継いでくれる人間がいませんので 出来たら開業を考えている獣医さんに 病院の土地と建物 設備の一切合財を買い取ってもらえるとありがたいのです。勿論何十年にもわたって住まわせてもらいましたし 稼がせてもらいましたから 極端な話二束三文でも構いません。出来たら動物病院を継続してもらえる人とうまく巡り合えたら 私の引退は結構早くになるのかもしれません。

    今日たまたま奥様と話したのは それほど立派でなくていいのでキャンピングカーを購入して のんびりと日本をくまなく見て回りたい と言う事でした。仕事を引退してしまえばそれこそ時間はいくらでもありますから のんびりと全国を回って 景色を楽しみ 美味しいものをたらふく頂き 勿論温泉地であればゆったりと温泉に浸かり 日本を堪能したいのです。その為には ある程度体がしっかりと動くうちに そのような生活をスタートすることが肝心だと思います。

    還暦へのカウントダウンが始まりましたから 引退後の事を 妄想ではなくて現実的な予定として捉えて 真剣に考えていこうと思います。何方か似たような充実した老後を実現しておられる方がいらっしゃったら アドバイス頂けると嬉しいです。

     

     

  • 5月22日 消費税について思う事

    現在の所は来年の四月一日から 十パーセントに引き上げられることが決まっています。本来ならもうとっくに引き上げられているはずが 何となく政治家の国民に対するご機嫌取りみたいな形で引き上げが延長されました。私は これまでもこのブログで何度も書いてきましたが 遅くとも来年の四月からは 消費税を十パーセントにしてほしいと思っています。消費税を増税すれば それだけ景気が悪くなるとさんざん言われていますが 果たして本当にそうなんでしょうか。

    勿論私だって世の中の景気が悪いよりはいい方が好ましく思います。しかしたった二パーセント消費税が上がるだけで 景気は悪化するのでしょうか そもそも現在の景気自体が 相当に悪いような気がしていますが 私の感覚がおかしいのでしょうか。現在がそこそこ景気の良い状態なら 消費税の増税で景気が下向くことは 考えられなくもありません。でも現在が相当に悪い景気が消費税が上がってもそんなにひどいことにはならないような気がしますが如何なもんでしょうか。

    世の中には 大企業にお勤めの方や 公務員として働いておられる方が 結構沢山いらっしゃいます。私の様にすごく小規模な自営業を営んでおられる方が一番多いのかもしれません。そんな小規模な自営業の方にとって 本当に消費税が二パーセント上がることがそれほど負担になるのでしょうか。仕入れ金額が上昇しますが 売上金額だって同様に上昇するはずです。

    勿論うちの病院だって 消費税が増税されることによって 患者さんの数が減少することは大いに考えられます。でもその対策として 当院の予防料金や手術料金は もともとが非常に安く設定しています。消費税が増税されるからと言って更に料金を下方修正するつもりはありませんから 患者さんにすれば実質値上げと感じられるのかもしれません。しかし他の病院と比較して頂ければ 一目瞭然だと思いますが もともとの料金設定が非常に低くしてありますし 更に団体割引などを上手に利用して頂ければ 飼い主さんの負担はかなり軽くて済むように 当院としても最大限の努力をしているつもりです。

    ですから 消費税が上がることによって 現実に患者さん数が減ってしまう事は恐ろしい気持ちはありますが 一旦法律として決めた事 つまり国会と言う日本の最高の議決機関で決めたことを 既に一度延長しているのですから 今度こそはきちんと実行してほしいと思います。消費税と言うのは本当は間接税なのですが 毎日のお買い物からさえ支払っていますから 直接税の感覚でとらえられがちです。自分たちのなけなしのお金をむしり取られているように考えている方が多いのかもしれません。

    しかし消費税は社会福祉のために役立てられる財源としても 考えるべきだと思います。もし来年きちんと増税しなければ来年からスタートされるはずの社会福祉サービスが見送られる可能性が強いのだそうです。消費税を少し多めに支払う事によって 自分たちが受けられるサービスが充実するのです。兎に角税金を払う事は 庶民を苦しめることだという 一面的なものの考え方から 増税することによって受けられるサービスが充実して有難いと考える人も必ず存在することに気付くべきだと思います。

    消費税が三パーセントから五パーセントに上がった時も 五パーセントから八パーセントに上がった時もその直後は多少は途惑ったり 間誤付いたりしたかもしれませんが いつの間にか馴染んでしまいました。十パーセントに上がれば 反って計算しやすくなりますし 細かい端数が出にくくなりますから 細かい硬貨を持ち歩かなくてもよくなるのかもしれません。物事悪い面ばかりを取り上げて文句を言うよりも その事で反ってありがたいこともきっとあるはずですから いい面を探して明るく生きていきましょう。